《転倒アクシデントにご用心!》 | シェムリアップの病院

シェムリアップの病院

病院内にあるジャパニーズヘルプデスクが更新中

 

皆さん、こんにちは照れ


世界遺産アンコールワット遺跡群のお膝元

カンボジア・シェムリアップを拠点とする

ロイヤルアンコール国際病院内にあります

日本語メディカルサポート&相談窓口の

ジャパニーズヘルプデスク:青砥です。

 

 

私が毎日スタンバイ(常駐)しているデスクは、

病院の1階:待合ロビーになるのですが

先週はやたらとおケガの患者さんが多く

傍から見て痛々しい状況でした・・・もやもや

 

 

病院内を車イスで移動されている方や

片腕を固定していらっしゃる方、

足に包帯を巻かれている方など

とにかくケガでの受診が多い1週間でした。

 

 

患者さんを見ていると観光客の方が多く

年齢も国籍もバラバラな印象でしたので、

若いから私は大丈夫!グッ

という訳でもなさそうです。

 

 

 

あまりにも多い印象でしたので

病院の方に世間話がてらにお尋ねしたところ

下記の理由がケガの原因でしたのでご紹介です。

 

下矢印

下矢印

下矢印

 

遺跡エリアで

◆(足元が暗い場所で)段差に気付かず足がつまづく

◆ 石畳の回路の出っ張りに足が引っかった

◆ 写真撮影に熱中して足元を見ていなかった

◆ 暑い日差しのもとでめまいがして転倒   など

 

 

 

宿泊先で

◆バスルームで足がツルッと滑った

◆ ホテル内の階段を踏み外す

◆ 清掃後のツルツルした床で足が滑った など

 

 

 

外出先で

◆ 自転車で移動中に交通事故に巻きまれた

◆ 自転車乗車中に転倒した   など

 

 

アクシデントの場所が違えど、

ケガを負われる原因は転倒が圧倒的でした。

 

 

転倒アクシデント後にみられる症状として

◆足首の痛みや腫れ(歩行できない)

◆ 膝の痛み(転倒時に地面に打ち付けた)

 

◆手首が痛む・腫れる・変形している

◆ 肩が痛い(転倒時に打ち付けた場合) 

 

など症状の現れ方はさまざまです。

 

アクシデント直後から発症する方もいれば、

数時間~数日経過してから症状が出ることもあり

アクシデントの状況によりけりです。

 

 

転倒によるアクシデントの厄介な点としては、

骨折の可能性であったり

重度の捻挫・筋挫傷などが挙げられ、

適切な診断+処置が必須になります。

 

 

 

私もこれまでに転倒アクシデントの通訳を

担当したことが多数ありますが、

中にはこちらで外科手術が必要になり

ご予定便の変更をせざるを得ない方も

残念ながら何人も担当してきました・・・。

 

 

ロイヤルアンコール病院では手術対応可能

私も医師-患者さんからの要請があれば

手術室まで入り麻酔がかかる直前まで

(実は)医療通訳サポートしています。

 

 

できるだけケガをしないことが1番ですが

病気と同じくケガも不測の事態なので、

ケガを負われてしまった場合は

応急処置を覚えておきましょう!

 

下矢印

下矢印

下矢印

 

ケガの時の応急処置+対応

①痛みがある患部を安静に!

 (我慢して動かさない)

②冷たいタオルなどで患部を冷やす!

③できるだけ早く病院を受診+処置を受ける!

 

以上です。

 

 

 

 

いつもお伝えしていますが、

現地に到着してから不安なときや

どうすれがいいのか?という時の窓口として

24時間の日本語窓口がありますのでご活用下さいね。