守田久盛・神谷牧夫「鉄道路線変せん史探訪Ⅳ 九州の鉄道100年」(A5判、全250ページ、吉井書店1989年2月3日発行、定価2200円)
シリーズ第4作。九州の各路線について、同様のコンセプトで、その建設案段階から実際の建設にまで至る歴史を記したもの。前シリーズでは、大幹線を鷲掴みにする感じだったが、今作では九州の各路線をこまめに扱っていくものとなっている。ただ、扱われているのは戦前の話がほとんどなのに、タイトルに「鉄道100年」と付けるのは、通史のように思われてしまってよろしくない。
守田久盛・大八木正夫・福田光雄「鉄道路線変せん史探訪パートⅢ 真実とロマンを求めて」(A5判、全224ページ、吉井書店1982年10月25日発行、定価2400円)
前作と同様のコンセプトで編まれた第三作。扱われているのは、東京近郊の増線化となっており、新線開業に比べれば地味ではあるが、東京だけでなく日本の通勤・流通に大きな影響を与える事例であり、そういうことが1冊にまとめられているというのは貴重。ただ、扱われている範囲が戦前のみで、調べてみても戦後に関する続編は出ていない模様。
ついでに言うと、ネットでこのシリーズを調べてみると、第4巻が九州、第5巻が北海道となっており、1993年出版の第6巻は目次を見てみると、第1巻と同じ内容の模様。未見なので、断定はできないが。
守田久盛・高島通「続鉄道路線変せん史探訪 真実とロマンを求めて」(A5判、全180ページ、集文社1979年12月25日発行、定価1680円)
前作と同じコンセプトで編まれたもので、扱われているのは東海道支線群、東北支線群、東京駅近辺、清水トンネル、吾妻線、となっている。
二刷以降が吉井書店となっているのも同じ。