オモリの複製 | クラゲ日誌(沖釣り備忘録)

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日本海島根県西部(石見地方)、瀬戸内海(周防大島~芸予諸島)で遊漁船に乗ってます。
タックル・自作仕掛けの紹介などしていきます。

落し込み釣りで、ベイトが良く着く最適な落下速度には諸説ある。

 

個人的には、ベイトがイワシの場合は落下速度は大きいほど良いと思っている。速すぎると思えばメカニカルブレーキやサミングで速度調節できるので、基本的に落ちるのは速いほどいいだろう。

 

落下速度はオモリの大きさ(比重)と、形状で決まる。

 

ダイワのドラゴンシンカーは落下速度を上げるための形状を特許取得している。

ダイワ ドラゴンシンカー

凹凸のない滑らかな表面で、形状も真円に近い。

スタビライザー(羽根)がついており、蛇行せず一直線に落ちていくであろう形状。

 

他にも落下速度を売りにしているオモリはいくつかあるが、それなりの値段がついている。

 

落し込み釣りは、オモリをロストしやすい釣りであるため、釣行にはスペア含めて最低でも5個のオモリを持参する。

 

ロスト前提の釣りに、高価なオモリを使用するのはしんどい。

 

よって、これらを購入後型取りして複製している。

 

複製については、複製品を個人で使用する分には特に特許権や意匠権の侵害にならないとのこと。

 

オモリの複製は難易度的に高くないが、材料の鉛を溶かすと有毒ガスが発生し危険で、うまく作れるかよりそちらの配慮が重要だ。

 

風通しの良い屋外で作業すること、防毒(防塵)マスクなどの装着、鋳造で出る残滓の処理まで十分に注意する必要がある。