釣行記:2024年4月7日(日) 夜イカ | クラゲ日誌(沖釣り備忘録)

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日本海島根県西部(石見地方)、瀬戸内海(周防大島~芸予諸島)で遊漁船に乗ってます。
タックル・自作仕掛けの紹介などしていきます。

中潮 月齢27.7 日の入18:36

北東風 1~3m 波0.2~0.5m

浜田漁港 16:10分出船 22:30納竿 
 

釣座 右舷オモテ
 
釣果:ヤリイカ オス 22 メス約20

   スルメイカ 小10、紋甲イカ 2


オモリグ オモリ25号 ライン ベイト0.6号

胴付き  オモリ40号 ライン 電動1.5号

 

ここ最近にわかに釣りづいている。

今回は、おなじみの遊漁船が夜イカ便乗合を急遽募集とのことで、迷わずお願いした。

乗船は1年半ぶり。

 

石見地方の4月は、イカの端境期の時期と言えるだろう。

ヤリイカとケンサキイカ、両方対応できるようタックルを準備するよう案内があった。

 

ヤリイカはシーズン終盤で最盛期はすぎているかもしれない。ただ、活性の高い群れに当たれば、細かい話は抜きになって、回転数が勝負の釣りになる。

ケンサキイカのシーズンは、通常5月GW明けからである。4月はシーズン外れで狙って釣るのは難しいが、運が良ければ大剣ばかり釣れることもある。

 

いつもほとんどオモリグ専門なのだが、ヤリイカの大きな群れに遭遇する可能性もあるため、自作の6本連結胴付き仕掛けも準備した。

 

少し早まった出船時刻にあわせ早めに船の傍まで行き、待機していたところ、時間になっても同乗者は1人だけ。

どういうわけか、定員8人なのに今日は2名しか乗せない(募集を締め切った)という。

同船する方と顔を見あわせ、釣り座を広々使える幸運を喜んだ。

 

港から15分ほどの近場、磯から100mほどのポイントでアンカーを落とす。水深約30m。

前日はヤリイカが好調とのことで、ヤリイカに狙いを絞った浅場のポイントだ。

波は無かったが、北よりの風が思ったより冷たかった。

 

釣座はゆうに横三人分使えるため、ロッドキーパーに電動リール✕胴付き仕掛けの組み合わせをセットし、少し離れたところで、手持ちのロッドを操作する二刀流を試した。

 

日没まで反応は皆無。19時頃からポツポツと釣れはじめた。

2.0~2.5号エギ、餌巻エギ、細身の3.5号スッテなど、カラーを変えながら投入していったところ、今回反応が最も良かったのは、鶏ささ身を使った餌巻きテーラだった。

 

水深30mのポイントなので、電動リールの出る幕はないかと思ったが、置き竿していてもイカがつく。

当りがあればイカがのっていようがいまいが構わずリールに巻き上げさせておき、手持ちロッドの先端を見ながらを操作したりで大変忙しい。

不慣れな二刀流で、バラシもかなり多かった。

結果を考えると、竿頭は電動✕胴付きだったと思う。

 

ヤリイカのオスは胴長最大35㎝程度で、なかなかの良型揃い。メスもしっかり卵が入っていた。

 

予定より早く船長が終了の提案。

21時頃から潮と風が変わって船が回転しており、アンカーチェーンがアンカーに巻き付き本体が甲板にあげられない。

港近くの海上で船長が奮闘し、20分近くかけてどうにかトラブルを解消し無事帰船した。