第1話にカメオ出演として、
「空から降る一億の星」の主演2人が登場。
それが観たくて手を付けるも、そこから先がどうにも惹かれず
一話の途中で止めたまま、数年寝かしていた作品です。
今回、アン・ヒョソプ祭りフェスティバルが私の中で起こり、
この作品の主演が彼だったことを思い出して再開させることに…。
韓国題: 어비스
脚本：ムン・スヨン
演出：ユ・ジェウォン
tvNで2019年に放送。 全16話。
【あらすじ ストーリー】
大企業の御曹司チャ・ミンは、幼馴染で検事のコ・セヨンの紹介で
知り合った女性ヒジンとの結婚を控えていたが、顔の不細工さが
原因で婚約破棄されてしまう。
ミンはショックのあまり飛び降り自殺を図ろうとするが、
そこをたまたま通りかかった未確認飛行物体に跳ね飛ばされ
命を落としてしまう。宇宙人は自分たちのせいで死んでしまった
ミンを、その人の魂の姿を可視化し生き返らせる復活の玉アビスを
使い蘇らせる。と、生き返ったミンの容姿は今までとは正反対の
完璧なイケメンに。
別人の姿を手に入れアビスの持ち主となったミンだったが、
ちょうどその頃、セヨンが何者かに殺害される。
世間から失踪したと思われているミンが殺人の容疑者として
指名手配されてしまう。ミンはアビスでセヨンのことを生き返らせ
別人の姿となった2人はセヨンを殺した真犯人を突き止めていく。
一言でいうなら。
「1話のソ・イングクとチャン・ソミンだけで止めとき！」(笑)です。
一応。一応念のため…というか、
ネタバレしたキャストを書いておきますので、
ここから先はネタバレゾーンとします。
未視聴の方は…このドラマは観なくて大丈夫だと思います(笑)
【出演 キャスト】
化粧品会社ラン・コスメテック理事 チャ・ミン: アン・ヒョソブ
復活する前の元々のチャ・ミン: アン・セハ
中央地検特捜部検事 コ・セヨン: パク・ボヨン
復活する前の元々のセヨン コ・セヨン: キム・サラン
ソハ病院応急医学科教授（連続殺人犯）オ・ヨンチョル: イ・ソンジェ
中央地検特捜部首席検事（ヨンチョルの実子）ソ・ジウク/オ・テジン:
クォン・スヒョン
ジウクの（義理の）父で判事 ソ・チョンシク: イ・デヨン
東部警察署強力犯罪チーム刑事 パク・ドンチョル: イ・シオン
ドンチョルの後輩 チェ刑事: キム・ソンボム
ドンチョルの元恋人で弁護士 イ・ミド: ソン・サンウン
（現在のセヨンの外見は元々このミドの外見/本物のミドは整形済）
ミンの母でランコスメテック会長 オム・エラン: ユン・ユソン
ランコスメテック会長秘書 キム室長: シム・ウソン
ミン宅の家政婦 パク・ミスン: パク・ソンヨン
ミンの婚約者（ジウクと義理の兄妹） チャン・ヒジン: ハン・ソヒ
ヒジンの母（オ・ヨンチョルの妻） チャン・ソニョン: イ・ジヒョン
娘を殺された父 パク・ギマン: イ・チョルミン
ギマンの娘で事件被害者 パク・ミジン: チェ・ダイン
セヨンの母 キム・ジョンヒ: パク・ミヒョン
セヨンの父 コ・チャンス: ハ・ソングァン
セヨンが検査を受けた病院の看護師: チェ・ナム
エイリアン: ソ・イングク（特別出演）
エイリアン: チョン・ソミン（特別出演）
ミンの少年時代 : ヤン・ハニョル
セヨンの少女時代: イ・スミン
ジウクの少年時代: キム・ヨンウン
ヒジンの少女時代: シム・ヘヨン
【超個人的感想と記憶】
・最初に出てくるの宇宙人役が「空から降る一億の星」の
ソ・イングクとチョン・ソミンの2人。演出家つながりでの
特別出演だったそうですが、ドラマでは悲しい結末だったので
こんなコメディーチックに蘇ってくれてうれしい～…が、
まず第一の感想。
・アン・ヒョソプくんの初のテレビドラマ「主演」作、らしい。
彼は今回、特に芝居濃いめのキャラクターではなかったので
あまり演技面での批判は起こらなかったとのこと。
・主人公のミンの初恋相手はセヨン。だけど何度もフラれた挙句
美人の女性を紹介してもらい婚約までするが、実は女は
金目当てで挙式直前に失恋。それを苦に、飛び降り自殺を
しようとしたところに、UFOが事故ってぶつかり宇宙人からの
お詫びの代わりに、生き返れる「アビス」という玉をもらい、
イケメンに生まれ変わる…っていうのが一話。
このアビスを使って、初恋相手のセヨンが殺されたのを助け、
元婚約者が死んだのを助け……という物語。
って、何人死ぬんだよ。
・生まれ変わった姿は、魂の姿。ミンのようにガラッと顔や外見が
変わる人もいれば、おなじ顔で年をとるだけの人も。あと、今も
生きている人物のそっくりの顔に生まれ変わったり。その基準が
よくわからん。
結局男は顔がよくなってお金持ちが一番いい、って話か。
・優秀な外科医のおじさんが連続殺人犯なんだけど、
普通の体つきで、なんでそんなに力が強いねんっていう…。
長年、妻や子供に暴力をふるってたおかげで筋肉がついたとか？
…んなことあるかーい。そして、それを引き継ぐ息子。
こっちは父親より更に細～いのに、拉致とか…殺人に執着する
意味が全然わからんのに、とにかくしつこい。
・韓国ドラマあるある。
「だからなんで単独行動するんだよ」
「犯人、うしろうしろ！」
連続殺人事件なのに、警察の人手が全然足りてないんだよっ。
・14話ぐらいから「え？何見せられてる？」という気持ちに。
尺が埋まらなかったの？とか
脚本家が途中で逃げ出して、見習いにバトンタッチした？とか
一斉にみんなやる気なくしたでしょ？とか
…とにかく、放棄された感じ？
殺人犯がどこにいるかわからない状態で、突然の遊園地デート
場面をだらだらだら…。イチャイチャイチャ…と…。…え？
韓国でも無理やり引き延ばして16話にした感が持たれていたと
聞いて納得。私の気のせいではなかった。視聴率も最初から
3％台と低めで、次第に落ちる一方。そりゃそうよね。
・婚約者ヒジンを演じたのは、ハン・ソヒ。やはりちょっと
詐欺を働いたりとかしちゃうような嫌われ女子役なんだけど、
でも惹きつける力というか…パク・ボヨンの変わり映えしない
役より、見ごたえは圧倒的。
・ヒジンのお母さん役を演じたのは、先日のキムサブ2で
私絶賛の(笑)イ・ジヒョンさん。今回は、夫からの度重なる暴力で
精神障害を負っている母でした。遺体って海に投げられて…？
・携帯修理屋さんの天井が低くて、アン・ヒョソプの頭が
天井に閊えている件。
・後半のダラダラは脚本だけでなく、せっかくのラブシーンにも
手抜き感があって…。ベッドでのキスシーン、引きの画になったら
アン・ヒョソプの体勢が……ダサッ。（足見てみて）
どう贔屓目にフォローしようとしても…カッコ悪っ。
なんかもう少し、姿勢を考えてあげてよ。
・アビスが虹色に色を変えていて、最後の色の赤になったから
多分もう少しで使えなくなるんじゃ？ってところは…まぁ、
設定としてわからなくもない。そんな時に、突然、第一話に出て
きていた廃品回収のおじさんが神の遣いのように、ミンに囁く。
そして、ミンはセヨンの前で透明になって消滅。
その後ミンは、山の中のようなこの世ではないところを彷徨い、
5年後、セヨンの元にやっと舞い戻る……って急にトッケビ風！
いやいやいや。どうしたどうしたどうした？
・殺人犯二代目(笑)、クォン・スヒョンさんは「青春の記録」にも
出ていましたが、そうだよ「空から降る一億の星」にも出てた
じゃない。なんか、なんだろ…イケメン…とも言い切れず、
普通？な顔立ち？。善人にもなれそうだし悪人にもなれそうな…
ただ表情がまだどこまで豊かなのかがわからないなー。
子役とはとても似ていた。
ヒョソプくんとも写真撮っていた。かわいいので記念に(笑)
「空から降る一億の星」にも出演していた子役さんです。
星は
★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 2つです！
オススメしないっ(笑)。