■3月15日(水)15:00~16:50 生出演
宮本浩次が生出演
TOKYO FM 「THE TRAD」>>>
ハマ・オカモトの番組
エレファントカシマシについて
宮本さん「12歳で石くんと始業式の日に出会ってその日に一緒に帰りました。あの人、ルックスが色白で可愛かったんですよね。ドラムのトミは後ろの席でドーンと構えてて、かっこよかったです。
石くんは西小で、私は東小で、トミは八幡小。
ベースのせいちゃんは駒込高校」
ハマ「OKAMOTO'Sも中学校の同級生で、うち今、会話が無くなってきて、話さなくなるんですけど」
宮本さん「石くんとは借りてるスタジオの掃除したり、一週間に一回は会う。
三人は仲がいい。
会話は、無いですね。
いろんな時期がありますよ。
話さなくなった時期があって、顔も見たくない、
20代おんなじ夢があった時(とは違う)、
40すぎになったときに、
家庭ができたり、新しい出会いがあったときに、
ハマくんもね、スタジオミュージシャンとしても活躍して、メンバー意外の繋がりができて、
距離感が変わってきますよね。
どんな関係もそうだと思うんですよね。
変化はしていくから、努力は必要ですよね。」
ハマ「ありがとうございます。宮本さんに言われると安心しました。石森さんとはずっとなんですね」
宮本さん「ツアー中でも一番話すのは石くんですね、あそこどうだったとか電話とかね」
ハマ「選曲をしてきていただいたんですけど。」
宮本さん「ロキシーミュージック、偉大なバンドですね。
カップリングで同い年でやってる関西のキーボードの奥野真也さんとやるときに、どういうアレンジにするっていうときに、YMOが好きだとか、音楽が共通言語で、
ロキシーミュージックこのシンセの感じがカッコよくて『トゥルー・トゥ・ライフ』を聴いてこんなふうにしたいとか。」
曲♪『トゥルー・トゥ・ライフ』
宮本さん「『イッツオンリークレイジーデイズ』のために共通言語というか、確認作業のために。
詳しいこと知らないんですけど、奥野さん研究家で、言ったの全部、ピアノから全部打ち込みでやっていて、
全部録音してきて「どれがいい、宮本くん!」なんてね。同い年だから楽ですね。」
ハマ「ロキシーミュージックを知ってるかどうか、それだけで分かりますよね」
宮本さん「YMOの話をしても、小学校のころに流行った、それをわかってくれるだけでもいいというか。」
ハマ「ソロを長くされたのですね」
宮本さん「五十のときに、しばらくソロの歌手になる。年数は決めてなかったけど、相当覚悟を決めてやりました」
「バンド、八方塞がりになっちゃって、会話もそうだし、どういう音楽をやっていけばいいのか、構築しなきゃいけない、30周年で、途中からどこもソールドアウトするようになって、紅白決まったり、バンドが転がって、やめるって決めてから」
「説得力というか、4人でいる姿をみんな待っててくれた」
「雑誌とかのインタビューでソロのときとは温度が違う、4人のドラマも含めて愛されている」
ハマ「めちゃめちゃいい話!」
ハマ「タイトルのドット、こだわりは?」
「yes.I.doと書いたのをスタッフがそのまま。イエス!アイ!ドゥ!と。(力強く言いたかった)」
ハマ「久し振りに4人でやったのは?」
宮本さん「練習をやること自体、いつもの作業場で敢えてやったのね、言葉にならない、音を出したときの高揚感、泣きそうになるくらい嬉しかったでした。
渋い!みんなに自慢したかった。いやぁ、4人なかなか凄いよ!って」
曲♪『yes.I.do』
曲終わりで、ハマくんが、曲が流れている間に「一発録りですか?」なんて質問して「特権♪」と嬉しそうに話していた。
中学校の同級生で組んだ4人組バンドという共通項と
エレファントカシマシが好きで敬愛しているのが伝わってくるハマくんに
宮本さんが率直に応え、「ハマくん」と語りかける優しい声、先輩としてこんな風に寄り添うのか、と感激した。
ラジオのコメントは一方的に語るので文字に起こしやすかったけれど、
会話は、文章になってなかったりして、残すのが難しい。
ツアーの案内なども言っていたけれど、
特に印象的な部分をなるべくそのまま記した。
■3月20日(月)11:30〜14:00
宮本浩次のコメントオンエア
FM大阪「LOVE FLAP」>>>
責任編集プレイリスト、
例えば15歳で作った曲、『星の砂』
『星の砂』も結構いい曲なんだよな
一曲目は
『悲しみの果て』
2曲目は
『星の砂』と迷ったんですけど『桜の花、舞い上がる道を』エレファントカシマシにとってはチャレンジした歌。
『yes.i.do』新曲、聴いていただかなくてはいけない。
音を出したとき、ほんとに嬉しかった、4人の感動がもろ伝わった。
デビュー35周年記念コンサート楽しみにしてくれプレイリスト、聴いてください。
■3月24日(金) 21:30〜23:00
宮本浩次ゲスト出演
NHK‐FM「ミュージックライン」>>>
DJの南波志帆さんは、姿も声も可愛らしいし、エレカシに対するリスペクトも感じるし、言葉のセンスもとても良い。そして、話し方が全く媚びていないのでとても好印象。
宮本さんもはしゃぎ過ぎず、落ち着いて、でもとても嬉しそうに会話が弾んでいく。
以前、ゲストで登場したときもそう。今回もそう。
とても楽しい会話が聴けた。
そのニュアンスは言葉に残せないので、宮本さんの言葉で印象的な部分だけ書き残しておく。
『桜の花、舞い上がる道を』♪
凄く生き生きしてて、大好きな歌詞が随所にあって、ズバッズバッとあって自慢の歌です。
亀田誠治さんと金原さんと。金原さんのバイオリンがたおやかな、力強いけれどたおやかな。
力強く、楽しくレコーディングしたのを覚えています。
桜の歌を歌うというのが、自分なりに、印象には残っています。
青空と桜のコントラストっていうのがね。
なんで花見なんかするんだろう、わざわざって思ってた口で。
青空とそこを歩いているっているイメージを思い描いて、共有できる、みんなおんなじかなと思って書きました。
春、冬が終わって、希望が沸き立つイメージ。
暖かくなって、急に散歩したくなるそんなイメージ。
春、やってきましたね。
冬は乾燥してて、風邪を引くのに慎重になったり、
同じ10度でも冬になっていく10度より、明るくなっている春の10度、暖かい10度ですよね。
コンサート終わって翌日は一日寝ていたんですけど、昨日から元気になりました。
気持ちが反射している感じが凄くありますよね、
コンビニの店員さんの笑顔一つでも、こっちが元気だと街すべてが明るく見える、自分の気分を反映している感じがしますね。
秋の寂しい感じが反映することもあります。
お互い様。季節にお互い様ってのもへんですけど
(季節で曲を作りますか)夜と朝の気分が違ったり、
上り下りのエブリデイそういう気持ちにもなりますし、
季節によって大きい意味ではありますけど、
日々の営みの中での感覚、そういうものも大きい。
(曲作りは)習慣でなんとなくバンバカ作ってます。合間があいてるとね、桜とか、作ろうと思って作りました。
舞い上がっている桜ってドラマチックだなって思って。
(卒業式の思い出)わくわくしたのは中学校の卒業式。3人一緒で、みんなもてたんですよ。前日から寝られなくて、誰も来なかったらどうしようって。
ドラムのトミ、バンバカボタン取られて、全部ボタン取られて、ワイシャツのボタンなんかも全部取られて。
(自分は)後輩とか、ああそうだったのかっていう子、ホッとしました。
(ずっとモテてますよね)そんなことはないですよ(笑)
高校は男子校で、一年生のときは8回休んだけれど、二年三年は全部行きました、皆勤賞。卒業式は全く覚えていません。
(日常のルーティン)朝起きて窓を開けて光を浴びるのが好きですから。
窓を開けて光を浴びてから動き出す。
なんとなく埃はたいたりするんですよ、本をほっとくとホコリだらけになるんで、はたきで本のほこりを叩く。
光を浴びてから、歯を磨く。
ソロで(期間を)開けたことで4人の出す音の魅力、4人で出す輝きを実感してます。
凄くはっきりしてきた。
プロモーションしているときの相手の方の喜び度合い、力の入り方、
4人に対する渇望、見たいという思いを日々感じて、頼もしい限りです。
コンサートしているとお客さんの気持ちってなんとなくわかる、そうすると4人があーって思われてるのを感じます。
メンバー間だと特に話さない。
練習より、本番に強いな、みんな。お客さんを前にすると生き生きします。
4人プラスアルファの凄い信頼関係があるメンバーでドーンと行く。
凄いやり甲斐がある、非常にいいですね、エレファントカシマシの地に足が付いているし、愛されているなと思う。こんなに嬉しいことはない。
(宮本さん、めちゃめちゃ跳んでる)
跳躍力、下から撮っているからそう見える
若干筋トレしてる、2017年より3センチくらい上がっている、前より高く跳んでいると思います。
筋トレをしながら柔軟、トレーナーに言われるままにやってるんで。
筋肉質にはなりたくない、ムキムキマンってのはちょっと違う。
見た目が白いシャツでやってるので、細い方が。
半年くらい活動しないで、ムキムキになってるのも面白いかもしれませんね(笑)やらないでしょうけど。
徹夜でやってるような感じ。
ここはこうしたほうがいい。
『yes.I.do.』
映画を夢中になってみまして、
配役の一人になったような、
ストレートに自分の言葉を、
エレファントカシマシに依頼されてるので
今の我々のストレートなところを期待されていると思いましたので、それを出しました。
(タイトルのピリオドの意味は?)
歌詞カードに私が点を入れたので、そのまま。yes!I!do!という感じなんだと思います
全部小文字で書いてたんですよ、誰かが真ん中だけ大文字にしてくれて。
使う方の学習能力といいますか、コロナの間に
デモテープの作り方を丁寧に作るようにしたんです自分の音をよりはっきりさせるようにしたんです。
デモテープの作り方から整頓して、分かりやすいものを作って、メンバーと共有するようにしました。
バンドで作るって方法もあるけれど、それが理想型と思うけど、
もう一つの方法は、作詞作曲した者が明快に伝えてっていう、今回は後者なんだけど。みんな家の装置で聴いて。
テクノロジーの部分ってありますよね。
デモテープの歌を生かしちゃっています。
ロマンスってアルバムをソロで出したときに小林武史さんにデモのまま生かした方がいいと言われて目からウロコだったんです。
佐久間正英さんに歌詞が入っていないときのノリがいいって言われていたの。
歌詞ができた瞬間、練習してうまくなるとつまんなくなるって言われたの。
『化粧』デモテープ、物凄い感情移入して、一人ぼっちで主人公になって歌ったのを「宮本、これある種の狂気、それを出すべきだ」って言われたの。佐久間さんにも同じようなこと言われた。
新曲もデモの歌を6割くらい使ってます。メンバーも喜んでくれた。カッコいいって言ってくれた。
(年齢を重ねるということ)
時に抗えない部分ってあるのよ。
甘えが出てきても、弱さに委ねてもいいと思います。
私は歌が好きなんですよ。
それが好きだから、ストイックというより、そのために煙草を止める。
好きなことをやるために、どうすればいいのか。
好きなことをやるために優先順位が変わっていく。
みんなの前で気合の入った顔でいたい。
好きなことは見つからなくてもいいと思います。
深く考えると大変だと思います。
(DJ南波さんが自分が29才で30才を前にしておくこと、どうしたらいいのかと訊くと、若さに驚き、自分のその年齢と重ねて、逡巡した結果)
全ては無駄でない。
悩みってプラスに変わっていく。
(新曲を演奏して)コンサートでやると説得力があるよね。
説得力を持って響いていると思います。
(最近の映画)
NHKのBSとかでロバート・デ・ニーロとか入れておくとフランス映画とか、自動で録画されている。
ルードヴィヒ
ヴィスコンティとか
家族の肖像、非常に良かったですね。
ビデオっていいですよね、間で止めてお菓子食べたり
牛乳とポテトチップとか、お菓子の封印を解いてしまって
スティーブ・マックイーンとか
ゴッドファーザー
(南波さんが、高校生のときにアル・パチーノに恋をして毎日ゴッドファーザーを観ていたと夢中で話し始める)
1.2.3.どのアル・パチーノですか?
(2から3にかけてどんどん渋くなって行く感じが良くて。でも、実際の年齢を調べたらだいぶおじいさんで失恋しました。)
2とか3とか、アル・パチーノカッコいいですよね。
プルーストの原稿、直筆を見たときに感動した。
(読書について)
バルザック、マルセル・プルーストの小説なんか7冊くらい並行して読んでいる。
電車で読むときは小説、論語は読めない。
論語は、時代が好き、感じが好き、書き下し文になったときのリズムの面白さ。
『イッツオンリーロンリークレイジーデイズ』
22年の8月くらいに作りました。
(奥野さんとは、)
デモテープを作る時間が貴重。
かなり直感的に、出てきたものそのまま、リフもギターもそのまま、深く考え過ぎずにやった。
深く考えかても何もわかんなかったりするから。
ふだんそんなこと考えたことないのに『イッツオンリーロンリークレイジーデイズ』
あとから意味を考えたり、調べたり。
『星の砂』も『ガストロンジャー』もそう。
ガストロンジャーは、バーっと歌ったものをディレクターが書き起こした。
ドラムがいいですね、トミがシンバル叩いてなくて、
ストイックでいいですね。奥野さんのキーボードいいですね。
奥野さん、センスが良くて、
ロキシーミュージックのアバロンというアルバムが好きだとかYMOが好きとか、あんなシンセ入れたいねと話しながら、同世代の助っ人と作りました。
ファンの皆さんとのコミュニケーションも明快になってきた。
(リスナーへメッセージ)
いい季節になってきましたので
皆さん、良き日を!
ドーンと行け!俺にも、自分にも(笑)