ちゃんと前に進めていたんだよ。 | 体が変わったら未来が変わった! 諦めない心と自分らしい人生をつくるための体づくり

体が変わったら未来が変わった! 諦めない心と自分らしい人生をつくるための体づくり

体の使い方と食事で体と心を整える。
体づくりをすることで、親子で楽しい未来をつかむことができました。
私は長期の体調不良、子供は不登校という逆境を乗り越えられた!
より良い未来をつくるために取り組んできた、体のケアや暮らしのヒントのブログです。

不登校になると、

それまで気づくことのなかった

苦しさや辛さがあることを知ります。

 

 

 

何も問題なく学校に通っている時には分からないけど、

私や子供が感じていた苦しさや辛さって

「不登校あるある」だったりします。

 

 

 

私は親の会などに参加する機会がなかったので、

ネットで

「不登校の親子の生活って、どんな感じなのかな。」

と調べて参考にすることが多かったのですが、

読んでいると

 

「あるある!」

「わかる〜。」

「うちと同じだ!」

 

と、「うちだけじゃないんだなー。」と思うことが多かったな。

 

 

 

 

 

その「あるある」の一つに

周りから取り残されたと感じること

があります。

 

 

子供が不登校になってからしばらくの間、

子供だけじゃなくて

私自身も周りに取り残されているような感覚に

なりました。

 

 

 

 

周りの人は、大人も子供も

どんどん前に進んでいるように見える。

 

勉強も、仕事も、人間関係も。

 

 

それに比べて、うちは

時計の針が止まってしまったみたい。

 

 

 

 

 

 

この「取り残された感」は、

不登校の時間を楽しめるようになるまで続きました。

 

だから、結構長い期間感じていたんじゃないかな。

 

 

 

 

 

 

何とかしなきゃ!

 

って、よく思っていたけど、

私の場合、

子供に合わせて動くことが多くって

自分のことは全然できませんでした。

 

 

動きたくても動けない。

 

 

本を読みたいと思っても、

疲れ果ててしまって本すら読めない。

 

 

毎日、家事をこなすのが精一杯。

 

 

 

 

 

 

それに加えて、周りと自分を比べてしまい

 

「私は一体何をしているんだろう。」

「何も成長してないし、ただ年を取っただけだよ。」

 

そう思って

自分を責めてしまっていた時もありました。

 

 

 

 

何も変われなかったような、成長していないような…。

ちょっと情けない気持ちを自分に感じていましたね。

 

 

 

 

 

 

 

ただ、そんな状況でも

振り返ってみると確実に少しずつですが

私も子供も成長し、前に進んでいたんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は

一生懸命頑張ったことは、

必ず何かにつながって自分の糧になる

と信じているので、当時も

 

「この頑張りも、いつか自分の力になるはず!」

と、漠然と考えていました。

 

 

 

 

 

何もできていない感覚が強いながらも、

毎日必死に生活を回し、

私なりに子供のサポートをしていることは自覚できていたので

 

 

「こんなに頑張ってて、

何も変わっていないはずはないでしょ!」

 

と、時々自分に言い聞かせながら

何とか子供と大変な時期を乗り越えようとしていました。

 

 

今振り返ると、

めちゃくちゃ必死に頑張っていたなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも先日、不登校中のことを振り返っていた時、

 

止まっていたように感じていたこともあったけど、

不登校の経験を通して

めちゃくちゃ大きく成長できていたな。

 

と思えたんですね。

 

 

 

 

 

 

「頑張ってもうまくいかなかったり、

傷つくこともいっぱいあったけど、

それって傷じゃなくて勲章だよね!」

 

「あちこち傷つきながらも乗り越えようと頑張ったんだから、

その傷さえかっこいいじゃない!」

 

「その傷が、

私にも子供にもいろんなことを考えさせたり、

いろんな行動を起こさせてくれて、

結果、経験値を増やして成長させてくれたんだよ。」

 

「傷だらけだったけど、誇らしい!」

 

と、そんな風に振り返っていました。

 

 

 

 

 

そして、

最初は傷だらけですごく弱っていた子供だけど、

多くの人の力を借りて

その傷を少しずつ癒しながら成長し、

最終的にはしなやかな強さを手に入れたように思います。

 

 

しなやかな強さって、

柳のように柔軟性があって折れにくく

私も欲しい強さなんですよね。

 

 

 

 

 

そんな強さを身につけることができたなんて、

この経験が子供に与えてくれた

大きなプレゼントのように思えました。

 

 

 

この経験から得られた強さは、

この先の子供の人生で

きっと大きな力になるはずです。

 

 

 

 

 

 

ついでに私も、よく頑張った!

 

心身ともにボロボロだったけど、

毎日何とか生活を回してた!

 

疲れ過ぎて気力も体力もなかったけど、

今までに経験したことがないくらい行動を起こして

私と子供をサポートしてくれる人に何とか繋がることができた!

 

子供のためだったから必死になれたんだと思うけど、

あんなに頑張れたこと、行動できたことに

自分でもびっくりしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、

親子でボロボロの時期も過ごしたけど、

その傷って今となっては勲章です。

 

 

 

 

 

何も変わっていないようでも、

ちゃんと親子ともに前に進めていたんです。

 

 

この経験が、これからの私の人生で

きっと大きな力になってくれるような気がします。