皆さん、こんにちは
世界遺産アンコールワット遺跡群のお膝元
カンボジア・シェムリアップを拠点とする
ロイヤルアンコール国際病院内にあります
日本語メディカルサポート&相談窓口の
ジャパニーズヘルプデスク:青砥です。
今日は前置き無しで本題に入ります!
先日このシェムリアップの街に
民間病院での導入は初となる
MRI機材が到着しました![飛び出すハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/610.png)
![飛び出すハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/610.png)
導入された病院はもちろん
私が常駐している日本語デスクのある
ロイヤルアンコール病院様です![拍手](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/130.png)
![拍手](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/130.png)
先日やたらと工事騒音が大きいな・・・
と思っていたらばなんと、
扉をぶち壊してなにやら準備が進んでいました。
外に出てみたらMRI機材本体と共に
その他必要な機材が大型トラックに積まれて
はるばるプノンペンから運ばれてきました。
到着したMRIは姉妹病院である
ロイヤルプノンペン病院で使用されていたものを
シェムリアップに引っ越しさせたのです。
ロイヤルプノンペン病院ではすでに
より機能が良い新MRI機材が到着しているそうです。
お昼過ぎから少しずつ作業が始まり
ぶち壊した扉を通過して病院内の中に入り、
新設されたMRI室まで延々と作業員の方々が
大型MRI機材を人力で運び込んでいらっしゃいました。
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
搬入作業は思っていたより時間を要し
夜遅くまでどうやら作業が続いたようです。
現在MRI機材本体は検査室内に置かれており、
その他必要な付属機器などが順次専門家の方による
セットアップ作業が続いている毎日です。
全てのセットアップが完了しても
次は機材の動作確認が必要になるため、
何もトラブルが発生しなければ
3月下旬に運営スタート
できたらいいなぁ・・・という内容を
病院様よりコメントいただきました。
実はシェムリアップの医療機関で
MRI機材を導入しているのは
カンボジア保健局が管轄している
2病院にあるとのことです。
ただしMRI検査の実施対象案件は、
その病院を受診し治療を受ける案件だけのため
外部病院からMRI検査だけの利用は
です。
![バツレッド](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/534.png)
そのためMRI検査を受けるとなると、
①保険局管轄の病院を受診
or
②MRIのある病院を受診
(プノンペンや他国)
いずれかしか選択肢はございません。
民間のクリニックや病院を受診し
医師の指示によりMRI検査受検の場合は、
別日に他地域へ移動しての検査になるため
カンボジア国内ではプノンペン以外の地域では
まだまだ不便さが残る状態です。
この不便さ解消を目的として今回
ロイヤルアンコール病院様が意を決して、
念願のMRI機材を導入⇒始動することになりました。
今後は自病院を受診される患者さんの他、
市内の他病院(クリニック)からの検査実施案件、
近隣他州からの検査受入れを行う
ハブ病院の役割を目指されます。
※CT検査はすでに外部検査受検受け入れ中※
やっと本物のMRI機材を目にすることができ、
個人的には今後の通訳対応に備えて
ガッツリと勉強+知識を入れておかないと
スムーズな医療通訳提供ができませんので、
コツコツ勉強を続けていこうと思います。
正式なMRI検査提供スタート日が決定しましたら、
改めましてブログにてお知らせいたします![笑い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/674.png)
![笑い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/674.png)