韓国ドラマ「検索ワードを入力してください:www」 | ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

「支那竹銀座」はラーメンズ小林賢太郎さんに名付けてもらいました。
負け犬というよりバカ犬。飼い主には従順素直。
悪そうなヤツや知らない人には、吠えたり噛み付いたり。
エサくれたら恩は忘れません。面白いエンタメを求めて日々彷徨っています。

最初タイトルを聞いたとき、タイトルだとすら思わなかった。

「え?どこに?」

ぐらいに思っていた気がする。


いろんな方が話題にしているので、見てみたくなった。
主演女優がこの直前に観たドラマ(シカゴタイプライター)と

同じ人だったことに驚き、主演男優が不自然なパツパツン顔で、どうしようかというのが観始めの印象だ。

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コムセゴルル イムニョカセヨ

2019年放送 tvN 全16話

 

 

【簡単なあらすじ】

ポータルサイト業界1位の“ユニコーン”で
サービス戦略本部長を務めるベ・タミ(イム・スジョン)は、
信頼していた上司ソン・ガギョン(チョン・ヘジン)に見放され
理不尽な理由で解雇されてしまう。

その腹いせにライバル社“Baro”への転職を決意したタミは
犬猿の仲であるチャ・ヒョン(イ・ダヒ)と共に“Baro”を

業界1位にすべく奮闘する。そんな中、タミはゲームセンターで

偶然出会ったパク・モゴン(チャン・ギヨン)と意気投合、
お酒の勢いで一夜を共にするのだが…。

 

、、、、、、、、、。

もう、なんのこっちゃかわからない、といったあなたに

簡単に説明すると、日本にたとえた場合、

yahoo対Googleみたいな競合するポータルサイト運営企業が

ありまして、そういった企業に対して政治家たちが介入してきて

自分たちに都合の悪いキーワードを削除しろよ、とかね

個人情報を監視できるように、とか言ってくるのに対して、

ユーザーを守る!国民の自由を権力には渡さない、って

強い意志で戦う…というのが、メインどころ。

これは、日本ではできないだろうなドラマ。

 

もちろん争いだけの物語ではなく。

たとえば、個人のページの廃止…。年配層は反対するけれど

時代的には新しいものにとってかわられるのは仕方のないこと。

これ、あれですよ。自分には「ジオシティーズ」的なものかな、と

(知ってる世代どんだけいる?)想像しやすかったわけですが。

懐かしいなぁ~。

 

ほかにも、社長から社員全員まで年とか役職関係なく敬語で

役職や年齢だけに左右されない働き方をする企業とか、

男ばかりが金を持ってて、じゃなくても逆もあって良し、とか

結婚という形式を望まない主人公と、結婚したい彼氏とか

出演者も魅力度が高く…… うん、面白い!!!

 

監督: チョン・ジヒョン
脚本: クォン・ドウン
(デビュー作だとか。キム・ウンスク作家のチーム出身とのこと。

キム・ウンスクさんはトッケビの脚本家)

製作: スタジオドラゴン

そういえば、イ・ドンウクさんがちらっと出てきた(笑)

【キャスト】
ペ・タミ: イム・スジョン    
ゲーム音楽制作会社社長 パク・モゴン: チャン・ギヨン    

 

ここ二人のカップル。ワーカーホリック気味で一人で食事も

いっちゃうような、中味オヤジ系の年上の彼女と、

育てられた境遇から結婚を強く望む年下男子。

彼女167cm(私と一緒)、彼氏187cm……

(心の中でスタンディングオベーション)

もう、顔がパツンパツンだろうが、稲中実写に出れそうだろうが

関係ない。いい。笑顔は可愛いし。良しとする!!

 

バロ ソーシャル本部長 チャ・ヒョン: イ・ダヒ

無名俳優 ソル・ジファン: イ・ジェウク    

 

30歳近くになろうともなるのに、売れていない役者と

ドラマ好きのキャリア系女子(すげぇオシャレなんだけど)が、

偶然知り合うことになって…という、多くのドラマファンが

一度は描く妄想を堂々と描いてて、いい。

三流役者だったソル・ジファン役のイ・ジェウクさんは
実年齢は、なんとまだ20そこそこ(1998年生まれ)で、

身長187cm!!という威力…相手役のイ・ダヒさんが176cmも

あるんで、そんなに高そうに見えないけど高いし…
童顔だなぁ…と思ってみてたら、本当に若いし!!えええ!!な人。

完成されていないお顔立ちな感じがいい。

変にいじるなよ!そのままでいいからな!!


ユニコーン理事 ソン・ガギョン: チョン・ヘジン    
ガギョンの夫 オ・ジヌ: チ・スンヒョン    
シン・ソンロクと似てない??似てないか…(笑)

 

こちらチ・スンヒョン、

 


こちらがシン・ソンロク。

 

だめだわ…目が衰えている…。


バロ代表 ミン・フンジュ(ブライアン): クォン・ヘヒョ
キム・サムスン以来ー!!    


バロゲーム事業本部長 ピョ・ジュンス): キム・ナムヒ    
ミスターサンシャインの森ね!!

 

バロ社員 ジョセフ: ウ・ジヒョン    


バロ社員 チョ・アラ(エリー): オ・アヨン
カフェ店員だったところから、社員にスカウトされて移籍する

んだけど、学歴とか経歴とかじゃなくて、才能さえあれば

認められていく…みたいなの、とても夢があっていい・

オ・アヨンさん本人も、自然な感じで可愛い。    

インターネット放送BJ ユン・ドンジュ: チョ・ヘジュ

KUグループ会長 チャン・ヒウン: イェ・スジョン    
ユニコーン代表: ユ・ソジン

ピアノ講師 チョン・ダイン: ハン・ジワン

 

彼に突然職場を訪れるといわれ、慌てて掃除するペ・タミ。

なにごともなかったように受け入れるけど、机が濡れてて

バレちゃう場面とか、お泊り服の貸し借りとか、ストッキングの

破れ穴を黒ペンで埋める彼とか、彼女の洗った食器を

あとでそっと洗いなおしてしまう彼とか…

なんかそういう日常あるあるが、よかったんだよねぇ…。

あと、彼女を家に送り届けて、もう別れるのか?ってところで、

彼女が引き留めたエレベーターの場面とか、すごい好き。

 

一方の、気も力も強いチャ・ヒョンと、気の弱そうな

売れない俳優のキュンキュン恋物語は、

ありきたりな表現だけど、それがまたいいし、

財閥の息子なのに無能扱いされて政略結婚までさせられて

いるのに、長い時間一緒にいて同志のような絆でつながっていく

ソン・ガギョン夫婦のところも、これまたとてもいい。

 

劇中の映像がとても綺麗だったり

(ゲーセンも素敵だけど、そのあとの飲み屋?みたいなところも

綺麗だし、花びらの散るのとかもいいですよねぇ…)

本当、信頼と安全のスタジオドラゴン。