神保町巡り。
まずは、紙魚の会が開かれている東京古書会館を一回りして、宮脇俊三「平安鎌倉史紀行」(講談社)300円を購入。それと、文車の会編「全日本蒐書家リスト」(八木書店)520円なる横長の冊子を購入。古典籍の目録送付者リスト作成にあわせて作られたもののようで、氏名と住所、集めているジャンルが記されている。鉄道関係で、和久田康雄の名前があるかな、と思ったのだが、掲載されていなかった。
続けて、古書店街巡り。
澤口書店の鉄道棚を見ていて、大橋猛敏「八月十五日の汽笛」(永田書房)300円を見つける。この本、別の店で見かけたことがあるのだが、値段が折り合わなかったので、購入を見合わせていたもので、定価が230円ということでこの値段なのだろう。助かる。
秦川堂で、富山ライトレール記録誌編集委員会編「富山ライトレールの誕生」(鹿島出版会)2100円と、韓国の時刻表1998年11月号1000円を購入する。


帰りの車中で、宮脇俊三「平安鎌倉史紀行」再読する。前回は、旅程の洗い出しに気を取られていたのだが、今回は、書かれていることを素直に読む。桓武天皇の立ち位置や、その政策など、歴史の基礎に触れる一方で、歴史の流れに直接は影響を与えなかった、早良親王や、桓武天皇の母である高野新笠に関する史跡を訪れるなど、物語として良い場所を選んでいくものだと感心させられる。

青札古本市が開かれている西部古書会館へ。棚を見ていくと、鉄道書が並んでいる場所があった。文庫や新書、単行本がメインで、どちらかと言えば、白っぽいものなのだが、同じ本が2冊あったりと、一人の蔵書家が放出したものではなさそう。その中から見繕って、萩原良彦「風流車掌日報キップ拝見」(サンデー新書)200円、本城靖久「トーマス・クックの旅」(講談社現代新書)200円、長澤規矩也「新幹線旅行メモ」(真珠書院)200円、金城功「近代沖縄の鉄道と海運」(ひるぎ社)500円、上月木代次「駅長一年生」(朝日新聞社)300円と、別の棚にあった、宇都宮照信・栗原隆司「九州のローカル線肥薩線」(海鳥社)600円を購入する。


和洋会古書展が開かれている東京古書会館へ。収穫は無し。

古書店街巡り。今日から、神保町さくらみちフェスティバル春の古本まつりということで、歩道に出店が出ており、冷やかしていくのだが、ほとんどが冷やかしに終わってしまった。明倫館が出しているワゴンで、多様体の本500円を買っただけ。
その他、先日の「タモリ倶楽部」で取り上げられていた書泉グランデで、インドの時刻表を買ったり、菅村書店でドイツの時刻表を買ったり、100円均一の文庫・新書を買ったりする。
家に帰ってから、買ったドイツ語の時刻表を調べてみると、10冊以上が束になっていたので、時刻表完全版 (Kursbuch Gesamtausgabe)かと思ったら、そうではなく、地域別のものが3冊、都市接続時刻表 (Stadteverbindungen)が11冊、寝台列車(Schlaf-Liegewage)が1冊となっていた。


SLひろばで開かれている、新橋古本まつりへと立ち寄る。鉄道関係では、日本国有鉄道盛岡工事局「鐵道建設物語 盛岡工事局60年のあゆみ」(日本国有鉄道盛岡工事局)1500円、木間瀬恵「まんがはじめて物語36鉄道の安全」(国際情報社)100円、関山栄次「新幹線概史」(新幹線概史刊行会)500円、墨田区立緑図書館「住田の交通往来」(墨田区立緑図書館)800円と、ぼちぼちの収穫。

アマゾン・マーケットプレイスで注文した「Cook's Continental Timetable, August 1939」が届いていた。今日は、海外の時刻表に縁がある日だ。

中央線古書展が開かれている、西部古書会館へ。
棚を見ていると、鉄道に関する趣味誌が並んでおり、そんな中から、「東京人1999年9月号なつかしの鉄道をたずねて。」200円を購入する。以前は、定期刊行雑誌バックナンバーをバラで買うことはしなかったのだが、大屋幸世「蒐書日誌」を読んで、単行本になっている文章でも、できるだけ初出で読みたいとの言動に影響されてのことか。
どうも、コレクターの志向として、雑誌を集め始めると、創刊号から揃えたくなるということも、バックナンバーをあまり買わなかったことの理由。
「鉄道ピクトリアル」「鉄道ファン」「鉄道ジャーナル」は、通販やヤフオクなどで買ったりして、創刊号から持っていたのだが、落語家の柳家小ゑんが、自身の新作落語「鉄の男」を、交通新聞社新書に加えるに当たって、登場人物である主人公が持っている鉄道雑誌を上記3誌に加えて、交通新聞社の出版物である「鉄道ダイヤ情報」を入れたことで、「鉄道ダイヤ情報」も創刊号から集めることになってしまった。まあ、「鉄道ダイヤ情報」は宮脇俊三も愛読していたというから、持っていて損は無いのだが。
話を戻すと、単行本収録されている作品でも、雑誌の初出で読む意義というものは存在する。紙面レイアウトの関係で、文章が変わっていることもあるだろうし、どういう特集の中で、その文章が書かれたか、ということにも意味がある。今回の「東京人」で言えば、宮脇の文章「昭和の鉄道少年、大いに語る」が収録(これは「KAWADE夢ムック 文藝別冊 宮脇俊三」に収められている)されているのだが、単行本で独立した記事として読むよりも、今回の特集である「なつかしの鉄道をたずねて。」との文脈を通して読むべきであろう。そう考えると、単行本収録作品であっても、掲載された雑誌の特集が何であったかを考える必要があるのだが、さすがにとんでもなく手間が掛かりそうなので、やらないだろうが。


趣味の古書展が開かれている東京古書会館へ。
早稲田大学図書館編「早稲田大学図書館館蔵資料図録」というものを手にする。鉄道に関する資料は無かったのだが、定価7000円が1000円ということで、つい買っとなってしまう。定価が高い本が古本として安く売っているのを見ると、つい儲かった気持ちになってしまう。心理学では、こういった判断基準を与えるものを、アンカリングと言うそうな。
篠村書店店頭の棚で、日本国有鉄道・自動車局「国鉄自動車30周年史」函欠1500円が売られていた。まあ、鉄道には直接関係のない資料だし、函欠でも良いか、ということで購入。