仕事上、能力を発揮している人と、そうでない人の大きな違いの一つに「考える癖」が身についているかということがあります。
誰かから聞いたりどこかで読んだ情報を、自分の頭で考えることなく、そのまま報告書や提案書に書いてしまうと、内容にオリジナリティや深みがなく、聞いている側もそれとなく気付くものです。
勉強することは素晴らしいことですが、単に知識や情報を得るだけでは、まだ自分なりの付加価値や成果を出すには不十分。仕事のデキル人は、考えることにきちんと時間を費やしています。
ドイツの哲学者ショウペンハウエルはこう言っています。
「読書とは他人にものを考えてもらうことである。一日を多読に費やす勤勉な人間は次第に自分でものを考える力を失ってゆく」
ショウペンハウエルはかなり過激に批判的な物言いをする人(笑)なので少し差し引いて考えた方がいいですが、ある意味本質を突いていると思います。
ではどうやったら、考える癖がつくかというと、特別な勉強をする必要はなく、普段当り前だと思っていることに、「なぜ」を数回問いかけてみることから始めればよいでしょう。
そして繰り返していると、次第に「なぜ」のセンスが良くなっていくはずですから、そうしたらしめたものです。
有名な話でトヨタの業務改善を支える企業文化として「なぜを5回繰り返せ」というのがありますね。
ただしくれぐれも哲学的になり過ぎないように。。。