広岡友紀「鉄道路線サバイバル 21世紀に躍進する路線はどこだ!?」(B6判、全224ページ、戎光祥出版2009年6月10日発行、定価1600円+税)
通勤電車問題の現状分析としては妥当な本なのだが、著者の他の本と同様、技術知識を持っている自慢、他書のアイデアをあげつらいつつも、それらの本は参考文献としては記さないなど、いつもの悪い所が前面に出たものとなっており、議論の材料たり得ない。
森彰英「鉄道はメディアの大舞台」(B6判、全276ページ、交通新聞社1996年3月25日発行、定価1263円+税)
映画を中心として、鉄道がキーとなる作品を取り上げて、その鉄道的な見どころを紹介したもの。書かれていることは、その作品について調べてみれば分かることが大半で、本書ならではの情報が少ないのが物足りない。
上岡直見「鉄道は地球を救う」(B6判、全242ページ、日本経済評論社1990年11月15日発行、定価2000円+税)
中身はタイトルから想像される通り、鉄道はCO2や再生可能エネルギーの観点から、地球に優しいというもの。鉄道側からの一方的な論じ方で、日本鉄道の特殊事情や、自動車やバスを含めた総合的な交通弱者への配慮などがなされていない。