仕事をする時
大切な要素があると思っています。
コミュニケーション
と
連携
今
芦原妃名子さん死去をめぐる
ニュースを目の当たりにし
より強く思う様になりました。
一連の報道
そして
当事者のSNS等の発信から見て
感じるのは
あまりに関係者の中での
コミュニケーション不足
連携不足
結果として原作者である
芦原妃名子さんを
追い詰める形になった
芦原妃名子さんは
原作に対し忠実にドラマを作る
これを条件にドラマ化に承諾した
それにも関わらず
その条件が守られる事がなく
脚本が上がってくる
原作に対し忠実に
作品が作られない場合は
芦原妃名子さんが
加筆修正する事もあるという
ドラマ化するにあたり
条件とした
原作に対し忠実にドラマを作る
という条件は
より厳しいものを求めていた訳です。
それを制作側は
どう捉えていたのか
そしてその条件を守る為に
どの様に動いたのか
そこが一番のキーポイントだと思う
人というのは
都合良く物事を捉える
自らに不利な事や
不都合な事から
物事を都合良く捉えて
物事を良い様に動かす事がある
ビジネスの世界でも
それは往々にしてある
それがまさに今回の件で起きたのだろうと
想像が出来てしまう
本来ビジネスの世界で
仕事をする同士は
基本的には対等であるべきだが
実際は対等にはならない実態もある
今回の件は
この部分もあったのだろうと思う
現状
表に出ている情報が全てでは無いとは思う
今
表に出てきた情報だけで
この一件を捉えた時
どんな理由や状況だったとしても
結果として
原作に対し忠実にドラマを作る
という事が
関係者にきちんと共有されず
蔑ろにされた
という結果なのだろうと思われます。
コミュニケーションも
連携も
きちんとされなかった
それにより
芦原妃名子さんは
到底納得の出来る脚本が
出来てくることもなく
その修正加筆を行うも
その内容が反映されることもなく
芦原妃名子さんの意向が
反映されないのであるならば
ドラマ途中でも打ち切りでも良い
それだけの意思を
芦原妃名子さんが示したにも関わらず
ドラマが打ち切りになる訳でもなく
脚本の加筆修正に追われ
通常の原作漫画の執筆も行い
最終的には
ドラマのラスト2話は
芦原妃名子さんが
脚本を執筆する形になる
どれだけ
芦原妃名子さんが
過酷な状況に追い込まれていた事か
想像するに難くないと感じます
そして
その過程においた上で
ドラマの脚本家の方のSNSの投稿
この脚本家の方は
既にSNSアカウントを削除し
もう誰も当時のSNSの発信を
確認できない様にしましたが
ご自身がドラマの最後の2話の
脚本が自身で執筆できなかったことに対し
SNSの発信されました
その内容は
芦原妃名子さんを
より追い詰めるに相当する
発信だったと思っています
芦原妃名子さんは
ご自身でSNSで
これまでの経緯について発信された時も
実際に起きていた事と
齟齬がない様にと
非常に気を遣われて
前置きをした上で発信されていました
その姿勢からも
芦原妃名子さんがどれだけ
文字にした言葉に
繊細に緻密に
きちんと自らの意思が
大勢の方に間違った形で
伝わる事のない様に
言葉や文字を選んで
記述されていたと思います
それは
芦原妃名子さんの作品にも
当然反映されている訳です
だからこその
原作に対し忠実にドラマを作る
ドラマ化の条件だったと
私は感じます
物を生み出すというのは
簡単な事ではありません
物を生み出す
これをお仕事として
従事される方々というのは
本当に素晴らしいと
私は感じます
そして
それは誰もが出来ることではなく
物を生み出す能力や努力に
長けていらっしゃる方々が
世に作品や物事を
生み出していく
そんな事が出来るのは
ほんの一握りの方々だと
私は思います
そのお一人であった
芦原妃名子さん
失った損失は大きいです
命はもちろん
世に素晴らしい作品を
生み出して下さる
一人の尊い存在を失わせてしまった
コミュニケーション
と
連携
をきちんとすれば
起こらなかった事態だと
私は感じます
どんな理由であれ
どんな実態であれ
原作者と
ドラマ化するテレビ局側が
一つの事を成し遂げる時
コミュニケーションと
連携をしっかりと行えば
こんな事は起こりません
今回の事は
関係者が
きちんと今回の事態を真摯に受け止め
今後この様な事が起こらない様
関係者が全員が
仕事に携わる事を願うばかりです