「営業出身の社長は、経営の戦略を考えなきゃいけないのに
営業の戦略を立ててそれで終わっちゃうひとが多いんだよ」
と私が話してまして、
「それはなんでですか?」
と聞かれて答えたとき、自分でハラオチした話のメモです。
当社のグループは、広告代理店部門が大所帯なこともあって、
営業出身の社長がたくさんいます。
ところが営業出身の社長に限って、社長なのに営業部長のような
仕事の仕方になってしまう人が多いです。
経営会議が、営業ヨミ会みたいになっているので、
「もっと思慮深く戦略を立てるように」と私が強く言っても、
キョトンとしている人もいます。それは
「経営目標(売上、利益など)を掲げ、それを達成する手段を考える」
という経営戦略を考えること。
「売上、利益を、達成する手段を考える」
という営業戦略を考えることが一見、同じように見えるからだと
考えるに至りました。
同じように見えるので、営業戦略を立てたらそこで仕事を終えた
気になって、あとは気合でがんばろう、
となってしまうのだと思います。
特に、商品戦略、商品のマーケティング、差別化戦略など、
商品に関する戦略を立てきれない人が多いです。
(できないというより、そもそも考えるのを忘れているという印象です)
営業の時は、商品は最初から決まっているケースが多かったり、
顧客の意見を聞きながらカスタマイズできるからだと思います。
人事や組織の戦略は良いですが、財務戦略は苦手な人が多いです。
グループの営業出身の社長はこれからも出てくると思いますので、
営業出身の人は営業戦略だけ考えて終わった気分にならないように
要注意です。
ちなみに冒頭の石井社長は営業出身ですがバランスよく
戦略が練れていると思います。
わすれないように、メモします。
先日改訂された
ミッションステートメントの中に、
「自分の頭で考え、オリジナルを創りだす」
とありますが、日高がブログに書いているとおり
、
オリジナルを創りだすことができる会社になることができれば、
それは大変な競争優位になります。
逆に、ネットサービスは2番煎じや既存のサービスを
下回るものは見向きもされない世界へと日々変遷してます。
ユーザーのリテラシーが上がれば上がるほど、
ネット環境の利便性が高まれば高まるほど、
最高のサービスや真新しいサービスを見つけるのが容易になり、
それ以外のものは使い慣れたものを除けば必要なくなるからです。
つい数年前までは、実際アメリカのサービスを
いち早く真似ることが成功を左右していましたが、
現在は世界同時進行でネット産業は発展途中であり、
いち早く真似るべきサービス自体がほとんどなくなりました。
二番煎じは意味がなく、アメリカにいち早く真似をするものも無い、
ネットビジネスはそんな状況です。
なのに未だ日本国内は、
海外で流行ったサービスの後追いや、
現在儲かっているサービスの2番煎じ事業に、
資金とメディアの注目が集まり評価されるという雰囲気にあります。
実はそんな逆境下に置かれている我々は、空気感に惑わされぬよう、
少なくともマインド面で
「自分の頭で考え、オリジナルを創りだす」という意識を
強く持っていなければなりません。
その一方で、下記2点には注意して避けたいところです。
・深く考えた結果、真似ればショートカットできるものがあるのに
すべてオリジナルに拘って、わざわざ遠回りするコストを払う。
・なんのスキルも、洞察もなく、安直な思いつきを他にないという
理由だけでオリジナルと呼んでアイデアを重宝する。
自分の頭で考え抜いた結果、既存サービスを参考にしたほうが
良いと判断したなら、それでよいと思います。
また先人の知恵を学ぶことを目的に、真似るのもよいと思います。
しかし、オリジナルを産み出せる会社を創れば競争力になるし、
逆にそうでなければ不必要な会社になってしまう。
それをマインド面で強く意識しなければなりません。
てんきします。
皆がものすごく忙しいのに、儲かってない。
そんな状況は背後に構造的な問題があることを
意味しています。
マネジメントはその問題を発見して解決するのが
最も重要で最もパフォーマンが高い仕事なのに、
自らも目の前の処理業務に追われて手が回っていない。
そんな「貧乏ひまなし」な状況は社内でも散見されます。
普通の会社ならここで、
「マネジメントに携わる人にもっと時間に余裕を持たせて
問題解決に時間を使うべき」
となるのですが、当社の場合はマネジメントもみな若く、
経験不足のまま立ち止まって考えていると、
本人の成長を止めてしまいかねません。
暇にさせるとろくなアイデアが出てこない、というのも
過去の経験上、避けたいところです。
結局忙しすぎても、暇すぎてもダメ、ということなのですが、
若いマネージャーは日々の処理業務をこなしながら、
且つ問題解決にあたる、というのが一番だと思います。
問題を抱えている部署のマネジメントは、
自分の仕事の目線が下がっていないか、
そもそも考えることをさぼってないか、
を定期的にチェックしてほしいです。
ある部署では8月から経営管理手法が大きく変わりますが、
前向きな構造改革なので、ご理解ご協力お願いします。(社内向け)
現在発売中の日経アソシエにも、問題解決に関するコラムを
書いてます。
モチベーションと目標
最近、モチベーションが上がらないと悩んでいる人にアドバイスを求められましたが、
「モチベーションが上がらないこと自体に悩む必要はなく、むしろケアすべきは目標のブレや低下だよ」
とアドバイスしました。
一時的にモチベーションが低下することは誰にでもあることで、それ自体は心配無用です。
仕事ができる人や、成果を出している人がいつもモチベーションが高いかというと、少なくとも私の周りでは彼らにもモチベーションの低い時が結構あります。そう見えないだけでしょう。
重要なのは、モチベーションの低下とともに、目標も低下してくるという負の循環に陥らないことです。
モチベーションが一時的に低下しても、目標がブレずに高い位置をキープできれば、モチベーションは必ず回復してきます。本当に心配すべきは目標の低下です。
基本的に、モチベーションと目標の高さは比例する関係、つまり「モチベーションの高い人=目標が高い人」ですので、モチベーションに悩んだら、目標を再確認することから始めましょう。
ちなみに、原始的ですけど、目標を常にノートや手帳に書いて持ち歩き、たまに眺めるとかでもだいぶ違います。
キング ジムさんからポメラという電子メモ帳が発売されていることを知りました。
僕自身としては、とっても魅力的な商品なのですが、
値段が高い
定価はもちろんですが、価格.comでも15000円くらいはします。
購入するかどうかで、今現在思案中です。
どうしよっかな。

