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夫の不倫が原因で離婚しました。こちらのブログは、不倫発覚から離婚までの過去の経緯を書いたブログになります。
現在進行形の記事も時々投稿していますので、過去の出来事の記事を順々にお読みになる場合は、テーマごとに絞り込んでください。
第9R「離婚の話し合い」←今ここです
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前回の記事はこちら
今日はさくら先生との面談でした。
先日の、所長・さくら先生と夫の面談において、財産分与額を算出する手始めとして、夫に提出をお願いしたのは、
・夫の給与口座の同居開始日と直近の各残高
・その入出金履歴
10日間ほど準備期間を設けたのにもかかわらず、夫から先生あてに届いたメールには、直近の口座残高のみしか書かれていませんでした。根拠となる資料は何も添付されておらず。
「同居開始時点の残高が分からない」とのこと。確かに長い間記帳しないでおくと、過去の明細は省略されてしまうことはあります。
ということで、
「記帳されている期間の毎月の純増から推定すると、資産額はこれくらいだと思う」
と、ざっくり知らせてきました。
「これで希望額を提示してほしい」そうです。
。。。。。
資料を出してくれなくたって、夫の通帳は寝室キャビネの中から発見したので、こっそり写真撮影済み。
ただ把握できているのは、直近の残高とここ1、2年の入出金明細のみ。直近残高については夫の数字に偽りはありませんでした。
同居開始時点の残高と入出金明細は、夫が銀行窓口に出向いて入手してくれないことには、さすがに分かりません。
不審な出金がないか調べるためには、対象期間の履歴は全て必要です。
「妻のために円滑に」
「妻の意向を尊重して」
夫が謎の上から目線で弁護士に伝えた言葉です。
綺麗事を並べても、早速行動が伴っていないことに本人は気づいているのか、いないのか。
さくら「おそらく不倫相手の女性に支払った例の慰謝料8万ラブカに触れられたくないのでしょうか。履歴を見せるのはどうやら消極的のようですね。」
らぶか「毎回10万円もATMから引き出してますしね。そういえば退職が近いこともまだ言おうとしませんね。」
さくら「このご主人のメールに対してどう対応するか、というのをご相談させていただきたくて、今日らぶかさんにお越しいただいたのですが、」
さくら「大きく分けて、ふたつ対応の仕方があると思うんですよね。」
さくら「ひとつは、ご主人のリクエストどおり、こちらが知っている情報に基づいて、希望額を提示してしまう。」
さくら「淡々とですけれども、不倫相手に慰謝料8万ラブカ支払いましたよね〜、この引き落としは計算から除かせていただきますね〜、近々退職(解雇)されるようですね〜、退職金発生しますよね〜、不貞行為を今も継続されていますよね〜、これらを勘案させていただきますと、財産分与額と慰謝料で、こちらの希望額はこれだけになります〜、とポンッと示してしまうっていうやり方です。」
さくら「この方法のメリットは、話は早いということです。ただし、ご主人が瞬間激怒することが予想されます。」
らぶか「・・・。」
ゴクンと唾を飲み込みました。
夫の反応を想像するだけでゾクっと恐怖が走りました。
この1年わたしが秘密裏に夫の情報を入手していたことがこの時点で明るみになるのです。
なぜ通帳履歴を知っている?
なぜ解雇されることを知っている?
なぜ不倫続けていることを知っている?
夫の古いスマホにログインしていることもいずれ発覚するかもしれない。
さくら「で、まあ、もうひとつの方法は、少しずつご主人から情報を引き出していくやり方もあるかな、と。」
さくら「あれ、もしかして、こういうこともいかがでしょうかー?的な感じで、さもこちらは情報を何も持っていない体で、ちょこちょこ資産状況をご主人から集めていくやり方ですね。」
らぶか「その方法なら、夫が自ら資産状況を開示するよう促していくやり方なので、最初の方法よりは攻撃的になることは少ないかもしれないですね。」
正直、ひとつめの方法は、精神的にキツイと思いました。
私が裏で証拠を集めていたことに対して、夫が自分の不誠実な行為を棚に上げ、被害者意識全開になるのは容易に想像できました。
感情が昂って興奮した時の夫は、いつも拳をワナワナと震わせ、必死に自分をコントロールしようとしているのが分かります。
今まで私に手を出したことはない夫ですが、その姿はいつも恐怖を感じるのです。
できるだけ手荒なやり方は避けたい・・・。
それでも、さくら先生の率直な見立てを聞きたかったので、敢えて自分の考えは言わずに聞いてみました。
らぶか「どちらがいいんでしょう・・・。先生としてはどう思われますか?」
さくら「そうですね、、、らぶかさんがご主人との生活が精神的に限界という状況でなければ、まあまあ、もうちょっとジワジワいってみた方が、という気はしますね。」
こんなストレスのかかる生活は早く終わらせたいけど、、、
でも完全に決裂した状態で離婚するのは、精神的にも負担はあるし、同じ業界で働いている事情もあり、今後のことを考えるとできるだけ穏便に別れたい。
らぶか「もう少し様子を見たいです。夫自ら開示させる方向でまずは進めてみたいと思います。夫は気持ち悪いくらい私に気遣うようになりました。可能な限りこちらが持っているカードは温存しておきたいと思います。」
さくら「そうですね。口座履歴を開示してもらうのに、説得する方法はいろいろあると思うんです。口頭というかメールベースだけで、こうこうですって数字を申告されて、ああそうですかっていうんじゃ、せっかく弁護士入れた意味ないですしね〜みたいな感じで。」
らぶか「私もそう思います。弁護士に協議をお願いしているのに、何の根拠となる資料もなくざっくり財産分与を進めようなんて、、、」
さくら「前回のご主人との面談では、資料を用意してくださいね、と結構はっきりお願いしてあったんです。しかも、その履歴全部をお願いしたい、とも言ったはずなんですけど、スルーされてしまったようです。」
よっぽど履歴は見られたくないらしい。
さくら「とりあえずご主人にはご連絡しますね。前回お会いした時にもお伝えした通り、資料を添えていただきたい、できれば通しで履歴でお願いしたいんですよ、と。で、らぶかさんにも同じことを対等にお願いしていて、もう既に可能な範囲で集めていただいています。それをせーので開示し合うのでどうでしょうかって感じでお話ししてみます。」
らぶか「ありがとうございます。ちなみに通帳履歴見せてって要求するのは別におかしなことではないですよね 。」
さくら「全然ないです。示談交渉において強制することは確かにできませんが、でも、妻の意向に沿う、妻の気の済むようにする、とご主人面談で散々おっしゃってたんですから笑、やってもらって当然の範囲なんですけれどもね。」
らぶか「例の8万ラブカの出金をたぶん見られたくないのだと思うんですけど、本当に隠したいんであれば、仕事カバンみたいなところに、和解書なんて入れておかなければいいのに、、、」
さくら「ははは・・・(苦笑)」
らぶか「通帳だって寝室のキャビネに保管しているんですよ。離婚考えている世の中の奥さんは、自宅中調査済みなの当たり前ですよね。容易に想像できることなのに、何で自宅に保管しておくのか、ホント夫って不思議です、、、」
さくら「本当ですね 。」
クスッと先生は笑いました。
らぶか「それでもしなぜ勝手に見たんだって逆ギレされても、そんなところに保管する自分が悪いって思いますし、そもそも夫の給与口座の通帳を妻が見たところで何が悪いと言いたいです、、、もう。」
さくら「そうだと思います。すごくプライバシーを侵害した、と言える状況じゃないですからね。」
さくら「あまりにも渋られるようだったら、こちらもある程度情報握ってますよ、というの小出しして、逃げてもジタバタしてもしょうがないよというところは言っていかなきゃいけないかもしれませんね。」
らぶか「はい、そうですね・・・。」
かくして、引き続き口座履歴をだすよう説得することになりました。
みなさま
いつもありがとうございます
この記事のころの夫のエピソード2つ
GW夫と近くの公園へピクニックへ行きました
ピクニックは元々私が好きで
夫も影響を受けて好きになりました
お弁当を準備している最中のこと
「ら〜ぶか〜のお弁当、お弁当、お弁当🎵」
とメリーさんの羊のメロディで
嬉しそうに歌っていました
「らぶかってほんとお料理上手だよねー」とも
(普通のレベルだと冷静に思います、謙遜ではなく)
無言でお弁当の準備をしながら
不倫前の夫に戻りつつある目の前の夫のこと
怖い、、、と思ってしまいました
夫に離婚したいと言われ
1年後に妻が離婚を決断するには
逡巡を経てのことで簡単なことではありません
不倫相手のジャイ子氏にしても
夫の愛情を信じて疑わないわけで
まさかこんな平和なお気楽な時間が夫婦に
流れているとは想像していないわけです
自分のごく身近にいる人間たちの複雑な思いや
ものごとの機微を感じ取れない
感じ取れないからこそ
こんな支離滅裂な言動になる夫って
なんだか人として寂しいなって
思ってしまったのです
自分の価値基準で勝手に他人のこと
そう思うのってとても失礼なことだとは
分かっているのですけど
2つめ
夫のiPhoneのロック画面に
「◯月◯日 iPhone スペースグレー 購入」
というカレンダーの予定が表示されていました
機種変したいのか?
いやいや、夫は1年半前に機種変したばかり
(ちなみに機種変は不倫を疑ってみた方がいい時があります)
スペースグレー
なぜこの色にこだわるのだろう
しばらく考えて、ふと思いつきました
ひょっとしてもうすぐ解雇になること
私に知られたくないから?
スペースグレーは夫の会社のiPhoneと同じ色
退職後、会社の携帯を返却してしまったら
当然妻は気づくはず
バレないために同機種の同色を
自費で買おうとしたのかもしれません
単にカッコ悪いから知られたくなかったのか
解雇手当が財産分与対象にされるのが
嫌だったのかは分かりません