韓国ドラマ「 正直にお伝えします!? 」 | ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

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「支那竹銀座」はラーメンズ小林賢太郎さんに名付けてもらいました。
負け犬というよりバカ犬。飼い主には従順素直。
悪そうなヤツや知らない人には、吠えたり噛み付いたり。
エサくれたら恩は忘れません。面白いエンタメを求めて日々彷徨っています。

日本題: 正直にお伝えします!? 
原題: 비밀은 없어 (秘密はありません)

韓国JTBCで2024年5月1日から6月6日まで放送 12話。

 

脚本: チェ・ギョンソン
演出:チャン・ジヨン

 

【 あらすじ ストーリー 】

毎日「真心と真実で嘘をつかない」というクロージングコメントで
ニュースを締めくくるアナウンサーのソン・ギベク。
ある日、感電事故に遭ったことで嘘が言えなくなり、
放送中に思ったことがそのまま口に出てしまうようになってしまう。

8年間積み上げたキャリアは危機に。

感電事故の現場に一緒にいたのは、

12年目のバラエティ番組の放送作家オン・ウジュ。

彼女と一緒にいる間は「真実しか言えない」発作が

なぜか収まるようだ。

オン・ウジュは事故の責任も感じて、

報道番組から外されるようになってしまったギベクを

芸能番組へ出演するよう交渉にあたる。

正直な素の一面を魅力としてバラエティー番組に

出演するようになるギベク。
その真面目さとストレートさに心惹かれていくウジュ。
 

その一方、ギベクの学生時代の同級生で、いまや国民の婿と

呼ばれるトロット歌手キム・チョンウンも番組へ出演することに。
彼はウジュの元彼氏だった。

チョンウンは未練がある様子だが…

はたして3人の恋の行方は?

 

【各話サブタイトル】

1. ウソだよ
2. 水風呂にいるサメ
3. 護心術
4. スイッチ
5. プロとアマチュア
6. 告白
7. X
8. 今日から私たちは
9. Magic Carpet Ride
10. 青天の霹靂
11. ウサギとアライグマ
12. 正直にお伝えします!? 

 

キャストにもネタバレがあるので、

以下、ネタバレ注意報発令中

 

 

【 出演者 キャスト】

JBCアナウンサー   ソン・キベク: コ・ギョンピョ
キベクの少年時代:  イ・サンジュン
キベクの子供時代/ソンホ小学校演劇発表会ライオン:  キム・ラオン    

 

JBCバラエティ番組放送作家 オン・ウジュ:  カン・ハンナ
ウジュの少女時代/ソンホ小学校演劇発表会ウサギ:   オ・ウンソ

 

「国民の婿」トロット歌手 キム・チョンウン:  チュ・ジョンヒョク
チョンウンの少年時代:  イ・ハンイク

 

キベクの父 ソン・インス: シン・ジョングン
キベクの母/化粧品訪問販売員 ナ・ユジョン: カン・エシム    
ユジュンの若い頃: キム・ジナ

 

キベクの弟/ジム経営 ソン・ウンテク:  ファン・ソンビン

ウンテクの幼少期:  チェ・ジャユン


キベクの弟/大学生 ソン・プンテク: イ・ジニョク(元UP10TION)

 

ウジュの養母/美容院「マダムオン」経営 オン・ボクジャ:  ペク・ジュヒ

ボクジャの若い時代:  ハン・ジヒョ

ウジュの実母:  이도유재

 

《放送局「JBC」》
キベクの上司 キム・サンジン:  チョ・ハンチョル(特別出演)

キベクの同僚/JBCアナウンサー ユン・ジフ:  コ・ギュピル

ウジュの同僚/芸能局PD チェ・ヨン:  キム・セビョク

ヨンの息子 チョン・クウォン:  パク・ジェジュン
芸能局チーフPD:  イ・スミ    
芸能局セカンド作家 イ・ハヨン:  イ・ボムソリ    
芸能局サブ作家 イ・ミング:  イ・ミング    
芸能局末っ子作家 ソン・イナ:  パトリシア・ヨンビ
芸能局アシスタントディレクター:  コ・グムビ

ウジュに声をかけるチャンPD(8話):  カン・ヒマン
ウジュに声をかけるPD(8話):  キム・ジョンハン

ウジュに出演を依頼するハン・イェスル監督(9話):  オ・スヘ

ウジュの知り合いの作家(12話):  イ・ランソ

《報道局関係》
女性アナウンサー イ・ヘヨン:  ホン・ビラ(特別出演)

イ・ヘヨンの夫(1話):  ジ・ナムヒョク

サンジンの息子(恐竜の子供) キム・ソジュン記者: コ・テウン
息子の友達恐竜:  キム・ドゴン
息子の友達恐竜:  キム・ハンソル
アナウンサー:  ナム・ミンウ

報道部長(1話):   キム・ソンヨン
嫌味なことを言う先輩アナウンサー:  イ・ドゥソク
報道記者:  イ・ジュンイ
報道 イ記者:  イム・スンボム
キベクに代役を頼む「詩を読む男」キムPD(1話):  チョン・ヒョンチョル
先輩アナウンサー:  ユン・インジョ

キベクの後輩アナウンサー:  キム・ヒョンウォン
ニュース番組ディレクター:  キム・ダフイン
ニュース番組アシスタントディレクター:  ド・ゴンウ
ニュース番組スタッフ:  コ・ソジョン
ニュース番組技術スタッフ(1話):  カン・ハクス
チョンウンに出演交渉をするチャンPD(2話):  イ・スンチョル

キベクの先輩アナウンサー チェ・ネジョン(3話):  チョン・ジェホン

出演者を探しに来るアナウンサー(8話):  イ・ジェウ

 

精神科医/ウジュの見合い相手 キム・チュホ:  クォン・ユル(特別出演)
ナ・ユジョンの担当医:  キム・ヨンジン


家を貸してくれる先輩ソンジン(3話):  ハン・ギュウォン(特別出演)
ウジュの近所の少年 :  チョン・シユル


《バラエティ「走る男たち」》
タレント/ヘヨンの浮気相手キム・ソンフン:  キム・ウォンフン(特別出演)
アイドル PN(パク・ジンボク):  チャン・ウォンヒョク
PNのマネージャー:  パク・ジョンボム
ピンク髪のタレント チャンヨン(1話): ソン・グァンヒョク
PNのスタイリスト:  ウィ・シネ
PNのアシスタント:  コ・ウンジェ
PNのアシスタント:  イ・ユボム
ドッヂボールの審判:  イ・グァンヨン
ゲーム解説 パク・ジェミン(1話): パク・ジェミン(特別出演)

 

≪ブランド大賞授賞式(2話)≫

ジョアライス会長 パク・ピルグ:  ソ・ジョンハ  
授与者 トト・オレ・チキン パク・ソンジェ会長:  イ・スンジュン
授賞式スタッフ:  ユ・ヒョンジョン

候補者 パク・セミ: パク・セミ(特別出演)

スポーツエンターテイナー賞受賞者 

                     キム・スンヒョン: チョン・サンヒョプ(特別出演)
大賞 イ・ジョンウン(薬物使用疑惑あり(笑)): ?

《恋愛バラエティ番組「カップルパラダイス」》    
出演者/キベクらの初恋の人 ミン・チョイ:  ハン・ドンヒ

出演者/レストランオーナーシェフ ルイ・キム:  イ・ヒョンジン
出演者/元プロ水泳選手 チェ・ユヨン:  キム・ジイン 

出演者/アパレルブランド経営 パク・ソンジュン:  イ・カンミン 

出演者/グラフィックデザイナー パク・ヘリ:  オ・ガビン  
出演者/弁護士 チョ・フィソン:  アン・ソヨ

ロケ地を提供する村長:  イ・スンウォン(特別出演)

ウジュの陰口を言う監督(4話):  キム・グンホ

撮影スタッフ(5話):  キム・チュンシク

キベクに声をかける遊園地の男の子(6話): ヤン・ハンヨル


《食レポの情報番組「ライブ“ソンさんは移動中”」》

インチョル監督(8話、16話): チェ・ワン
「おばあちゃんのリブ肉煮込み」店主: チャ・ミギョン(特別出演)    
店主の息子: チン・ヨンウク
店主の息子の嫁: イム・イェナ

 

フリーアナウンサー/キベクの元先輩 

                 キム・ヒョクジン: イ・スンウォン(特別出演)
公園の観衆のおばあさん: ソン・ヨンスン

公園の観衆のおばあさん: イ・ソンボク

《チョンウンの所属する芸能事務所フォーエバーC&C》
マネジメント本部取締役 マ・ミーラ:  キム・ヨンジュ    
代表/ボクジャの彼 キム・ヨンウォン:  ホン・ソジュン
チョンウンのマネージャー カン・ヒョンテク:  キム・グァンソブ
所属タレント カク・ボム: カク・ボム(特別出演)
チョンウンの通う美容室のシムさん(2、8話):   イ・ジャリョン

キベクについたアンマネージャー(9~10話):   イ・テクグン
チョンウンの母:  パン・ウンジン
チョンウンの父:  ナム・ミョンリョル(特別出演)

ヨンウォンの母:  ビョン・ジョンヒ

恋愛相談番組のチョンウンの共演者(9話):  コン・ミンジョン

 

エレベーター修理工(1話): ミン・サンチョル

ソン・インスが化粧品を届けた取引業者 チャン・グパル: チェ・ジェソプ 
キベクの高校時代の先生(3話): イ・ヒョンソ
高校生(3話): イ・ドンヒョン

ウジュらがチョンウンと食事にいった店の女店主:  イ・セラン

キベクがスピーチを教える子供 ブライアン:  コ・ユジュン?고유준
チョンウンとウジュが昔いっていたお店の御主人: グ・ジェヨン

キベクに気づくスーパーの買い物客(9話):  イ・ハジュ

キベクに気づくスーパーの買い物客(9話):  イ・ジェウン
チョンウンの悪口を言うスタッフ(9話) バン・ソクヒョン
チョンウンの悪口を言うスタッフ(9話) オク・ユンジュン

シングル男のハッピーライフな番組のPD(9話):  ド・ユンジュ

シングル男のハッピーライフな番組作家(9話):  ソン・ヨンボム

チョンウンを診た医師(9話):  パク・ジュンサン

美容室の失礼な客:  チェ・ジヨン

チョンウンのストーカーファン(10話):  キム・ユンジョン

ストーカー襲撃を調査する刑事:  パク・ジュヨン

キベクの記者会見で質問するレポーター(10話): パク・インチュン

精肉店(11話):  チョン・ヒヨン

歌の練習をしている少年(11話):  チョン・シユル

チョンウンが介護ボランティアをする患者(11話):  ソン・ジョンソン

詐欺を働いたチャン・グパル(11話): チェ・ジェソプ

チャンの仲間(11話):  キム・ミンソン

刑事(11話): キム・ムンホ

 

《番組「山の生活」》

山で暮らす男(10話)イ・ソク

 

《番組「ソンさんは移動中 現場のニュース」》
緊張するベンドク市場組合代表(12話)チョン・ソンチョル

ソンホ小学校演劇発表会 ハイエナ役: クァク・ジヌ

ソンホ小学校演劇発表会 ガゼル役: ユ・ジヌ
ユン・ジフの娘 ユン・ソル: 

 

: キム・ユンスル(子役)

 

以下、個人的辛口感想と記憶メモです。

未視聴の方はご注意ください。



【超個人的感想と記憶メモ】

・日本題は「正直にお伝えします?!?」(原題「秘密はありません」)

上司の勝手な言い分にも我慢を続けながら、超いい感じに局アナとして

成功しかけていたキベク。ところが、突然の感電事故で

嘘がつけない体質になってしまい、仕事を追われることに。

ここからは私の勝手な思い込みですが、このドラマは

キベクがアナウンサーとして「社会を真正面から正直に発言することで

ぶった切っていくコメディ」かと思っていたんですよね。
「正直にお伝えします」だから。

でも実際は、アナウンサーとしてはすぐに失脚して

タレント崩れみたいな感じになりつつ、でも仕事は得られて。

恋愛リアリティショー番組に出て…と、やたらと恋愛に比重が…。

あれ?期待しているのと違う。あれ?

と思ううちに、家族にも比重がかかってきて。

最終回一つ手前では、家族が瀕死…ちょっマテよ。

お腹が一杯だぞ。

 

・1話、2話あたりまで(アナウンサー時代)は面白かった。

職場に子供を連れてきて勝手に遊ばせる上司を、特別出演の

チョ・ハンチョルさんを演じてたり、浮気を問い詰めにきた

同僚の夫に暴力?を振るわれてニュース番組で変顔を晒すことになったり

閉じこめられたエレベーター内でおなら連発の上、

おもらししたりなコ・ギョンピョとか期待値高まってしまった。

2話のキベクが司会を務めた授賞式では、
「受賞者が誰になるか読めません。まぁ…明らかですけど。

出席している候補者です。式には受賞者しか来ない!」

「“スピーチ短くしろ”とスタッフが言っています。

(受賞者が感謝の名前を読み上げ出す)永遠に終わらないな。

感謝なんていつでもできる。なぜ今ここで言う?」

そう!それそれ!よくぞ言ったよ、キベク!と感謝したのに。

コ・ギョンピョとカン・ハンナを揃えておきながら、

なぜこんなに失速を…

 

・「職場に子供を連れてくるのはハラスメント」

そのとおり!

・1話で「スタッフが日本で買ってきた。胃にいいわよ」と

渡した薬は白い袋に青い文字…大正胃腸薬?

・職場で干されても頑張って出社、自分の席の椅子を

奪われて、床に膝ついたキベク。

かかとが片方取れていたのは演出??

・国民の婿と称されるウジュの元カレで現在タレントのチョンウン。

キャーキャー言われているけど、これはイケメン枠…なの??
イム・ヨンウン的な?それとも、イ・イギュン的な?

この「国民の婿」と「局アナ・キベク」と「放送作家・ウジュ」が

全員知り合いで、恋愛バラエティーには男性陣すべてに通じている

初恋の女性が登場!って、世間が狭すぎやしないかい?

 

・みんなの初恋の相手のモテ女を演じたのは、ハン・ドンヒさん。

今作中でもすごい嫌なヤツなんですけど、なんか前から嫌だった(笑)

感情が私の中に渦巻いてて…誰だったかな…と記憶をさぐってたら

そうだ。百人力執事の元婚約者だ!

イヤな女のお芝居が上手ってことですね。

 

・リアリティショー出演の女弁護士チョ・フィソンの台詞

「嫌いなの、元カレ、元カノ。元がつくのは全部ダサい」…確かに。


・特別出演枠で出てきた、ウジュの見合い相手で

精神科医のこの先生の扱い薄くない?(役者はクォン・ユルさんです)

杉野遥亮くんみたいな顔して(右が本物の杉野くん)

もう一人の特別出演でたった1シーン出演のコン・ミンジョンさん!

贅沢!


・弟くんたちはアレで正解?何者?


・ヒロインの義母関係。日本で言う所の「MOTHER」みたいな感じ?

捨てられた子と、死のうとしていた所でたまたま出会った女

みたいな。法律的にはどういう手続きなの?

捨てたほうの産みの母親は、現在は息子がいるっていう。

この母親との再会と許しは、すごく綺麗ごとというか…


・最終的に仕事を仕事らしく実直に生きていたのは、

国民の婿のほうで。
 

・恋愛にまつわること以外は、さほど「お伝えする」ほど

周囲と交流を持ったかな?…と。日本題が悪いのか。

 

・今回の脚本家は、今作がデビュー作。

 

・物語後半。子供の寂しい気持を知らないシングルマザー、

病気の子供をなんとしてでも助けたいからと医療費のため

なんの仕事でも引き受ける父親、産んで捨てた母親との再会、

子どもたちを身をもって守ろうとハンドルを切った母…

親や家族がテーマなんでしょうけれど…

まずはキベクの家の子供たちを全員、独り立ちさせよう!

運転も代わりにしないし、仕事もロクにしないし、

家のことも手伝わず、やいのやいの言うばかり…

とんでもない親不孝兄弟だ!

 

・全12話でしたが、10話の終わりに来て

親孝行のつもりで家族全員で旅行に出たものの

(キベクは仕事で後のり)車の事故に遭って

子どもを守ろうとハンドルを切った母親が瀕死に…

えーーーー、なにそれ。

(エンディングのクレジットもないし)

 

・11話冒頭。おかあさんの旅行行くまでの楽しそうな様子を

5分ほど流して、そのあと病院に駆け込むキベク。

母親の血だらけの洋服と、ICU。

なぜか、遅れてきたキベクが家族代表で医師から病状を聞くし。

急に父親が巨大な詐欺組織に騙され(事故った車はどうしたん?

新車納品したん?)そこで父親がキレのあるアクションを披露し

兄弟そろって警察から逃げる…とか、どこまで手を広げる?(笑)

そして許せないのは、11話ラストの次回予告。

病院からの報せを受けて病院に駆け込むキベク家族。

酸素マスクを外される母親、父親の号泣、葬式のたくさんの供花

キベクを慰めるウジュ…。

12話の冒頭では、ウジュ母が喪服を着るシーンまで流して

「え?お母さん死んじゃったの?」という死ぬ死ぬ詐欺。

結局は、ウジュ母の恋人のお母さんが亡くなったという話。

視聴率を稼ぎたい制作陣の意図はわかるけど

人の死で、視聴者を引きよせようとするのはやめない?

結局この最終回が、全12話の最低視聴率を記録っていう…

 

・お気に入りキャラだったので、もっと活躍してほしかった人材は、

チョンウンのマネージャー、ヒョンテクと

ウジュのアシスタントディレクター、イ・ミング。

 

・最終回、小学校の演技発表会に主人公らの子供時代を

演じた子役たちがこぞって出演。ライオン役はキベクの

子供時代を、ウサギ役はウジュの少女時代を演じた子役たち

でした。

 

・コ・ギョンピョと、カン・ハンナの力をもっと信じて

辛辣コメディ+ちょこっとだけ恋愛で良かったのでは?

この逸材を無駄に使ってくれるな、という願い(笑)。

 

カン・ハンナちゃんのコメディエンヌぶりをもっと堪能したい方は

「九尾の狐とキケンな同居」がオススメです✨

特別出演で、コ・ギョンピョくんも出てます。

 

星は

★★★★★★☆☆☆☆