私のお気に入りブログ「偕楽園血圧日記」さんが興味深い記事を掲載していました。



『民主党候補に「特異現象」 「マスコミ出身者」20人超える』

※詳細は「偕楽園血圧日記」さんのブログ(7月19日付)を参照下さい。



記事によると、長妻氏を初め、民主党のマスコミ出身者は際立って多いとのこと。


民主党がマスコミに迎合する理由が何となくわかった気がします。


民主党寄りの報道が多いのもこれが影響しているのかもしれません。




このブログで繰り返し主張しているように、日本の最大の権力者はマスコミです。


そして、マスコミが日本を徒に混乱に陥れています。


そのマスコミが政治の世界でも着実に足場を固めている。


危機感を覚えずにはいられません。





時事通信より一部抜粋。


『民主は高速道路料金の無料化やガソリン税(揮発油税など)の暫定税率の廃止も政権公約に盛り込む。高速道路各社が料金収入などで返済するとしてきた約40兆円の債務は、国が承継する。これまで利用者負担が原則だった高速道路債務の返済に、税金が投入される格好となる。』



国の財政に余裕があるならまだしも、


毎年1兆円社会保障費が増加していく中で、


何であえて新たに40兆円の債務を背負い込む必要があるのか。


なぜ車を利用しない人も負担しなければならないのか。


高速道路休日割引で苦しむ企業(フェリー会社等)をさらに追い込むのか。


物流への影響はないのか。


地球温暖化対策に逆行しているのではないのか。


本当に愚かな政策だと思います。





朝日新聞より。


『民主、来年度から「公立高無償化」 学費分12万円支給


民主党は、総選挙で政権交代が実現した場合、来年度からすべての国公立高校生の保護者に授業料相当額として年間12万円を支給し、事実上無償化する方針を固めた。私立高生の保護者にも同額を支給し、年収500万円以下なら倍の24万円程度とする。高校進学率が98%まで達する中、学費を公的に負担すべきだと判断したといい、マニフェスト(政権公約)に盛り込む考えだ。

 民主党はかねて高校無償化を主張していたが、不況が深刻になり、高校進学を断念したり、入ったものの中退したりする生徒が増える中、具体案を詰めて優先課題に位置づけた。多くの企業が業績を落とし、収入が減って不安が広がっており、所得制限をかけず支給するよう判断したという。15日の「次の内閣」の会合でも衆院選の主要政策とすることを確認した。(以下、略)』



高校生を持つ親に、授業料相当額として年間12万円支給されるようだ。


さらに、年収500万円以下で私立校の親には倍額支給するとしている(個人的には年収500万円以下で私立校に行かせるなよと思うが。)


公立校授業料無償化は、私も反対ではなかったが、支給方式ではダメだ。


今、授業料を支払っていない人は、生活が苦しい人か、モラルのかけている人だ。


つまり、そのような人に授業料相当額を支給したところで、そのカネは生活費に充てられる可能性が高い。


ただでさえ、給食費不払いなどが問題になっている中で、なぜ支給方式にするのか。


相変わらず財源も不明瞭。


単なる選挙向けのアピールにすぎない。


やっぱり民主党はダメだ。