環境省 衣類回収ガイドライン検討会 設置

皆さんこんにちは、ラグマスター(ラグハウスの親方)のPikaichiです。ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事です。常日頃より、古着のリサイクルや回収にご協力下さり有り難うございます!!

 

最初にお断りしておきますが、これは業界や組合の総意ではありません、あくまでもラグマスターの私見である事をご理解の上お読みください。

 

今回は『環境省により「自治体向け衣類回収ガイドラインに関する検討会」が設置された!』と題して、環境省のサステナブルファッションの取り組みにつてのオピニオンです。

現在は、各自治体や地域ごとで故繊維の回収基準がまちまちです。この回収基準を一つにまとめて、集められた故繊維が有効利用されるための新しい取り組みです。

「自治体向け衣類回収ガイドラインに関する検討会」 (第1回)環境省のホームページです。環境省の政策、報道発表、審議会、所管法令、環境白書、各種手続などの情報を掲載しています。www.env.go.jp

ラグマスター😎に言わせれば遅きに失したところですが、環境省により「自治体向け衣類回収ガイドラインに関する検討会」が設置されました。

第1回が、令和8年 7月 21日(火) 13:00~15:00にオンライン会議形式で開催されました。

議題

(1)検討会の開催要綱
(2)サステナブルファッション及び衣類回収を巡る状況について
(3)自治体向け衣類回収ガイドライン(仮称)骨子案について
(4)自治体向け衣類回収ガイドライン(仮称)の策定に向けた調査方針ついて
(5)その他

下記は第1回検討会に先立ち、環境省より故繊維事業者の立場から広く意見を伺いたいとの要請を受けた2点の事項についての、ラグマスター😎の意見です。

① 「自治体向け衣類回収ガイドライン(仮称)」を策定するにあたり、特に盛り込むべきと考えられる内容
1. 水濡れ・カビ防止のための「天候対策」と「保管ルール」の徹底
故繊維リサイクルにおいて「水濡れ」は致命的であり、リサイクル率を著しく下げる原因となります。ガイドラインには、自治体が衣類を回収する際、「雨天時の回収は原則中止とする」「屋根付きの回収ボックスを設置する」「回収後の保管場所は湿気を避ける」といった具体的な品質保持のルールを盛り込むべきです。

2. 自治体・事業者間での「回収基準のすり合わせ」と「住民への周知徹底」
自治体によって「資源」として回収できる品目や状態の基準が曖昧な場合があります。自治体と故繊維事業者が事前にしっかりと協議し、「リサイクルできるもの・できないもの(汚れ、破れ、濡れ、ペットの毛の付着など)」の基準を統一することが望ましいです。また、その基準を住民にわかりやすく(イラスト付きのポスターやSNS等で)周知する手法についてもガイドラインで提示するべきだと考えます。

3. 事業者から自治体への「定期的なフィードバック体制」の構築
回収して終わりではなく、実際に引き取った衣類のうち「どれくらいがリサイクル・リユースできたか」「どのような異物混入が多かったか」を事業者が自治体へ定期的にフィードバックできる仕組みが必要です。現状の課題を共有することで、次回の回収方法の改善に繋がります。

② 自治体による衣類回収の量・質を向上させるうえで、特に課題と考えられる事項
1. 【質の課題】モラルの低下と「ゴミ」としての排出
住民の中に「資源」ではなく「不要なゴミ」として衣類を出す認識がまだ根強く残っています。透明ではない袋で出されたり、生ゴミなど他の廃棄物と一緒に混入されたりするケースがあり、選別作業の大きな負担と衛生面での課題となっています。「次に誰かが使う・リサイクルされる」という住民の意識向上をどう図るかが最大の課題です。

特に問題なのは、不衛生な物の混入。
❶衛生上の問題が有りリサイクル出来ない物☣️バイオハザード
汚れている物、濡れている物、カビている物、糞尿や吐瀉物の付いた物、使用済みの紙オムツ、ペットが使用した物、ペットの体臭や体毛が付いている物、トイレマット、雑巾や雑巾として使用した物、マスク等これらに類する物すべて。​

これらの物はアレルギーや感染症、また動物由来感染症の原因にもなりうる恐れがある物ばかりです。

例えば重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱、ノロウイルスや腎症候性出血熱、オーム病、鳥インフルエンザ、ブルセラ症、レプトスピラ症(ワイル病)など、例を挙げればきりがない物です。記憶に新しものを挙げれば、新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)これも動物由来の感染症です。

また、動物アレルギーを持っている方やアトピー性皮膚炎を持っている方にとっては感染症に掛からずとも、大敵となりうるのです。

❷素材自体がリサイクル出来ない物☢️
布団、どてら、座布団、電気毛布、枕、ベットマット、絨毯、カーペット、電気カーペット、フロアマット、ラグマット、ビーズクッション、クッション、バスマット、トイレマット、玄関マット、シートカバー、ビニール製品、スポンジ、傘、モップ、紙おむつ、防水シーツ等。
電気毛布や電気カーペットの中には電熱線が入っているのでリサイクル出来ません。フロアマットやバスマットなども滑り止めのゴムなどがコーティングされているのでリサイクル出来ません。

消費者にとって便利な商品には、リサイクルに不向きな傾向が多々見受けられます。

繊維製品であっても、ゴムやビニールによる表面コーティングされている物や、プラスチック、スポンジ、マイクロビーズ(発泡スチロール)、電熱線などが中味に使用されている物はリサイクル出来ません。

当然の事ながら、使用済み紙オムツはリサイクル出来ませんが、新品の紙オムツであっても、高分子吸水剤を使用しているのでリサイクル出来ません。

❸その他のリサイクル出来ない物🎀🧵🥽🧦🧤🩰💉💣✂️
​軍手、手袋、靴下、マスク、シュシュ、リボン、カチューシャ、ハチマキ、ヘアバンド、リストバンド、サポーター、ヌーブラ、ブラパッド、ハギレ、紐、糸、手芸の材料、巾着袋、防災頭巾、ティッシュケース、ティッシュカバー、包帯、矯正ベルト、ベビーキャリア、切られた衣類、カッパ、エコバッグ等。

特に問題なのが、事業所や官公庁から出される作業着、ユニフォーム等(これらは事業系の一般廃棄物で、排出事業者責任の原則に従って自己処理する義務が有ります【掃廃法】)。例えば警察官の制服が沢山出て来るのですが、これは事業系の一般廃棄物になるので事業者、つまり警察庁に処分する義務が有ります。

それから最近多いのがハサミを入れられた衣類。リユースされたくない人や、ネーム刺繍を切り取る人などがその理由と考えられますが、ハサミを入れられたことで概ねリサイクル出来ません。

また、お祓いの意味で古着に塩を振りかけてリサイクルに出す人も多いです。塩がふりまかれていてはリサイクルすることなど出来ません!

この他には加水分解を起こした合成皮革の衣類やバッグはリサイクル出来ませんので、可燃ゴミとして処分して下さい。

また、ツーピースやスリーピースの物などはセットがバラバラにならない様に、ベルト、フード、ストラップ、ファー、カラー、リボンなどの付属品は外さない様にして出してもらう必要が有ります。

2. 【質の課題】ファストファッション普及による衣類の低品質化
近年、回収される衣類の中に、化学繊維が中心の安価なファストファッション製品が急増しています。これらは元々の耐久性が低く、リユース(古着としての再利用)やウエス(工業用雑巾)としての価値がつきにくいため、結果的に事業者の処理コスト・選別コストを大きく圧迫しています。

 

「自治体向け衣類回収ガイドラインに関する検討会」 (第1回)環境省のホームページです。環境省の政策、報道発表、審議会、所管法令、環境白書、各種手続などの情報を掲載しています。www.env.go.jp

「自治体向け衣類回収ガイドラインに関する検討会」 (第1回)の配布資料を見る限り、我々ラグハウス業界にとってはプラスとなる内容が多いように感じるぞ!

サステナブルファッションの推進に向けたアクションプラン

令和6年度循環型ファッションの推進方策に関する調査業務~2024年版衣類のマテリアルフロー~

さて、これから自治体向け衣類回収ガイドライン(仮称)が、どの様にまとめられていくのかを見守りたいと思います。

 

最後にもう一度言っておきますが、これは業界や組合の総意ではありません、あくまでもラグマスターの私見である事をご理解の上お読みください。

 

 

 

ラグマスター😎のオピニオン!インチキリサイクルを告発する!

 

我々ラグハウスのモットーは、【必要な物を、必要な所へ、必要な量だけ送り届ける】であり、これこそが我々のプライド💖でポリシーなのです。

国内で古着を選別することにより、ゴミを排除し温かい地域には夏服を、寒い地域には防寒着を、必要な物を必要な所へ必要な量だけ送り届けるのです❗❗ここが繊維リサイクル♻️の最重要ポイントなのです!繊維リサイクル♻️は、国内選別する事が『正義』なのです。

ちなみに弊社では、年間およそ700トンの込ボロを処理しています。

 

 

 

ここへ来て海外情勢が一変し、ラグハウスが危機一髪!海外マーケットの需要減に、タイとカンボジアの国境紛争に加えて、インドネシアの古着密輸の取り締まり強化、ミャンマーの地震と大雨による輸出ルートの閉鎖等々の影響により商品価格が大暴落!どうする俺😱😱😱 ▼詳しくはこちらから▼

 

 

 

 

▼▼きゅうりウェーブスライサー使用例、ワッフル型きゅうりスライス🥒▼▼

 

 

 

🍀古着をリサイクルに出す時のお願い🍀

雨天の回収日に古着は出さないで下さい、濡れた物はリサイクル出来ません。次回以降の晴れた回収日まで、お手数をお掛け致しますがご自宅で保管して下さい。宜しくお願い致します。

 

加水分解を起こした合成皮革の衣類やバッグはリサイクル出来ません🆖ので、可燃ゴミ🚮として処分して下さい。

 

ツーピースやスリーピースの物などはセットがバラバラにならない様にして下さい。ベルト、フード、ストラップ、ファー、カラー、リボン🎀などの付属品は外さない様にして下さい。

 

ボタンやファスナー、ネームタグを切り取ったり、着用出来ない様にハサミ✂🆖を入れた物はリサイクル出来ません!のでご注意下さい。

 

また、濡れていたり汚れの酷い物もリサイクル出来ません!汚れの👁‍🗨目安は、ご自身のクローゼットやタンスに収納できる物はリサイクル可能品🆗で、それ以外の物は🆖です。

 

Rag House TVの再生リスト/古着の選別作業動画はこちらから▼

 

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自動車業界に対するラグマスターのオピニオン!

 

 

 

 

 

悪代官と越後屋に物申す!反毛原料の闇とは♻ラグマスターのオピニオンの動画はこちら▼

 

 

 

🟣ラグハウスとは🟣

ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事で、和名は襤褸屋(ぼろや)です。ラグハウスでは、回収された古着を主に次の3種類の用途に選別してリサイクルしています。
①ウエスの原料(工業用の雑巾)
②反毛の原料(フェルトの原料)
③中古衣料(国内国外向け古着)

 

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