レッドウイング オールソール交換 | rad-kensworks

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起業20年の靴修理人のブログです。

定番のレッドウイングのオールソール交換です。

 

まずはデザートブーツ

かかとの磨り減りは皆さん共通ですがオールソール交換のタイミングはソールの前の方、丁度曲がる部分が磨り減ったらオールソール交換のタイミングです。

ここが磨り減るとツルツル滑ります。

今回はアイリッシュセッター系全般で使うビブラムソール4014でオールソール交換です。

 

オリジナルはソールをダイレクトにアッパーに接着されていますがこちらはミッドソールを縫いつけてからソールを圧着しています。ミッドソールが有ることで次のオールソール交換が楽になりますしコシのある履き心地になります。

デザートブーツはルーズになりやすいのですがミッドソールを縫製しているとシャキッとします。

オールソール交換後、クリーニングもしていますので全体的に明るくなりますが、ヌバック素材なので撥水加工を施し、汚れにくくしています。

 

もう1点 これも定番の8179のオールソール交換です。

かなり全体的にダメージを受けています。つま先もかなり反り返ってますね。

オーナー様のご希望でダメージ感をそのまま残したり傷を補修したり色々なワガママなご希望を叶えます。

今回はオールソール交換後、傷補修をして仕上げています。

つま先も綺麗に伸びていますので履き心地を違っていると思います。

つま先が反り返っているとしゃがんだ時に履きシワ部分が足の甲に食い込んで結構痛いのですがここまで伸びていれば痛くはならないでしょう。

 

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