釣行記 2024年3月16日(金) ジギング | クラゲ日誌(沖釣り備忘録)

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日本海島根県西部(石見地方)、瀬戸内海(周防大島~芸予諸島)で遊漁船に乗ってます。
タックル・自作仕掛けの紹介などしていきます。


中潮 月齢4.8 晴

南風のち北西風 2〜5m 波0.5~1.5m
益田港 7:00出船 13:00納竿 
釣座 右舷中央

実に1年半ぶりの釣行となった。

仕事やら他に始めた趣味ごとで、すっかり釣りから遠ざかってしまっていた。

一年以上前に買った電動リールも、開封だけしてラインも巻かず…このブログも放ったらかしだった。


そんななか、家人より「釣りものの魚が食べたい」という有り難いリクエストで、久々に釣りに出ることにした。


今回は益田港から高島に向けて出船するジギング船にお世話になった。

三隅沖に浮かぶ高島は、石見地方では鰤の好漁場として有名なポイントで、益田港からは約40分ほど。



かつては有人島で小学校の分校まであったというのが信じられないような断崖の島だ。


穏やかな天候に恵まれたこの日、10隻ほどの遊漁船が集まっていた。


メインターゲットは鰤、ヒラマサなど大型青物。

水深50〜75m、ドテラ流しで横引き気味のジギングだ。

数年前は中型のヒラマサがそこそこ釣れていたが、最近はヒラマサは珍しく、鰤やメジ、ヤズがほとんどとのこと。5日前には10kgの鰤が上がったと聞いた。


鰤クラスになると食べて美味しいけれど、やはりヒラマサが断然美味しいし、釣っても縦横に走るヒラマサのほうがエキサイティングである。


タックル

リール:ダイワ シーボーグG300J

ロッド:シマノ グラップラーTypeSJ B64/4

ライン:YGK jigmanX8 3号

リーダー:ノーブランド ナイロン14号

ジグ:ダイワ ソルティガBSの自作コピー 190〜220g

フック:がまかつ ヒラマサ18号自作ダブル


今回初めて電動ジギングにトライした。

ずっとスピニングのワンピッチで頑張って来たのだけど、体力的に全然間に合ってないのは明らかで、途中から集中力もなくなるし、釣行後の疲労感も尋常じゃなかった。


実際、電動ジギングは楽ちんだった。

動画などで設定や釣り方を予習し、最初は少し手間取ったりしたが、そのうちジャークもしっくりした。

手巻きでは重くてなかなか使う気にならない220gのジグも苦も無く引っ張れる。


一点、ダイワ電動リールのウリのJOGダイアルはロッドリールを手から離す際には必ずオフの位置まで戻しておくことを習慣づけたほうが良いと思った。お祭りなどの際に万一暴走すると事故の原因になりかねない。あまりに使いやすく便利な道具であるだけに注意が必要。


本日釣果は念願のヒラマサが1本だけ

1本とはいえ95cm、7kgの良型だった。

細身のスロー用ロッドと300番のリールでのやり取り。初めての組み合わせでスリリングではあったが割合スムーズにキャッチできた。



ジャークやワンピッチなど誘い方はこれから研究したい。


この日船中釣果はヒラマサが多く一人1,2本、スローをやる人はアコウやカサゴなど底物を追加していた。


久しぶりの釣行は、気持ちの良い天候で心地よい疲労感だった。

ジギングの青物シーズンは4月まで。