なんや蒸し暑い日が続きますね
皆さん、体調崩していませんか?
エアコンは冷房より、除湿の方が寒く感じてしまうのは私だけ?
上手にエアコンを使って快適にすごしてくださいね。
さぁて、はじめましょうか
月1回の短歌講座で天王寺へ通ってます。
なみの亜子センセイに教えていただいたことなどをちょこっとお裾分け。
今回はお馴染みshuuさんです。(前回は→2024.4.27)
今回も題詠から。
●〇〇●〇〇● 題詠 「背」 1
今日もまた「猫背になってる」と背に触れる八〇代が六〇代の
ーーーーーーーーーーーーーーーshuuさん
添削後
会えば「また猫背になってる」と背をなでる八〇代が六〇代の
亜子センセイの解説
「今日もまた」の詠み出しがやや流している感じ。作者がどこにいるのかも気になる。
ライカより
そうそうshuuさんの背筋はいつもぴーんとしてるんです。
尼崎の商店街を闊歩していた姉妹?全くお揃いのお召し物。背筋ぴーん。
●〇〇●〇〇● 題詠 「背」 2
柱には背くらべの跡残りおり鉛筆持ちて「はなちゃんも」と言う
ーーーーーーーーーーーーーーーーライカ
添削後
背くらべの跡残りいる柱見て「はなちゃんも」と言う鉛筆持ちて
亜子センセイの解説
なつかしさや家族の温かさを感じる。もっといきいきと描きだしたいので、語順などを工夫してみては?
ライカより
なるほど。柱と鉛筆持つ人がつながったぁ はなちゃんはブログ上の孫の名前です。
●〇〇●〇〇● 自由詠 1
うっすらと緑まといて向こうから少女がひとり葉桜の道
ーーーーーーーーーーーーーーーshuuさん
添削はなし
亜子センセイの解説
「葉桜」の色彩、質感が「少女」にまとうかたちで描き出されているところがとても良い。みずみずしさと清冽さと。素敵な歌です。
ライカより
この歌をみて、緑色した空想の世界に入り込みました。この歌、好きです
詠草に合ってはいないけど、緑の中を行く女性なのです。
●〇〇●〇〇● 自由詠 2
若いころ暮らした家はもう住めず少しばかりの思い出拾う
ーーーーーーーーーーーーーーーーライカ
添削後
若いころ暮らした家はもう住めずビー玉ひとつ拾いて帰る
亜子センセイの解説
全体にばくっと表現してしまっている。
なぜ「もう住めず」なのか「少しばかり」とはどれ位?とか「思い出」って何?など。
何か具体的な物(ビー玉、ミニカー、裁縫箱とか)をひとつ拾って帰った…などと表す方が「思い出」の手ざわりが手渡せる。
ライカより
今年、夫と二人で記憶をたどりながら45年前に住んでいた所を探しあてました。
昔はきれいなグリーンの壁だったのに
今、入口には立ち入り禁止と書かれていて住む人はいない様子。
バリケードのあたりは、中庭だったのに、エライことになってる
長女を妊娠中から1歳までここに居ました。
換気扇を回すと風向きにより雨が入り込んだりしてたのに、大家さんは全然取り合ってくれなかったり
住み心地は悪かったんです。
でもお隣さんやお向かいさんには子育てのことなど色々教えてもらい、イヤな思い出はないです。
この歌は、ゆっくり考える時間もなく提出してしまった最近こういうのが多いけど
具体例をあげないと共感を得られないことがよくわかり、反省です。
●〇〇●〇〇●
反省ついでにお知らせです。
前回の「亜子センセイの短歌教室ー36」は(ひとりしずかさんの回)」です。お名前を間違っていました。失礼しました お時間があれば、目を通していただけるとうれしいです。
本日もお越しいただきありがとうございました