○自衛隊インド洋給油活動


民主党の鳩山由紀夫代表は17日、インド洋での海上自衛隊による給油活動について、次期衆院選で政権交代が実現した場合、当面活動の継続を容認する考えを示した。


・産経新聞

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090717/plc0907172325012-n1.htm



○北朝鮮貨物検査法案


自民、公明両党の幹事長ら幹部が15日午前、都内のホテルで会談し、衆院を14日に通過した北朝鮮貨物検査特別措置法案の今国会成立を目指す方針で一致した。

 これを受け、自民党の大島理森国会対策委員長は民主党の山岡賢次国対委員長に電話をかけ、参院で同法案を審議入りさせるため、与党と民主党の幹事長会談を開くことを提案した。

 だが、山岡氏は「我々は参院に問責決議を出しているから審議に応じられない」と拒否したという。


・読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090715-OYT1T00495.htm




この2つの記事を見てわかるように、民主党は国益を考えていません。ただ、自民党を与党から引きずり下ろしたいだけです。


まず、自衛隊給油活動。民主党は反対だったはずです。


しかし、政権獲得すれば、いとも簡単に継続を認めるということは何を意味するか。


本当は給油法案に賛成であったけど、政局を混乱させ自民党をゆさぶるためだけに反対したということです


つまり、そこには国益なんかどうでもよい、党益だという姿勢が伺えます。


次に、北朝鮮貨物検査法案。


これに反対する人はほとんどいないでしょう。


それにもかかわらず、審議にすら応じない姿勢は明らかに国益を損ねています。


その間に、核物質が運ばれていたら、どう責任をとるつもりなんでしょう?




改めて民主党には、政権担当能力などないということが理解できます。





中川氏は本当におバカですね。


最近、かなりテレビ出演されて、露出が多いようですが、


彼が何かしゃべればしゃべるほど、マスコミに格好のネタを提供するとともに、


国民の自民党離れが進むことがわからないのでしょうか。


ひょっとすると、民主党の刺客だったりして(笑)





 東京新聞より。


 『民主党は15日、衆院選マニフェスト(政権公約)で年金記録不備問題対策について「国家プロジェクトと位置付け、2年間集中的に取り組む」と明記する方針を固めた。深刻化する自殺対策として、現行の連帯保証人制度の「廃止を含めた検討」を掲げる。政権交代を懸けた衆院選に向け、国民の生活不安への具体的な対策を前面に打ち出す。

(中略)

 年金記録は訂正の手続きを簡略化。被害者の可能性の高い人が一定の基準を満たせば過去の未支給分を一括補償する仕組みとし、訂正から正しい年金額を支給するまでの期間も短縮する。

(以下、略)』



 年金記録問題。

 

 民主党政権になれば確実に審査が甘くなると思う。もちろん、消えた年金被害者を救済することは大事であるが、年金受給資格がないのにこれを機に不正受給しようと企む者を排除することも大事である。


 そもそも社保庁職員の不正により年金記録が消えた人を国が救済するのは当然であるが、企業側が従業員の年金保険料をネコババしていた場合にまで国が救済する必要があるのか。企業側経営者の責任追及はどうするのか。この観点からの議論があまりなされていないように思える(これは自民党にも言えるが)。


 ともあれ、民主党は人とカネを使って、被害者救済を優先する意向である。被害者には延滞利息を付けて返還するとしている。相当の財政負担が生じるのは間違いない。財源はどうするつもりであろうか。

 


 

 連帯保証制度の廃止。


 自殺対策で、連帯保証制度の廃止ってどういうことだろうか。連帯保証人が借金を苦に自殺するケースが多いということだろうか。

 連帯保証人制度を廃止すれば、今までは保証人を付けてカネを借りていた人が、そもそもカネを借りられず自殺するケースが増える気がするのだが。