韓国ドラマ「ストーブリーグ」 | ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

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エサくれたら恩は忘れません。面白いエンタメを求めて日々彷徨っています。

韓国ドラマ「ストーブリーグ」

 

今年の第56回 百想芸術大賞で、

愛の不時着 だの

梨泰院クラス だのが

話題になるなかで、作品賞を受賞したのはこの作品。

 

野球が舞台のドラマですが、

ストーブリーグ(私は知らなかったのですが)=

「プロ野球で、シーズンオフに行われる選手・監督の

契約更改や移籍・加入の動きなど、グラウンド外の話題」

ということで、野球知らずの私でも、十分楽しめるドラマでした。

どっちかというと、頭脳戦、ビジネスものという感じ。

 

kntvにて。

2019年 SBS 全16話
原題: 스토브리그

脚本: イ・シンファ

演出: チャン・ドンユン

【あらすじ ストーリー】
プロ野球球団「ドリームズ」は万年最下位、問題球団。

ファンからも見放される中、新しくゼネラルマネージャーとして

スンス(ナムグン・ミン)が就任することに。

スンスはこれまで手掛けたシルム(韓国の相撲)、

ホッケー、ハンドボールなど数々のチームを優勝に導いてきた

実力者だったが、野球経験はゼロ。

 

運営チーム長のセヨン(パク・ウンビン)らスタッフたちが

実力を疑問視する中、スンスは就任早々、ドリームズの

看板選手ドンギュ(チョ・ハンソン)を放出すると発表する。

全員が猛反対するが、スンスはこれまで監督たちも

気がつかなかった球団の弱点を指摘し、改革に乗り出す。

 

一見冷たいスンスに初めは反発する「ドリームズ」だったが

やがて一人、二人とかつての情熱を取り戻し

球団再建に向けて動き出す。

そんな中データ分析チーム員を募集することになり、

スンスと深い関係のある、ある人物が面接にやってくる。

実はスンスも野球に対する熱い気持ちを抱えながら、

過去の事件から素直に野球に向き合えずにいるのだった。

一方、球団オーナーのギョンミン(オ・ジョンセ)には

ある思惑があった。スタッフ、オーナー、そしてファンたちの

様々な想いを背負った「ドリームズ」勝負のシーズンが

いよいよ開幕する!

【キャスト】
《ドリームズ》
GM ベク・スンス: ナムグン・ミン

運営チーム長 イ・セヨン: パク・ウンビン

親会社ジェソングループ常務 クォン・ギョンミン: オ・ジョンセ

スンスの弟 ペク・ヨンス: ユン・ソヌ    

運営チームスタッフ ハン・ジェヒ: チョ・ビョンギュ    

ドリームズ社長 コ・ガンソン: ソン・ジョンハク    
スカウトチーム長 コ・セヒョク: イ・ジュニョク
スカウトチーム次長 チャン・ウソク: キム・ギム    
スカウトチームスタッフ ヤン・ウォンソプ: ユン・ビョンヒ    
戦力分析チーム長 ユ・ギョンテク: キム・ドヒョン    
マーケティングチーム長 イム・ミソン: キム・スジン    
広報チーム長 ピョン・チフン: パク・ジヌ    

監督 ユン・ソンボク: イ・オル    
投手 チャン・ジヌ: ホン・ギジュン (飲酒運転で摘発されて…)  
若手投手 ユ・ミンホ: チェ・ジョンヒョプ    
外野手・4番打者 イム・ドンギュ: チョ・ハンソン (特別出演)
ケガが多い捕手 ソ・ヨンジュ: チャヨプ    
内野手 クァク・シンヨン: キム・ドンウォン    
内野手 カン・テミン: キム・ボンマン    
外野手 イ・ヨンテ: チャン・ウォンヒョン    

国家代表投手 カン・トゥギ: ハ・ドグォン

投手コーチ チェ・ヨング: ソン・グァンオプ    
ヘッドコーチ イ・チョルミン: キム・ミンサン    
打撃コーチ ミン・テソン: ソ・ホチョル    
前GM ソ・ギウン: ソン・グィヒョン

ジェソングループ会長 クォン・イルド: チョン・グクファン    
クォン・イルドの息子 クォン・ギョンジュ: ホン・イン
==========================================
バイキングスGM キム・ジョンム: イ・デヨン    
ハリケーンズGM オ・サフン: ソン・ヨンギュ    
スポーツアナウンサー キム・ヨンチェ: ソジン

(ヘリちゃんと同じGirl's Day)
外国人選手コーディネーター キル・チュンジュ: イ・ヨンウ    

PFソフト代表 イ・ジェフン: イ・ジェフン(特別出演)

スンスの元妻 ユ・ジョンイン: キム・ジョンファ
スンスの母: チョン・ヨンスク
元シルム選手 チョン・フンマン: イ・ギュホ

セヨンの母: ユン・ボギン    

 

 

以下、ネタバレぽろりの感想です。未視聴の方は回避を。

 

・ほんと、野球畑には縁がなく育ってきた私も

途中は前のめりに楽しめた作品。

適材適所、というか、ビジネスの進め方とかの参考になる

作品といってもいいんではないかなと。


・カン・ドゥギ選手は、とてもポジティブなイメージの選手で

KIAのヤン・ヒョンジョン選手、日本の黒田博樹選手を

混ぜ合わせてモチーフにされたそう。黒田選手の活躍は

知らないけど(笑)

 

・ヒロイン(といっていいのか)のパク・ウンビンさんは、

子役からの経歴の持ち主。派手過ぎず、かといってブサイクで

もなく、個性派過ぎず、縁の下の力持ちといった感じで

物語を支えています。

 

・色恋ポイントはないんです(笑)。キレイにないです。

 

・「私の心が聞こえる?」で、ナム・グンミンを気になりだして、

当時から「整形っぽい」って言っているんですけど(笑)

その後、最近、さらに整形ぽくなってましたが、この作品では

元に戻った感じ。ちょっと闇のあるぐらいの役のほうが

似合うタイプの役者さんです。良い。安心して観ていられる。

 

・これってやはりあれかなぁ。野球経験のある役者さんたちが

選ばれたのかなぁ。でも、プロの投球に見せるためには、

経験だけじゃ難しいですしね…。

 

・ペンギンのペンス出てきた。日本の言うところの、ふなっしー

みたいな図々しさと可愛さ?のキャラクター。知らんけど(笑)。


・スンスの弟役のユン・ソヌさん、麗以来よー。

基本、悪い人のイメージのまんまだから、今回良かったー。

少し、イメージ回復よー。少しだけどねー。

 

・なかなかいい味の子分的キャラクターを演じていた

チョ・ビョンギュさん。検索をかけると、菅田将暉と出てくる。

どうやら似ていると評判のようです。…そうかな。

公開恋愛をしていた女優さんと決別したのがつい最近のようで

なんつーか…いい奴だと思っていたのに、公開か…
みたいなちょい残念な気持ちに。勝手に。そう、勝手です。

 

・球団の決定に納得がいかないファンがデモを行うんですが、

それを見て、球団の運命を握るオ・ジョンセさんが、

「あの人たち、仕事は?」

「(野球の応援は)趣味じゃないのか?」

みたいなことを言うのが、オタ界隈の心臓をえぐりますね(笑)

そう、仕事は頑張って調整して、趣味のために

働いている……んですよ。

 

・なんかね、20話でもよかったんじゃない?と思う感じです。

15話あたりから、なんか尺たりない?みたいなストーリー展開。

続編があってもおかしくない感じの進み。

 

・野球好きの旦那さんや息子、梨泰院クラスを見て、

うぉうぉ言っていた人々にオススメの作品です。

 

今度から☆を10個にしようかと思っております。

★★★★★★★☆☆☆ です!