前田健さんが
以前おっしゃっていたこと。
『「そういうの興味ない」と
会話をバッサリ遮断する人は
じゃあ何にだったら興味があって
それについてどれだけ語れるの?と思う』
いわゆるシャッタートークですね。
興味。
語れるほどアツいこと。
20代後半から今に至るまで
わりと趣味がガッツリとあって
語りだしたら止まらない派でしたけど
最近ね…いずれも半端な感じが
確かにしていて。
アイドル論なら、3~4時間は
いけそうな気がするんだけど(笑)
こういう現象が加齢のせいばかりとは
言いたくないけれど
安全、楽チン、疲れたくない…
みたいなところどうしても出てきますよね。
「行ってみたい!!…けど遠いからいいや」
「やってみたい!!…けど、面倒くさい」
「食べてみたい!!…けど、混んでるのか」
「たまには変わったもの食べたい。
…けど、いつものメニューにしよう」←小さい。
とか。
『たら』『れば』の三十路を過ぎると
『けど』の40代ですよ。
「後悔」っていうほどデカくはなく
やんなきゃやんないでいいんだけど
「物は試し」の精神というか
「やらずに後悔、やって後悔」なら
やって後悔だったじゃんか!!私!!
って思うんですよ、時々。
いつ死んでもいい、ぐらいには
後悔なく生きて生きた気もするけど
そんな前向きな想いというよりは
「夢も希望もないからいつ死んでもいい」
みたいなとんでもないネガティブーが
本音だったりするし
「諦めれば、後悔なんて感じない」んですよ。
だけど、それでいいのかな?って。
ああ。たいして前向きなこと
言っているわけではないんですよ。
近所を歩いていてね。
もう何年か住み続けているのに
町のこと、全然知らないんですよ。
仕事場への往復で使う同じ道しか知らない。
ご近所さんと交流はあるので
「○○の店は美味しいよ」とか
「今度ランニングしますけど来ますか?」とか
いろいろと教えてもらうのに
なーんもしないで来てしまったなーと。
もう少し、いろんなことに興味を持て、と。
自分の背中を押す…
いや、お尻を叩いて
「興味持ちましょうキャンペーン中」です。
あ、でも趣味にはしない。
趣味はもう手一杯だから(笑)。
前置きが長くなりましたが
近所で評判のカレー屋さんに行ってきました。
「般゜若 PANNYA CAFE CURRY」
まー、支持率が高いんですよこの店。
私のいう「近所の評判」は
本当に近所の評判、ですが
食べログなんかでも大人気の店です。
知らない店に行くと緊張するので
とりあえずビールで、時間を誤魔化します(笑)。
開店10分程度なのに次から次へと
お客さんが入店してきます。
出てきたマハーカツカレー!!
黒いのは失敗したわけではなく
イカスミが衣に入っているとか。
スパイス重視の本格派の人が
好みそうな見た目&味。
カレーにしてはかなりいい値段ですが
うん。美味しい。
ビックリマークはつかないぐらいに美味しい(笑)。
また来たくなるかどうかは…ですけど
(下北沢はカレー激戦区ですのでね)
話題の店で食べたぞー!!
興味を持ったぞー!!
の狙いは、叶えたので満足です。