ようこそ、MRI! | シェムリアップの病院

シェムリアップの病院

病院内にあるジャパニーズヘルプデスクが更新中

 

皆さん、こんにちは照れ


世界遺産アンコールワット遺跡群のお膝元

カンボジア・シェムリアップを拠点とする

ロイヤルアンコール国際病院内にあります

日本語メディカルサポート&相談窓口の

ジャパニーズヘルプデスク:青砥です。

 

今日は前置き無しで本題に入ります!
 
 
先日このシェムリアップの街に
民間病院での導入は初となる
MRI機材が到着しました飛び出すハート
 
 
導入された病院はもちろん
私が常駐している日本語デスクのある
ロイヤルアンコール病院様です拍手
 
 
 
先日やたらと工事騒音が大きいな・・・
と思っていたらばなんと、
扉をぶち壊してなにやら準備が進んでいました。
 
 
外に出てみたらMRI機材本体と共に
 
その他必要な機材が大型トラックに積まれて
はるばるプノンペンから運ばれてきました。
 
 
到着したMRIは姉妹病院である
ロイヤルプノンペン病院で使用されていたものを
シェムリアップに引っ越しさせたのです。
 
 
ロイヤルプノンペン病院ではすでに
より機能が良い新MRI機材が到着しているそうです。
 
 
 
お昼過ぎから少しずつ作業が始まり
ぶち壊した扉を通過して病院内の中に入り、
 
新設されたMRI室まで延々と作業員の方々が
大型MRI機材を人力で運び込んでいらっしゃいました。
下矢印

 
 
搬入作業は思っていたより時間を要し
夜遅くまでどうやら作業が続いたようです。
 
現在MRI機材本体は検査室内に置かれており、
その他必要な付属機器などが順次専門家の方による
セットアップ作業が続いている毎日です。
 
 
全てのセットアップが完了しても
次は機材の動作確認が必要になるため、
何もトラブルが発生しなければ
3月下旬に運営スタート
できたらいいなぁ・・・という内容を
病院様よりコメントいただきました。
 
 
 
実はシェムリアップの医療機関で
MRI機材を導入しているのは
カンボジア保健局が管轄している
2病院にあるとのことです。
 
 
ただしMRI検査の実施対象案件は、
その病院を受診し治療を受ける案件だけのため
外部病院からMRI検査だけの利用はバツレッドです。
 
 
そのためMRI検査を受けるとなると、
①保険局管轄の病院を受診
or
②MRIのある病院を受診
(プノンペンや他国)
いずれかしか選択肢はございません。
 
 
民間のクリニックや病院を受診し
医師の指示によりMRI検査受検の場合は、
別日に他地域へ移動しての検査になるため
カンボジア国内ではプノンペン以外の地域では
まだまだ不便さが残る状態です。
 
 
この不便さ解消を目的として今回
ロイヤルアンコール病院様が意を決して、
念願のMRI機材を導入⇒始動することになりました。
 
 
今後は自病院を受診される患者さんの他、
市内の他病院(クリニック)からの検査実施案件、
近隣他州からの検査受入れを行う
ハブ病院の役割を目指されます。
 
 
※CT検査はすでに外部検査受検受け入れ中※
 
 
 
やっと本物のMRI機材を目にすることができ、
個人的には今後の通訳対応に備えて
ガッツリと勉強+知識を入れておかないと
スムーズな医療通訳提供ができませんので、
コツコツ勉強を続けていこうと思います。
 
 
 
正式なMRI検査提供スタート日が決定しましたら、
改めましてブログにてお知らせいたします笑い
 
 
 

 

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