セリアに行ってブリキ缶を買ってきました。
同調型ALFAループのケースに使うつもりです。猫の絵が描かれていますが趣味ではありません。百均は選択が限られ、屋外で使用することを考え塗装されているものを選んだ結果です。
基板は余裕で入るし、F型コネクタも楽勝で付けられます。ケース加工が苦手なので、そのうち穴あけをしたいと思っていますが、いつになるか。
RLCバンドエルメネートフィルタのコイルの固定方法を変更しました。
以前は基板に貼り付けていましたが、プラスチックでL型の固定板を作成し、空中に浮かせて取り付けました。トロ活では浮遊容量を減らすため空中に固定すると書かれていますので、これに従うことにしました。
空中に固定し受信機で聞いたところ、ノイズっぽさが減少しました。アルミケースを伝ってノイズを拾っていたようです。浮遊容量=コンデンサなので、=高周波(ノイズ)を通過させると理解しました。高周波は実装技術が重要なことがわかりました。
それならば、と言うことで強制バランも基板から浮かせて固定しました。地味ですがこういう積み重ねが必要なのかも知れません。
昨日秋月から購入したトロイダルコアFT50#61でRFCを作り変えようと思います。
作り変える理由は、FB801-43の推奨周波数が10MHz以下のため、10MHzを超える周波数はチョークされずにアースラインに流れ、ローパスフィルタを形成しているのではないかと考えられます。そこで推奨周波数が100MHz以下の61材を使用すれば100MHz以下がチョークされるので、100MHz以下ではローパスフィルタにならず、周波数特性が伸びるのではないかと推定しました。
FT50#61に22Tでおよそ30.0uHのインダクタンスが得られ、FB801-43 4Tのそれより若干高くなりました。これで周波数特性が伸びてくれれば良いなと思います。
さて、どうなるでしょうか。実験してみます。
秋月電子から購入したRCAプラグ(RP-1020N/W)は写真のような部品で構成されています。
1.5D2Vのケーブルが細いので、銅箔テープを巻いて太くしシースにぴったり収めることにしました。
銅箔テープを巻いた写真です。最初アルミ箔を巻こうかと思いましたが、銅箔テープは粘着するので作りやすい。
使用した感じは接触不良もなく、ガサガサやブツブツしなくなりました。これで実験時のイライラがなくなりました。このプラグは高周波対応で完全シールド構造なので、インピーダンスやノイズに対する安心感があります。
追記
同調型ALFAループ室外ボックスとCMC CMCと室内ボックスのコネクタを変更しました。聞いた感じではシールドが完全だからでしょうかノイズが減少しました。このRCAプラグに変更して正解です。
RFCを取り付けた同調型ALFAループをTwin-Tに接続して発振を確認した。
10MHzの波形です。線が太くなっているので若干発振しています。しかし、RFCがなかった時よりは全然まともな波形になっています。
20MHzの波形です。これも線が太くなっているので若干発振しています。
原因として考えられるのは、このカップリングコンデンサが怪しい。トロ活通りに0.01uFに変更するか、あるいは、コイルのインダクタンスを上げることで解決できるのではないかと推測しています。
これまでの実験からRFCの機能を再考しましたが、文字通りチョークコイルなので高周波を通さないようにすると、位相が進んだ高周波(=容量性)がアースラインに流れ出ないため、容量性を断ち切れることになると考えました。位相の進みを遅らせるのではなく、位相が進んだ高周波を通さないようにする、と考えるのが妥当ではないかと思っています。