相変わらずご無沙汰しています
世間では湾岸地域の騒動で揺れています。
石油の供給不安から始まって市中のガソリンが一時200円超えになりましたが現在は一時的に収束して150円台に戻ってますね
日常的にガソリンを使う業態ではないのでそこは影響は無かったのですが今回はナフサが供給不安になっているのだとか.....
様々な石油製品はナフサからできているそうでビニールと名の付くものは全部ナフサ由来です。
ビニール袋、ビニール手袋、ビニールホースなどはよくわかりますが今回は塗料、接着剤などにも影響が出ています。
特に当店などの修理業者は接着剤は必須です。代替えは効きません。
4月上旬から中旬には問屋さんに普通にあった接着剤が中旬に入っていきなり枯渇しています。
革製品の接着剤は元々全体の数からしたら微々たる割合なんですが見事に消えました。
現在は予約販売になっていますがその予約価格は現在の2.5倍なんて問屋さんもあります。
どこかで見たなあって思いますね 去年の夏の米騒動ともよく似ています。
元々仕事量に応じて使用量は変わりますが当店あたりでは年間20キロも使いませんしもっと使わないショップも多いと思います。
逆にストアインのチェーン店などは資材が本部支給なのでそういった大手は当然予防的に買い増しするでしょう。そしていつもは1キロのボトルで買っているショップは4キロボトルを、4キロのショップは2本買ったりとかであっとう間に市場在庫は空っぽになるようです。去年のお米も普段5キロ買う家庭が10キロ、20キロって買うのでスーパーの棚からお米が消えましたね
その昔のオイルショックの時はトイレットペーパーが無くなり製紙業界が出し惜しみしているのでは?と社長が国会まで招致されて尋問を受けたそうですが、実際はいつも一袋買う消費者が2袋、3袋を一回に買ったからなんだそうです。
このときはメディアの情報も限られていたので変なデマが横行してトイレットペーパーは無くなりました。
震災の時はメディアが備蓄を呼びかけたのでいつもは給油しない車が一斉に満タンにしたのでガソリン入れるのに長蛇の列でした。
なんだか毎年同じような事をしている人間って学習機能が無くなったのか無駄な情報が多すぎるのか......
そのな騒動よりも実際に死者の出ている湾岸地域の諍いが早く終結するのを願っています。
と、毎度長いマクラでしたが本題に入ります。
レッドウイング スーパーソールのオールソール交換です。
レッドウイングのスーパーソールといえば定番は8804や8133です。筒の後端に革巻きのスポンジが入っているモデルがよく出回っていますがこちらはアイリッシュセッターに近い形状のブーツです。
スーパーソールといえばとにかく歩くやすいウレタンスポンジのソールなのですが劣化、分解してしまいます。
ソールを外すとこんな感じ
画像ではわかりにくいですが樹脂のウエルトをアッパーに縫いつけた状態でウレタンスポンジをダイレクトに型に流し込んで作られています。
なのでウエルトの隙間からグッドイヤーの糸を切ればソールは内部のクッション部分も一緒にポコっととれちゃいます
ちなみにシャンクはスチールではなくグラスファイバーです。
そのまま使っても良いのですがせっかくなのでスチールのシャンクに交換しますがまずはウエルトの構築です。
通常のブーツと違ってアッパーの革は切らずにそのままなのでウエルトを取り付けてからカットします。
ウエルトはノルウィージャンタイプの立ち上がりが付いたストームウエルトをチマチマと手縫いして固定します。
アッパーの元の針穴を使って縫い上げるので位置関係はほぼそのままリウェルトできます。
スチールシャンクは布テープで巻いて樹脂固定してからクッションコルクを充填してレザーのミッドソールとビブラムソールを貼り、縫製してヒールを積んで仕上がりです。
クッションコルクあたりから一気に作業を進めるのでいつも通り画像を撮り忘れてます。
元々の樹脂ウエルトの跡はストームウエルトを使っているので綺麗に隠しています。
ソール取り外し時からずっと木型を入れたままソールまで組み付けるので甲のシワも消えてまっすぐ仕上がっています。
画像を撮る時にシューキーパーを入れて偽装している訳ではなくこのまま履ける状態になっています
今年のGWはみなさんどうされますか?店主は毎年5/3前後に母方のばあちゃんの墓参りに行っていますが今年は火曜日が5/5の連休最終日.....絶対混みますよね![]()
もう15年くらい毎年行っているので今年も行きたいのですがどうしようか考え中です
ソール交換の詳細は下記よりどうぞ













