産経新聞より抜粋。


『民主党が27日発表した衆院選のマニフェスト(政権公約)は、党の政策集「INDEX2009」で濃厚だった左派・リベラル的色彩が薄められている。

 

 永住外国人への地方参政権付与など有権者の反発が大きい政策は、選挙で争点化しないよう隠したいとの思惑も透けてみえており、慎重に見極める必要がありそうだ。


 外国人参政権に関しては、政策集で結党時の「基本政策」だとして早期実現をうたっているのにマニフェストでは全く触れていない。同じく早期実現を主張していた選択的夫婦別姓も抜け落ちた。


 国会図書館に過去の日本の「罪」を追及する恒久平和調査局を設置▽元慰安婦に謝罪と金銭支給を行うなど慰安婦問題への取り組み▽靖国神社に代わる国立追悼施設の建立-など論議を呼びそうな諸課題もマニフェストには入っていない。


 マニフェストに明記していなくても民主党政権誕生後には優先的に実行される政策もあるとみられる。マニフェストと政策集の双方を重ね合わせて実態を判断した方がよさそうだ。


○記事全文

http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090727/elc0907271814006-n1.htm     』



 議論を呼ぶ問題を避け、バラ色な話だけをマニフェストで宣伝する。


 民主党が政権をとれば、次々に国民が「聞いていない」政策が実行されるだろう。公約のバラマキ政策を実施するための増税もありうると思う。


 民主党に投票しようとする人は、民主党が「ぶれる」政党であることをよく考えてほしい。 



読売新聞より。


 民主批判アニメ、ユーチューブでアクセス殺到

 

 『自民党の広報局は「民主党の政策には財源の裏付けがない」という批判のメッセージを込めたアニメCM作品を制作、インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」で約18万件のアクセスを数え、話題になっている。

 

 民主党の鳩山代表に似た男性がレストランで女性に「僕に交代してみないか。出産や子育ての費用も教育費も、老後の生活費も介護の費用も、僕に任せれば全部OKさ」とプロポーズ。「お金は大丈夫?」とけげんそうに尋ねられ、「細かいことは結婚してから考えるよ」と押し切る内容だ。』

 

 なかなかおもしろいCMです。

 

 政党間のネガティブキャンペーンはあまり好きではないですが、今回に限っては、民主党の政策があまりにもひどすぎるのでこういった方法もやむなしと思います。                                                        

 

 

 まだご覧になっていない方は、

 http://www.youtube.com/watch?v=kZpSfahQ--0

○「ぶれ始めている」閣僚相次ぎ民主批判(読売新聞)


 民主党が衆院選に向けてまとめた政策集が、インド洋での海上自衛隊の給油活動中止を盛り込まないなど「現実的」な内容となったことに、24日の閣議後の記者会見で閣僚から批判が相次いだ。

 甘利行政改革相は「民主党は相当ぶれ始めている。今まで(給油反対など)いろいろ騒ぎを起こしてきたのは一体何だったのか」と述べた。(以下、略)

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090724-OYT1T00987.htm

現実的と言えば聞こえはいいですが、要は「給油法案には賛成だったけど、国政を混乱させるために反対した」ことを表明したようなものです。民主党が「国益より党益」しか考えていない証拠です。

○「子ども手当」負担増世帯は4%…民主試算(読売新聞)

 

 (前段、略)試算は、子供が0人、1人(2歳児)、2人(小学生と中学生)の夫婦(妻は65歳未満で専業主婦)が、現行の児童手当(年12万円)が廃止され、子ども手当が支給される場合、手取り収入がいくら増減するかを年収ごとに算出した。それによると、子供がいない場合は控除廃止で増税となり、収入は減る。ただ、夫の年収が156万円以下なら所得税は非課税で、影響はない。その結果、「収入が減るのは全世帯の4%に満たず、負担の増加分も平均的な世帯(年収437万円)で年間1万9000円程度だ」としている。(中略)

 ただ、試算にはもともと、子ども手当の対象にはならない、中学卒業より上の子供を持つ世帯は含まれていない。こうした世帯は控除廃止の影響で収入が減るとみられるが、党では「公立高校の授業料無料化などでカバーする」としている。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090724-OYT1T00903.htm

負担増世帯は4%って…いくらなんでもそんなはずないでしょう?試算の前提を意図的に操作して都合のよい数字を作り上げる。厚生労働省の年金試算を散々批判していた、民主党がこんなことやってもいいんですかね。