十五祭ライブ中VTRでのコメント
錦戸亮
「みなさん、十五祭はいかがでしたか?2002年、大阪で
関ジャニ∞というグループが生まれ、
2004年「浪花いろは節」でCDデビュー。
みなさんの支えのおかげで、僕たちは15周年を迎えることが
できました。ありがとうございます。改まってね、こんなVTRが
流れるとみんな構えてしまうかもしれないですけど、
ここではですね、感謝の気持ちを伝えたくて、
ありがとうの先にある想いというものを
みなさんに伝えていきたいと思います」
丸山隆平
「みんな~。楽しかったですか~?ありがとうございます。
まあね、いつもちょけてばっかりいますから、ここはちゃんと
みんなに僕からの想いだったりを話しておきたいなと思います。
関ジャニ∞は、ほんまに色々苦労の絶えないグループだと
思いますよ。いろいろ、揉めたりぶつかりあったりすることも
当然ね、個人個人が本当にあくの強いというか個性の強い
感性豊かなメンバーだったりするから、
それはぶつかったりするんですけど。お互いが嫌いで
ぶつかったりとか、そういうグループじゃないんですよね。
なんか、eighterのみんなにどうやったら一番輝いている
良い状態の関ジャニ∞を見てもらえるか楽しんでもらえるか
ということを、考えて考えて。
で結果、いくつかの案に分かれちゃって、
それでぶつかりあったりとかっていう。だからほんまに、
それを考えたらみんなのせいですよ?僕たちがこうやって
ぶつかったりもめたりというのは(笑)。
でもそれは、もっともっと関ジャニ∞のことを好きになって
もらいたいなというこだわりと愛情だったりとか
そういう形なんですよね。きっとeighterのみんなは
ここにいるリアルな僕たちを感じ取ってくれてるとは
思うんですけど、敢えて、今日はそんなことを皆に伝えたいと
思いました。今日は本当にありがとうございました。
僕たちはいつもeighterのことが大好きです」
※一番輝いている状態…
で、なんで痩せられなかったの?(笑)
横山裕
「マルが言った通り、ぶつかったこともあったと思います。
でもそれは、ぞれぞれが関ジャニ∞を大きくしてやろうという
想いでぶつかったと思います。今は、時間が経ち
大人になるにつれ、それぞれが関ジャニ∞を支えてやろうという
想いになったと思います。だから僕は、こうやって1つの
ステージで力をあわせることも皆がそれぞれの分野で必死に
頑張っていることもすごく誇りに思っています。
関ジャニ∞というグループはもうメンバーだけのものじゃないと
思います。ファンのみなさま、そしてスタッフ、色んな人の想いで
成り立っているグループです。
これからも、ついていきたいというグループになれるよう
頑張りますので、応援の程、宜しくお願いします」
※ファンですらも、ソラで言える何度も擦られた思い出話を
ずっと繰り返してきた長男・裕ちん。久々に聞いた
自分たちのグループの思い出が「ぶつかり合う」なんだね。
安田章大
「病気のこともあって、メンバー、eighterのみなさん、もちろん
スタッフさんに全力で支えてもらった事を強く強く実感しています。
ただ、本音は、病気はやっぱり辛かったのは辛かったと思います。でも、病気になったことが辛かったじゃなくて、
病気になれてよかったなとか、病気になったことが、
自分の中で1つ大きく切り替えてくれたきっかけになったと
思うんで、よかったなぁみたいな。病気に感謝と言いますか。
ステージにね、みなさんの前に立てる事が普通じゃなかったんだって。ありがたかったなあって思うし。あとは、皆と向き合える
一瞬一瞬が当たり前じゃなかったんだなあって感じていました。
いま、もっと深く感じます。15周年まで連れてきてくれて
本当にありがとうございました。本当にeighterに感謝しています。いろいろある、笑っていきましょう、こんな風にね。へへっ」
村上信五
「改めまして、十五祭にお越しくださいまして有難う御座いました。
安君の挨拶にもありましたけど、安君も病気の事を自分がね、
安君本人がどう向き合っているのか判らなかった中、
自分の口でみなさんに伝えるんだという想いを受けて、
僕たちもね、同じ席でネットの動画の方で観ていただいたかと
思いますが、あの時は僕達もどうしていいのかわからない状況で
手探りの中、今日ここまで歩いて来ることが出来ました。
みなさんのおかげです。本当に有難うございます。
ただあの時はね、笑えるかどうかと思ってましたけれども、
レギュラー番組でも、個人の現場でもたくさんの笑顔とともに
頑張らせていただいておりますので。
これからも関ジャニ∞をよろしくお願いします」
大倉忠義
「みなさん、改めていかがだったでしょうか?
いやぁ、挨拶一つにしても個性出てますよね。このグループは。
僕は最年少として15年間、このグループに居させてもらいました
けど、やっぱりえげつないですね、関ジャニ∞は。
みんな好き勝手言うし、不器用でぶつかってばっかりいるし、
裏では最低で最弱なときもあります。
でもそれも含めて僕は最強なんだと思います。なのでみなさん、
僕たちが最低なときも最弱なときも、ずっと愛し続けてください。
お願いします。生きていれば、いろんなことがあります。
僕たちも、みなさんも、その真っ只中にいる時は、
自分がどこに立っているのかさえもわからない。
どこかに根を張っているのか、今、蕾になっているのか、
いつかは花を咲かせられるのか、自分ではわからないことです。でも僕たちはこれだけ個性のあるグループなんです。
だからもし、別々のタイミングであっても、例え違う場所にいても
何れは、綺麗な花を咲かせてくれるといいなと僕は思っています」
2019年9月5日午後5時ファンの皆様へ。
僕、錦戸亮は9月末日をもちまして、21年間お世話になった
ジャニーズ事務所を退所させて頂く運びとなりました。
僕なりの形で、僕なりのエンターテイメントとは何なのかを、
改めて考え、これからも発信し、恩返しできるよう
努めていきたいと思います。応援していただいた皆様には
感謝の気持ちで一杯です。
そして、ジャニーさん、心からありがとう。
錦戸亮
関ジャニ∞です。皆さんにお伝えしたいことがあります。
僕たちは、2004年にCDデビューして以降、
ファンの皆さんに沢山の景色を見させて頂き、
今年15周年を迎えることができました。
ここ最近では、一昨年安田章大が脳腫瘍の手術をし、
去年、背骨を骨折。
同時期に渋谷すばるが第二の人生を歩む事を決心するという…予想もしていなかった二つの大きな出来事によって
全員がそれぞれの人生を改めて考えるきっかけになりました。
去年から、僕達は沢山の話し合いを重ねてきました。
各メンバーの思い描いている将来、価値観、方向性など、
それぞれが違うベクトルを差し始めているんじゃないか…
そして、安田が万全ではない自分の身体で、いつまでこの仕事を
全うできるのか…という問題に直面しました。
ここ最近まで、沢山の記事が出ているなか、
何も答えられなかったのは本当に心苦しく、
ファンの皆さんに沢山の憶測や不安を抱かせてしまったのは
心から申し訳なく思っています。あらゆる選択肢があるなか、
正解がわからない上で、15周年のライブまでは何があっても
6人で走りきりたい。その上で、ファンの皆さんには。
純粋に楽しんで頂きたい、という思いで、15周年ライブが
終わるこのタイミングまで、発表を控えさせていただきました。
出会いから含めると約20年。
もう好きや嫌いなんて感情を超えたメンバーです。
道は違えど、皆さんにエンターテイメントを届けたいという
気持ちに変わりはありません。ファンの皆さんも…
僕達も、時間がかかるかもしれませんが…
どうか1人でやっていく覚悟、送り出す事を決めた
5人のメンバーの決断をどうにか分かっていただける日が
来るように、全員がこれからの活動で示さなければと
思っています。15年間、こんな大変なグループを
支えてくださっている関係者、スタッフ、そして、何より
ファンの皆さんには感謝してもしきれません。
そして、ジャニーさん…これは僕達がずっと話してきた結論です。
この決断を天国から見守ってくれればと思います。
関ジャニ∞を生んでくれてありがとう。
関ジャニ∞
横山裕 村上信五 丸山隆平 安田章大 大倉忠義
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2019年9月5日 事務所からの
関ジャニ∞錦戸亮に関するお知らせ
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、錦戸亮が2019年9月30日をもって
ジャニーズ事務所を退所致します。
これまでお世話になりました皆さまへ心より感謝申し上げます。
このような決断に至りました経緯としまして、
2018年、関ジャニ∞は長年苦楽を共にしたメンバ ーの脱退、
また、安田章大の大きな怪我により環境が大きく変化致しました。全員が満身創痍の状態でグループ活動ならびに
個人活動を続ける中、それぞれが“自分達の人生”、
そして、“これからの生き方”について考え、 メンバー同士、
また、事務所スタッフとも沢山の話し合いを重ねて参りました。
一人一人が各々の「これから」のことを熟考した結果、
本年3月末、錦戸が7月から始まる5大ドームツアーを最後に
グループから脱退し、9月末にジャニーズ事務所を退所して
新たな活動をする事になりました。錦戸の脱退を受け入れて
15周年の記念ツアーを開催させて頂く上で、 メンバーの希望は
ファンの皆さまに心からコンサートを楽しんで頂きたい、
皆さまのお陰で関ジャニ∞がデビュー15周年を迎えられた事に
感謝したいという 強く、熱く、純粋な想いが全てで、
今回のことはコンサートツアー終了後にお知らせすることに
させ ていただきました。 ご報告が遅れましたことを
心よりお詫び申し上げます。
ツアー準備中の6月18日に弊社社長のジャニーが救急搬送され、
その病床を メンバー全員で見舞った際、一人一人が
自身のこれからの人生に向き合う覚悟を、心の中で伝えました。そして7月14日からのツアー開始前に
ジャニーとの悲しい別れが訪れ、
6人は長きに渡る感謝の想いを胸にステージに立ちました。
関ジャニ∞の新たなスタートにつきましては、
ジャニーのお別れ会が滞りなく 執り行われた後に発表したいと
メンバー・スタッフ間で話し合い、 本日、このような形での
発表となりました。6人それぞれがファンと関係者の皆さまへの
感謝を胸に、これからも芸能活動を続けて参りますので、
今後とも関ジャニ∞並びに錦戸亮を
温かくご支援いただけますこと、心よりお願い申し上げます。
2019年9月5日 株式会社ジャニーズ事務所
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2019年9月5日 公式サイトの動画
村上「我々、関ジャニ∞から皆様にお知らせしたい事が
御座いまして、今回これをご覧になってもらっています。
それでは大倉君、お願いします」
大倉「はい。ちょうど1時間ぐらいにですね、コメントを出させて
頂いた通りなんですけども。去年からたくさん話し合いを
重ねてきた結果ですね。去年もすばるくんが脱退してですね、
ヤスの病気の事もあったりで、色んなバランスが変わりながらの
活動の中で話し合ってきた結果、5人でやっていく事に
なったんですけども。色んな記事が出た中、本当に
コメント通りなんですけど、ここまで言えなかったって言うのは
心苦しかったんですけど、本当にこの15周年ライブというのを
すごく大事に6人で走りきりたいという気持ちが強くてですね、
ここまで遅くなってしまいました。今ショック…ショックというか
色んな感情の中で、こう見て頂いているとは思うんですけど。
僕たちは去年から話し合ってきて、複雑ではあるんですけども、
皆さんよりも1歩前に立って活動していかなければならないと
いう気持ちで、今ここに立っております」
横山「見ているファンの皆様もね、たぶん感情が追い付いて
いない方がたくさんいらっしゃると思いますけども。僕たちも
正直初めて5人で立って追い付いてない部分もあるんですけど、
ただ僕たちは続けるという道を選んだわけですから、
ファンの皆様と一緒に歩んでいけたらと思っております」
安田「どうも安田です。なんすかね、僕たち5人で関ジャニ∞って
言ってますけど、皆さん有りきの関ジャニ∞なのかなと思って
おります。一緒にやってく上で、僕たち5人が頑張るんでなくて、
みんなと共に歩めるからこそ、関ジャニ∞が成立するということ
だと思いますので。なんか、色んなことを感じるとは思います。
けど、感じてる分って無駄じゃないので、その時間を大切に
しながら、こっから皆で歩んでいけたらなって思っております。
辛かろうが、しんどかろうが、未来が明るければ、
今、一生懸命歩めればいいのかなと思ってます。
なんか1つ1つ大事に落としていかないように、歩めたらなぁ
なんて思ってますね」
丸山「まぁ、こういう空気感とかね、今まで起こったこと全て
僕たちファンの皆と一緒にね受け止めて前に進んでいこうと
思っておりますので、こういうこと全部含めて関ジャニ∞なので、
いっしょにこれからもいてくれたらなと思います。
宜しくお願いします」
大倉「人生というとね、1つの大きな決断として色んな選択肢が
ある中で選んだ道という事で、僕たちはこの道を選んで。
なので色んな道があるけど。みんなに応援して頂きたいなという
気持ちが正直な気持ちです」
村上「我々としてはちょっとジャニーさんの事もありましたから、
僕らが考えるエンターテイメントとは何だろうかということでね。
個人で求めるエンターテイメントもあれば、やっぱ我々もね、
話してきてこれからもまだ、きっとですけれども、
こうなってしまった以上、我々にしか表現できない
エンターテイメントがあるんじゃないかという決断だったん
ですよね」
丸山「そうやね、やってみな分からへんけどね。
やらんと分からへんもんね」
村上「これもね、他の多分エンターテイナーの方でもなかなか
経験出来てない事を我々経験させて頂いてる訳ですから、
ちょっとわからないですけど、これはジャニーさんからの
宿題じゃないかなと思うくらいの大きい出来事がたくさん
ありましたから。その思いを我々がちゃんと一手に背負って
今後とも関ジャニ∞として頑張っていこうと思いますので、
今後とも一つ宜しくお願いします」
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2019年9月6日 日刊スポーツなどの取材。
村上信五(37)大倉忠義(34)が都内で日刊スポーツなどの
取材に応じた。
昨年夏のツアー後、9月ごろからメンバー全員で話し合い。
大倉「誰かがとかではなく、全員が『グループを閉じたほうが
いいんじゃないか』っていう案を出したりしました。すばる君や
ヤス(安田章大)のこともあって、疲弊していたので、
ポジティブな方向にはなかなかいけませんでした」
村上「ああでもない、こうでもない、と紆余曲折でした」
4、5回の話し合いを経て、今年3月末に現在の形で結論。
大倉「それぞれが人生と向き合うタイミングにもなった。
チャレンジの方向性が違ったのかなと思います」
大倉自身の脱退説には、
「親にも『あんた辞めるの?』って言われました。
僕だけが(脱退を)否定するわけにもいかなかったので。
それは(心配させて)申し訳なかったです。辞めないです!僕は」
最後のライブ後。
大倉「22年間くらいの仲で、幼なじみみたいなものなので、
『長い間ありがとう』みたいなメールは送りました。
亮ちゃんからは『こちらこそありがとう』みたいな。
『お互い頑張ろう』となりました」
11月以降。
村上「間を空けたら、ホンマに休んでしまいそうやし。
それに、姿を見てもらったほうがファンの人たちも
安心するんじゃないかと思って。スタッフさんに無理言いました」
大倉「誰がメインボーカルになるか、っていう争いです。
亮ちゃんにも頑張ってほしいって気持ちもありますけど
自分らで精いっぱいですから」
村上「やるっきゃない、という腹づもりです」
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2019年9月7日 朝「サタデープラス」にて丸山。
結構いろんな報道が一昨日からちょこちょこ、色んな番組を
たまたま観ていたりしたんですけど、なんかちょっとね、あの~
変な風に伝わってしまうなぁ…みたいなんがあったんで、
あれなんですけど、まず皆で話し合たっっていうのは、
亮ちゃんをどうとかっていうことではなくって、そもそも
すばるくんが退所したりとかして、で、安がいろんな体の事が
あったりして、そこからそれぞれが30半ばでもあるから、その~、
自分の人生っていうのを個々が考えて、どんな風にして
いこうかというきっかけに、ひとつになったっていう。
それで、亮ちゃんは亮ちゃんで
そういう別のエンターテイメントを追究するっていうことを
自分の中で決めた。僕たちは関ジャニ∞として残って、
自分たちの関ジャニ∞としてのエンターテイメントを
じゃあこれから先どんどんどんどん続けていこう、ってことを
選んだっていうだけなので、亮ちゃん一人がどうとかっていう風に
とられてしまうと、なんか僕たちグループとしても、彼としても
違う感じがする。そこだけはちょっと勘違いしてほしくないなと…
いうところで。で、彼もこれからね、エンターテイメント、
ジャニーさんから受け継いだものを追究していく方向だと
思うので、応援して欲しいなと思いますし、僕たちは、やっぱり
ここまで、発表が遅くなっちゃったのは関ジャニ∞としてのライブを
純粋に楽しんでほしいからっていう、自分たちのファンの方を、
一番に思って、選んだ結果でもありますので、そこらへんは
今からいろいろとちょっとね、みんなが解釈していったりとか、
飲みこんで消化していくところでもあると思いますからね。
あの自分のペースで全然いいですし、僕たちを知らない方たちも
なんかどんな風な感じなんだろうっていう、いろいろ
憶測あるかもしれないですけど、まぁまぁ関ジャニ∞は
これからも、5人でやっていきますし、あのぉ
是非とも応援していただきたいなと」
※番組視聴者がエイターばかりとも限らない。
「亮ちゃん」「安」ではなく、一般にもわかる名前で、
オブジェに関しても小堺さんの説明を受けるのではなく、
きちんと言葉を綴ってほしかった。
ファンだけに支持されて、そこでしか回らない言葉で
番組概要もどこかに行き、噛み噛みでも数年続く
ジャニーズであるから、な番組内でそんな言い方な…。
亮ちゃんを、関ジャニ∞を守るという主張はわかるし、
誤解を解きたいのもわかるが、
あまりにファンの感情を雑に扱いすぎな気がする。
応援されて当たり前ではない。
この夜の大倉の冷静さ(を装う)気遣いや準備を…
出来ないのが丸ちゃんだとはわかっているけども………。
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2019年9月7日 ラジオ「大倉くんと高橋くん」番組冒頭にて。
eighterの皆さんへ。
今回、自分の考えをしっかりと伝えたいと思い
手紙を書いてきました。聞いていただければ幸いです。
この度、亮ちゃんが抜けて、
関ジャニ∞が5人になるということになりました。
同期の亮ちゃん、ヤス、丸とは、出会って約22年。
僕にとっては唯一ですね、幼なじみのような存在です。
たくさんの時間を過ごして、喜び、悲しみ、
いろんなことを分け合ってここまで過ごしてきました。
僕たちは個々の思いが強いことや、
強烈な個性が集まっているからこそ、
今までたくさんぶつかってきました。
それでも内(博貴)が抜けてからずっと7人で走ってきました。
皆さんにたくさんの夢をかなえてもらって、
たくさんのステキな景色も見させてもらいました。
その時の僕はグループとは、永遠に続くものだと
当たり前のように思っていました。
ですが、すばるくんの脱退ということで、
永遠はないのだと改めて知り、
ヤスの病気で命について深く考え、
濃い2年間を過ごしてきました。
7人が6人になること、世間からは一人減るだけ。
言葉にすればそれで終わりですが
そんな簡単なことではありませんでした。
一人がいなくなることにより、
絶妙に保っていたバランスが急に崩れてしまいました。
そこからヤスが動けない状態での5大ドームツアー。
どうにかみんなに気付かれないように
頑張っていたんですけれど、心は擦り切れて
限界に近づいていました。
そして、そんな状態でこの6人で、これからどうやって
アプローチしていくんだという会話をはじめました。
でもいまで精一杯なのに来年のことなんて考えられないと、
2004年から活動を初めて立ち止まりました。
そこから6人になった自分たちの方向性、
来年はどうするだと何も見えない中、手探りで話し合い、
一度立ち止まろうとか、全員がグループを閉じる覚悟も
したはずです。
そんな心の状態で話しても、ネガティブな意見しか
出ないはずです。それでも6人で時間かけて
たくさん話し合った結果、今この選択になりました。
チャレンジの方向性の違いです。
亮ちゃんは多くを語る人ではない分、
これから自分の活動で体現していくはずです。
3月末には、いまの状態になることが決まり、約半年、
どうやったらeighterのみんなが安心してくれるんだろうと
すごく考えた結果『いつかもう一度やりたかった
47都道府県ツアーでみんなに直接会いたい』と
スタッフに申し出ました。
新しい僕らの方向性も示さなきゃいけない、
複雑なeighterの子たちにこれで進んでいくんだと決意、
覚悟を見せなきゃいけない。正直ハードルは高いと思います。
でも傷だらけでも泥臭くても前を向いて上を目指していこうと。
僕らは元々、諦めの悪い人たちです。
こんな状態でも頑張っていこうと、5人で結束しています。
まだ発表されて2日。
eighterのみんなも気持ちが追いついてないと思います。
素直に応援できない人もいると思います。
実際、5人になって覚悟できていたはずの僕も
ぽっかり穴が空いたみたいですけど…。
うん、すげえ寂しいですね…。
でも一歩ずつゆっくりでいいから、歩き出さなきゃいけないと、
僕たちは歩き出そうとしています。
でもみんなはまだ、立ち止まっててもいいかなと。
後ろを振り返っても全然大丈夫です。
時間が経って前を向いたときに、ちゃんと僕たちが
立っていられるように、笑顔で迎えられるように準備をします。
やっぱりいろいろあった2年間は、めっちゃしんどかった。
でも改めて僕は関ジャニ∞というグループを愛しているんだと
再確認できる時間でもありました。
いままで夢をみて過ごしてきた15年間は、
本当に宝物のようなキラキラした僕にとっての青春です。
だからこそ15年を祝ってもらう、そして自分たちにとっても
めでたいライブを悲しいものにしたくない。
そしてeighterのみんなには心から楽しんでもらいたいという
思いから、発表はライブが終わってからということに決めました。
『十五祭』のライブはですね、セットリスト、細かい演出まで
初めてすべて僕が担当しました。
何一つウソはついていないつもりですし、
全ての演出に意味を持たせたつもりです。
なのでメンバーは何にも悪くない。納得いかないことがあるなら
僕の演出が間違っていたということです。
責めるなら僕を責めてください。ただ僕の横には仲間がいます。
思い荷物を分けてくれる持ってくれる頼もしいお兄ちゃんたちが
います。なので大丈夫です。泣きたいときは泣きますし、
辛いときはしんどいってちゃんと言います。
みんなも自分の気持ちにはウソをつかず、
5人になった僕たちに正直に向き合ってくれて大丈夫です。
スカパラ谷中さんが僕たちの1年前のことを歌にしてくれた
『メモリー・バンド』という歌の歌詞の中に
『ぼくら人生のステージの上にはいつだって全員で並んでいる』。
もうそのとおりで、これからもそれに変わりはありません。
僕にとってもグループのメンバーにとっても一度きりの人生。
いまの選択が正解になるように頑張ります。
ただ、ライブが終わったばかりで2日前に発表も合って
正直、みんなもそうだと思うけど、心身ともにすごく疲れてます。
このラジオで優くんのファンもいる中、
こんな時間を設けさせていただきここまで語らせていただいて
本当にありがとうございました。
だからいろんな記者さんがいると思うんですけど、
もうこれ以上はないので、僕たち6人をもう追っかけないで
もらえるとありがたいです。
そしてeighterのみんなには、本当に感謝しています。
あなたたちがいたからこの半年間ずっと笑顔でいられました。
みんなも日々、辛いこと悲しいことたくさんあるよね。
でもだからこそ、ライブで笑顔で会えるあの瞬間が
すごい幸せだよね。あしたからお互いがんばって、
ライブで会えるときは泣いててもいいから、
笑顔で会えるといいなと思ってます。
お互い元気もらって、支え合ってここまで来られたと
自分では思っているんで、
これからもこんな大変な俺たちだけどよろしくお願いします。
これはもう本当に、メンバーも関係なく、事務所も関係なく、
個人的なことを言わせてもらいますが、
こういうことがあるといつも突然だから安心できないよね。
もし次こういうことがあるなら、僕はもう終わりでいいと思うし、
ちゃんとお互い心の準備ができるよう発表したいと
自分は思ってます。リスナーの皆さん、個人的なお手紙に
お付き合いいただいてありがとうございました。
2019年9月7日 大倉忠義