釣行記:2024年4月21日(日) イカ泳がせ | クラゲ日誌(沖釣り備忘録)

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日本海島根県西部(石見地方)、瀬戸内海(周防大島~芸予諸島)で遊漁船に乗ってます。
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若潮 月齢11.4 日の入18:48

天候 雨

南風のち北東~北風 1~3m 波1.5m

浜田漁港 17:00 出船 21:00 納竿 
 

釣座 右舷オモテ
 

前日、友人から急なお誘いで、イカの泳がせ釣りに参加した。

石見地方がケンサキイカのシーズンに入り、さっそく大物狙いということである。

 

出船後、まず大物ポイントの潮回りをいくつか見て回り、その後餌イカの確保のため移動。

 

1.5mほどのうねり、時折強い雨に見舞われ、コンディションは厳しめ

 

全員、餌イカの確保に苦労し、20時前になってやっと大物ポイントに移動。

 

しかし、はっきりしない潮流と風向に、船長も決心がつかずなかなかアンカーをおろさない。やっとアンカーを下したと思えば、ポイントからずれたと言って3回もアンカーを打ち直し、なんとか船を留めた。

 

こんなことは初めてだった。

 

水深約50mに仕掛けをセットしてしばらく様子を見ていると、またしても移動するとのこと。

 

そして20分かけて移動した先でも、アンカーを打ちあぐねて、立ち往生している。

 

そうこうしているうちに、船長が操舵室から降りてきて、ぶっきらぼうに言った。

「今日は風が悪すぎる。やめにして帰る」

 

大物を狙って結果が出ないことはいつものことだが、空振りもしない見送り三振凡退とは、なんとも冴えない一日であった。

 

帰船後、船長は今日の乗船料は取らないとの一点張り。

しかし、あちこち走って集魚灯も照らし燃料を使っていることは明らかなので、乗船者のほうから言って、せめてそれくらいは出させてもらった。

 

餌イカにキープしていた大剣(胴長約40㎝)を一杯、お土産に持って帰った。