私はまだ歩けてない
本当の理由は、おれんじ色
今日、ある小説の一部をみていて突き刺さった。
私が怖いものは、変わること
今はまだ、言い聞かせていられる距離にあるおれんじ色
手の届く距離に、言い訳の通用する位置に
あの、オレンジ色の夕陽がある。
だけど、本当はもうないことを
必死でごまかそうとしていることを
認めることを、誤魔化しているから
結局、私は7月2日
あの日のまま、時をとめたままここにいるんだ
だから
メールを送ろうと思います
まだ、いつになるかわからないけれど
近いうちに、必ず
「話したいことがあります」
そう伝えるために
そして、変わるために
止めてしまった時をもどすために
話さなきゃ、いけない
そこから、始めないと何も変わらない
中学三年生の夢にすがってばっかりじゃいけない
ただ、何もかも変わってしまうのはこわい
だから、お願いしたいことがある
今の場所から、たとえ出て行かなければならない時がきても
追い出さないでください
自分からいつかちゃんと、出て行くから
そのこと、痛いくらいわかっていることを
信じていてください
心の中で、本当に何度も何度も自分をしかりつけているんです
他人にいわれるまでもなく、
毎日、毎日、泣きながらしかりつけているんです
昨夜、もらった言葉は
痛くて、悲しくて仕方なかったけれど
もう二度と、いわないでください
今の現状を変えたって、
結局私の心はあの日のまま止まっている
だから、だめなんだ
追い出さないで
きっと、あの人には追い出されるから
もう、一人ぼっちはいやなんだ
あの夕陽に、おいていかれる現実を
目のあたりにした時に、
あなた達にまで拒絶されたら
たとえそれが優しさでも
私は、また一人ぼっちになってしまうから
もう布団の端で、隣にある体温に
拒絶されていたあの頃のような思いはしたくない
ふれるのが怖くて、縮こまって眠ることなんてもうしたくない
家に帰りたくないだなんて、思いたくもない
家にいることが怖いだなんて
そんな日常はもういやだ
普通の子が出来ている楽しいこと
私だってしたいっていえなかったころに戻りたくない
毎日毎日、傷をつけられたあの頃
だけど、それはもう過去のこと
やっと、やっと信じられるようになったんだ
だけど、今、放り出されたら
変わろうと思っている最中に放り出されたら
私は、やっぱり7月2日のあの日のまま
そこでずっと、泣くことも出来ないままになる
さよならを
いわなければならない
私は、まだ夢を見ていたい
あの頃のまま時をとめていたい
だけど、今変わってしまった私をみて
あの人がなんていうかわからないけれど
何も変わらないでいてほしい
ほんとうは、戻れなくてもいい
この距離が保てたらいい
だけどそれじゃいけない
あの夕陽が冷たい氷に変わっても
いわなければいけないことがある
もしも、私とあの人が運命の二人なら
いつかきっともう一度出逢えると
そんな言い訳をしてでも、どんな強がりを願っても
変えなければいけない
話さなければいけない
ほんとうはもう わかっているんだ
だけど それは とてもとてもこわいことで
だから こんなにまいばんなかなければならないんだ
さよならのじゅんびを
いまひっしでしています
だから よわくなっているときも
たとえ わらっているときも
もうにどと あのせりふは いまは いわないでいてください