オモリの複製 コスト検証 | クラゲ日誌(沖釣り備忘録)

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日本海島根県西部(石見地方)、瀬戸内海(周防大島~芸予諸島)で遊漁船に乗ってます。
タックル・自作仕掛けの紹介などしていきます。

オモリの複製は、メタルジグ自作の延長でやっている。

 

メタルジグの複製、オリジナルの製作などは、インターネットに自作ジグの作成過程をまとめたサイトがたくさんあって参考になる。

これまで大きな失敗もなく作成できていてとても助かった。

 

オモリの場合、ジグのようにホログラムを貼ったり塗粧することはないが、素手で鉛に触りたくないのでなるべく塗装している。

 

市販のオモリのほとんどは無塗装だし、多少表面が滑らかになるとはいえ、単なるオモリであれば塗装する必要はない。

 

コストについて

 

耐熱シリコンの鋳型は耐久力があるので、一つの鋳型で100個以上複製可能

 

原料の鉛は、釣具のリサイクル店でクズオモリを30円/kg程度で譲ってもらった(溶かすとノロが出るので全量利用できるわけはない)。

 

シリコン型1,500円、オリジナル購入費1,300円で50個複製すればオモリ1個当たり56円

鉛80号=340gが20円

アイ針金1円

塗料代1個当たり10円

プロパンガス代ほかもろもろ1個当たり20円程度

 

50個程度量産すれば、1個当たりのコストは80号のオモリで140円かかるかかからないか。

 

シリコンの鋳型が熱を持ち連続使用すると良くないので、一つの鋳型で1時間4個くらいにして、一気にたくさん作りたい時は二つの鋳型を交互に使っている。

 

しかし、こうして改めてみると作業中はあまり思わなかったが、原価は安くてもかなり手間暇がかかっていて、出費を抑えるという目的でありながら何をしているのかわからない感じではあるガーン

耐熱シリコンで作成したオモリの鋳型 60~120号