No.155 ナガサキスズメダイ スズキ目スズメダイ科 海水魚
初釣日場 2010.8.21 和歌山県古座川
ナガサキスズメダイ 2010.8.21 和歌山県古座川 えさ:塩いそめ(写真1~5同個体)
漁港からの見釣りで釣れたナガサキスズメダイ。 スズメダイの仲間は似たような魚が多く、種の同定に苦労した。
この当時は釣魚写真の撮り方に迷走していた時期でもあり、また、種の同定の資料にもなるようにと、この個体は撮り方を変えて数カット撮影した。 以下も全て同じ個体の写真。
このカットはバケツの中で手に乗せて撮ったもの。 水に浸けるヒレがとふわりと開き、自然の姿に一番近いかな、ということでトップ写真に。
人間の指も写り込んでいるところは何とも言えない部分ではあるが、指が比較対象物になることで魚の大きさがわかるから、これはこれでアリかな、と。
釣り上げた直後を、手に乗せて
掲載順序が前後したが、このカットが最初の一枚。 釣り上げてフックがまだ付いているところを左手に乗せて、右手でコンデジのシャッターを切っている。
一度でも地面に置くと砂が付いていやらしくなるから、全て空中での作業。 どちらかというと、とりあえずの一枚、といったところだろうか。
写真1と比べると水に浸かっていない分、ヒレがひっついてしまっていて、自然な感じはない。
この後バケツに活かして、ほかのカットを撮っている。
濡らしたコンクリートに置いて
魚単独の写真。 余計なものが写り込んでいないがその分、比較対象となるものがなく、魚の大きさが伝わりにくい。 実寸は9センチほどであるが、「20センチだよ」と言われると20センチに見えなくもない。
コンクリートを濡らしても、ヒレは開かない。
濡らしたコンクリートに置いて、ジッポライターと
比較対象物を入れることによって、魚のだいたいの大きさがわかるようになる。 写真3と比べると、魚が小さく感じる。
しかしこの写真では魚の長さ方向に並べてジッポライターを置いてしまったため、引いた絵になり、上下の余白部分が大きくなってしまった。 ジッポライターは魚の上か下に、魚と平行に並べて置いたほうがよかったかもしれない。
濡らしたコンクリートに置いて、フラッシュ撮影
写真3と同じ場面を、フラッシュを使って撮影。 このときは日中の12時台で明るく、意図的にフラッシュを使ったかどうかは忘れてしまったが、フラッシュなしの写真3のほうが、写真的にはよいと思う。
しかしフラッシュを使うことによって、影になるような暗い部分の模様も写し出されたりするから、記録写真としては、日中のフラッシュ使用もアリだと思う。