お久しぶりです!
まだ細々と生存しております頼甲です。
もう少し前の話になりますが、
1週間ほどの短い期間の間、頼甲は中国へ滞在する機会がありました
滞在していたのは、中国の内陸部にある湖北省の中の武漢市です。
大きな河川が何本もゆっくりと流れている間に、近代的なビルが立ち並んでいるのが
飛行機の翼越しに見たときの僕の印象でしたよ~。
ここでは一週間ほどの短い期間ですが、
カメラを持って鳥見をするチャンスを得ることができたので
そこで出会えた鳥さんをちょっとだけ紹介していきたいと思います!
また、アジア方面での野鳥に詳しくない僕に同定情報を提供してくださった、
19年目のY印様、ホンマにありがとうございます×10!!!
それでは、武漢市で出会えた鳥さんカモーン~!
まず街路樹で見かけることができたのは「タカサゴモズ」君。
現地の言葉では「棕背伯劳」と呼ばれているようです。
頼甲のライバルに匹敵する虫捕り少年な鳥さんで、
木の上でフクロウのようにあたりを見ながら、
虫を見つけるとシューっと飛び降りてきます。
嘴の形もさることながら、さすが猛禽類(仮免)だなぁ~
日本のドバトの変わりに見ることができたのはこのハトさん。
和名では「カノコバト」、
中国語では「珠颈斑鸠」と呼ばれています。
首の後ろにブラウン管テレビの砂嵐のような模様が広がっていて、
首の後ろが4次元空間に繋がっていそうな不思議な印象を受けるハトさんですね
ちなみに僕は飛んでいるハトとチョウゲンポウを区別するのが下手っぴーで、
飛び去る後姿を見るころになって初めて「アレはチョウゲンポウだった~っ!」
と気がつくどんくさい目をしています
印象では、ハトは灰色、チョウゲンポウは茶色っぽい白で区別が付くのですが、
カノコバノの色合いは僕の目にとってはチョウゲンポウ詐欺なんです
結構いろいろなところで見かけるこんな鳥さんも↓
和名では「シキチョウ」、中国語では「鵲鴝」というお名前。
始めはミソサザイ科の鳥かなぁって予想していたらツグミ科の鳥さんでした。
シキチョウという名前なのに現物は白黒とはなんという詐欺。
しかしとても綺麗な「ピーチーポーチーィ♪」と言うさえずり声の持ち主で、
声を聞いているうちにジャングルを探検しているような気分になる鳥です♪
次はビルの上にいたこの鳥さん↓
日本でもおなじみの「カササギ」君です。
写真ではわかりにくいですが、オーロラの夜空のごとく青と緑がかった黒い翼に、
雪のような白い帯模様がとても映える美しい鳥です!!
この鳥さんは実は僕もロッキー山脈に行ったときに2回ほど遭遇しています。
見た目も美人な鳥な上に、世界のあちこちにいるなんて、まさに八方美人だわ~!
ちなみに中国語では「喜鵲」と福を呼ぶラッキーな鳥としても愛されています(もう最強)
カササギの次はカササギのライバル?とも言える、この鳥さん↓
(この日は幼鳥が多く見れました。)
東日本ではおなじみのカラスの仲間「オナガ」君です。
中国語ではまたしても縁起の良さそうな「灰喜鹊」という名前の持ち主。
ビックリするほど数が多いです!声もギャーギャーと見た目を裏切る荒々しさ!
オナガは40年程前には武漢では見かけなかった鳥だと聞きました。
武漢には日本のようにカラスが全くいないので、その分安心して繁殖できるのかも?
カラスに匹敵するほど頭がいいらしいのですが、
さすがにゴミ箱をあさったりはしません(たぶん)
余談ですが日本では西日本(九州)のカササギ組と、東日本のオナガ組、
ニッチが似ているために、ニッチの競争があるらしいですね
この二組は武漢では一緒にお酒を飲んでそうな位、おんなじ場所に生息しています。
ちなみに今回鳥見をしていたのはこんな場所↓です。
武漢は近年急速な発展を遂げ、ビルがたくさん立ち並ぶ地方経済の中心です。
しかしその発展に取り残された寺院周辺や、昔ながらの住宅地、
街路樹を多く植えた新しい舗装道路のおかげで
意外なほど鳥さんに出会うことができます。
しかし、空は川からの濃いスモッグのような水蒸気と排気ガスが混ざった
濃いもやがかかっているため、写真がどうしても暗くなったり、
空の部分がが白飛びしたりと結構悩まされました
さて、これがすべて出会えた鳥さんではないのですが、眠たいので今日はここまで~。
続きは次のハレー彗星が地球を通過するまでには書けると思いますっ!