水餃子のランチ | おばちゃんのおなか

おばちゃんのおなか

行き当たりばったりのおばちゃんの日常です。
とりとめないのが特徴です。
台湾が大好きです。
スノ担です。
No Life No Johnny's ❤️

お友達のビンちゃんから「最近知り合った若い留学生と

水餃子を作るので来ませんか?」とお誘いをいただいた。

やったー!!

喜んでビンちゃんのお宅へお邪魔した。

ごちそうになるばかりでは申し訳ないので、

「お肉料理を1品、前菜的なものを1品持って行くね。」

と打ち合わせしておいた。


11時にお邪魔すると、ビンちゃんはすでに生地と具を

用意してくれていた。

玄関を入るとニラの香りがした。




しばらくおしゃべりしていると、台湾人留学生の

アリスちゃんがやって来た。

3月から半年間、市内にある大学へ短期留学生として

来日し学生寮で暮らしている。

ビンちゃんとは最近ボランティア仲間の集まりで

知り合ったらしい。

アリスちゃんは大学3年生、ぴちぴちの女子大生だ。


おうちでもお母様が水餃子を作るらしい。

3人で学校や台湾のお話をしながら、餃子を包んだ。

皮は全てビンちゃんが伸ばしてくれ、おばちゃんと

アリスちゃんが包んだ。

アリスちゃんのご実家は金門島で、

高校までを金門島で過ごし大学進学のため台北の隣の

新北市に住み始めたらしい。

台北のことはあまり知らず観光客レベルと言った。
たぶん10数年路地の中までふらふら歩いている
おばちゃんの方が詳しいと思う。

金門島、ご存知のない方は地図でご覧いただくと

その場所に驚くと思う。

台北から飛行機で50分、今でも台湾の軍事基地だ。

台湾の歴史の本を何冊か読んだが、金門島は1978年まで
中国の砲撃を受けていた島と衝撃的な記述があった。
台湾人がビザ無しで訪問できるようになったのは1994年、
外国人観光客が訪問できるようになったのもこの年だ。

20歳のアリスちゃんとはこういうシビアな話をしないほうが
いいと思った。
広島で徹底的に平和教育を受けて育ったおばちゃんは、
戦争に対しての恐怖感や嫌悪感がかなり強くある。
いまだに観光で沖縄へは行けないし、
何十回台湾を訪れても金門島へは行けないと思う。

中国人であるビンちゃんや台湾人であるアリスちゃんと
仲良く餃子を包みながら自分の家族や故郷の話を
とりめもなくできることを幸せに思う。


おばちゃんが持参したのはお豆とささ身のサラダ、
缶詰の数種類のお豆と、塩麴でマリネし蒸したささ身、
セロリ、玉葱、きゅうり、バジルを粒マスタード多めの
イタリアンドレッシングで和えたもの。
バルサミコと隠し味にアンチョビーとはちみつを入れた。


牛肉と筍、パプリカ、スナップエンドウの炒め物。
 
リヒートしたら野菜の色が悪くなった。


味付けは台湾で買ったXO醤と牡蠣油で。

ビンちゃんが用意してくれた煎りピーナッツ

ニンニクの茎と豚ヒレの炒め物


キュウリの漬物


水餃子も沢山茹であがった。
前回教えてもらったときは薄力粉と強力粉を半々にした生地、
今回は薄力粉だけだった。
とても柔らかい皮だった。
色んなパターンがあって勉強になる。


ビンちゃんが用意してくれたスパークリングワインで
かんぱーい!


いただきまーすと食べ始めたところへ、仕事帰りの夫が
ケーキを持って登場。
すぐに食卓へ着きアリスちゃんを質問攻めにしていた。

夫が来る前アリスちゃんに「うちの夫はあれこれ
質問ばかりするから面倒くさくなったら
聞こえないふりをしていいからね。
聞いてもすぐ忘れるタイプだから適当でいいからね。」
と前置きしておいた。
アリスちゃんはとってもいい子で「ハーイ、大丈夫です。」
と言ってくれた。
夫の質面攻めでビンちゃんも知らなかったアリスちゃんの
通っている大学や好きな韓流アイドルのことまで聞き出した。

夫は、可愛い姪のぴいちに置き換えて考えていたようで
「ひらぼう(妹の夫、義弟)の気持ちがわかるわ。」
「こんな可愛い娘をよく外国へ留学させたなあ。
オレだったら心配で毎月様子を見にいくわ。」と言った。

20歳の女子大生が嫌がらずに話してくれて
とても嬉しそうだった。
ビンちゃんもいつも気さくにお家に招待してくれ
わが家へも来てくれるので夫は嬉しくてたまらない。
月末近くのお休みの日、車で神戸へ遊びに行くことになった。
おっちゃんは単純です。

帰宅後、
「若い子と話すのは楽しいね。しつこいことやつまらないことを
言って嫌われないようにせなあかんね。」
と夫に念押しした。
夫はへらへら笑っていた。

ビンちゃん、いつもありがとう。ごちそうさまでした。