定本トランジスタ回路の設計253頁に記載されている差動増幅回路をブレッドボードで組んでオシロで確認してみた。
定本と同じように1kHzのサイン波50mVppを入力1に入れ、出力1の波形を確認した。出力は2.24Vppなので44.8倍増幅されている。次に、1Vppを入力1と2に同相入力したところ、定本通り出力信号は観察されなかった。平衡型シールドループエレメントは逆相なので入力1と入力2に入れた場合、差分が増幅されると思われる。
また、定本を読むと、差動増幅回路をカスコード化することによって、高周波領域の周波数特性を延ばすことが出来ると書かれている。カスコード化実験をして受信状況を確認する。