こんにちは
今回は頼甲が普段愛用している図鑑について
プンスカヽ(`Д´)ノしたいと思います
僕が基本的に使う手持ちの図鑑は大体この以下の8冊です。
山溪の日本甲虫図鑑を除き、どれも北アメリカでよく見られる動植物を記載しています。
今回の問題児は、この中の一冊・・・・
「British Columbia Nature Guide」という本です。
この本はBC州で見られる主な哺乳類、野鳥、昆虫、魚類、植物、etc・・・
等を扱っている言い換えればBC州の自然観察入門マニュアルとして使える便利な本です。
ただし・・・先日この自然観察入門書を読み返しているとあることに気が付きました。
それは・・・・
ヒラメのイラストの左右が逆!!!
この「Pacific Sanddab」は前回の釣りの記事でも登場した、
目の左に寄ったこのヒラメちゃんなのです↓
ヒラメとカレイの学問的な分類は
日本語圏では左右の目の位置で分けられているだけあって、これは致命的ッ!!!
右に目が寄っているためにこれではカレイと間違えてしまいます!
そしてもう一つ、さらに致命傷なものが・・・・
魚のイラストと実際の魚の姿が全然違う!ことです。
この図鑑に記載されている「Ling Cod」という魚、
僕はこのイラストのおかげで今までずっとカレイの仲間と思っていたのですが、
Googleで画像検索してみると・・・「キンムツ」の事でした
キンムツくん↓
(画像はthisfish.infoより拝借いたしました。)
そのほかにもいろいろ植物のイラストの作者がそれぞれ違うのか、
一部だけ雑すぎて違いが分かりにくいイラストが混ざっていたり等、
ところどころちょっと悪い意味でオドロキの内容です
僕は魚と野鳥部門での間違いしかわかりませんが、探せばもっと出てくるかも?
生き物図鑑と間違い探しの本をこよなく愛される方、
この両方の遊び方ををいいとこ取りした珍しい本を
是非ともこの期に購入してみてはいかがでしょうか?