映画「search/サーチ」 | ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

「支那竹銀座」はラーメンズ小林賢太郎さんに名付けてもらいました。
負け犬というよりバカ犬。飼い主には従順素直。
悪そうなヤツや知らない人には、吠えたり噛み付いたり。
エサくれたら恩は忘れません。面白いエンタメを求めて日々彷徨っています。

原題「Searching」

2018年、アメリカ、102分。

監督    アニーシュ・チャガンティ
脚本    アニーシュ・チャガンティ / セヴ・オハニアン

 

ワイドショーで紹介されていたのを、公開当初見ていて、

気にはなっていたんですが、このたびNetflixで鑑賞しました。

 

この映画の特徴はなんといっても、ずっとパソコンの画面上で

展開されるというところです。フェイスブックや、テレビ電話、

ニュースの動画や、地図、家族の思い出の映像…など、すべて

パソコンで見ている風で、物語が進みます。


なので「あー、それで調べるか」とか「娘の名前でログインする

には…パスワードの再設定をまずしないとね」とか、

自分が操作するにしたらどうするかな?みたいなのも楽しめます。

【ストーリー】
デビッド・キムは、妻のパメラが癌で亡くなってからというもの

娘のマーゴットとの関係が疎遠になる一方だった。

 

ある日、マーゴットが、勉強会に参加するために外泊すると

言ってきた。翌朝、デビッドは自分の就寝中にマーゴットから

着信があったことに気がつく。

マーゴットが帰宅した形跡はなかったが、デビッドは娘が

いつも通り登校したり、ピアノ教室に行っているものと思い込む。

 

ところが、ピアノ教室に連絡を入れると、マーゴットは半年前に

退会していわれ、勉強会も途中で帰宅したことを知る。

娘の交友関係を知らなかったデビッドは、弟に相談したり、

妻の遺したアドレスをもとに幼馴染の家に連絡を入れたりするが、

娘の行方は分からないままだった。

デビッドは、とうとう娘の失踪を警察に届け出る。

警察が捜査している間に、デビッドはマーゴットのパソコンに

ログインすることに成功した。娘のSNSでの百人近い知り合いを

かたっぱしから当たっていくが、有力な情報が得られないでいた。

また、やめてからのピアノ教室の月謝をマーゴットは貯蓄していて、

それが謎の口座に送金されていた事実も知る。

捜査を担当するヴィック刑事は、自身の親子体験の話をするなど

親身になって捜査を進めてくれようとしていた。

しかし一向に進展がないまま、ある日、マーゴットのお気に入りの

場所で、マーゴっとの車が湖から発見される…

【キャスト】

デビッド・キム: ジョン・チョー

娘 マーゴット・キム: ミシェル・ラー
妻 パメラ・ナム・キム: サラ・ソーン

 

デビッドの弟 ピーター・キム: ジョセフ・リー


ローズマリー・ヴィック刑事: デブラ・メッシング
ローズマリーの息子 ロバート: スティーヴン・マイケル・アイク


以下、感想。ほとんどネタバレに関することは

書いていませんが、念のためネタバレ回避を!!

 

・画面だけだなんて、すぐに飽きるんじゃない?とか思いつつ、

結局、最後まで楽しんで見ていました。

画面も背面行ったり、パソコン画面ギリギリまで右端に寄せたり、

ログアウト…いや、しない!!みたいなのが、日ごろ自分でも

しょっちゅうやっていることなので、より身近に感じましたね。

 

・主演ももともとは韓国の方で、移住されたり、アメリカを拠点に

活動されていたりする方々。同じアジア系の顔であることには

間違いないので、馴染みやすいというのもありました。

 

・いやぁ、よくできている。監督はこれがデビュー作なんですって。

でも、デビュー作かぁ、という色眼鏡はなしに観たほうが楽しい。

 

・犯人…しそうな顔しているんだよなぁ、よく見ると。

 

・これだけSNSが発達してて、やっている本人も

自分が親しくしている人の、本名も住所も電話番号も知らない、

SNSのアカウントしか知らない、っていうケースは多いと思う。

ましてや、思春期の子供の交友関係なんて…。

明日、自分の親しい人が行方知れずになったら、どうやって

探せば?もし亡くなったことがわかっても、葬儀にすら

たどり着けない…というのも珍しくないよね。きっと。

 

そんなわけで、星は

★★★★★ (4.7!!)