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夫の不倫が原因で離婚しました。こちらのブログは、不倫発覚から離婚までの過去の経緯を書いたブログになります。

 

現在進行形の記事も時々投稿していますので、過去の出来事の記事を順々にお読みになる場合は、テーマごとに絞り込んでください。    

 

第1R「不倫発覚。」

第2R「妻、動く。」

第3R「真実を知るために。」

第4R「妻、悩む。」

第5R「妻、また動く。」

第6R「偽りの人。」

第7R「2人が行き着く先は。」

第8R「最善の道を探して。」

第9R「離婚の話し合い」←今ここです 

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前回の記事はこちら




さくら先生、


いつもお世話になっております。


受任通知書を夫宛てにお送りいただきありがとうございました。夫は昨夜受け取ったようです。


先日の打ち合わせどおり、通知が届く前日に、離婚の話し合いを弁護士を通して進めたいと、夫に伝えました。


その時に話した内容を共有させていただきます。夫との交渉の参考になれば幸いです。


離婚を決断した理由 

1.夫婦観、家族観の相違 

・夫婦とは、お互いの常識と価値観を尊重しつつも歩み寄って、長い時間をかけて関係を築いていくものだと思っていた。
・又、お互いの家族も含めての責任のある関係だと思っていた。
・その思いからこの1年模索してきたが、結婚当初に自分が望んでいた形にはなっていないと感じた。
・お互いの目指している夫婦像・家族像が違っていたのだと言うことに気づいた。溝は埋められないと思った。

2. 心身の健康のため 

・依然として呼吸が浅くなったり目眩が起きる日がある。 心の不調が体の深刻な問題に繋がるのを避けたい。
・両親をこれから支えなくてはいけない立場なのにもかかわらず、自分のことで精一杯の毎日に終止符を打ちたい。
・仕事に支障をきたすのも避けたい。



弁護士を立てた理由 

1.冷静・客観的に話し合うため。

・2人で話し合いをする時、私の言葉の選択が悪いのか、説明下手なのか、意図せず貴方を怒らせてしまうことがあったため、第三者にお願いすることにした。
・不倫相手ジャイ子氏との案件でお願いした弁護士は貴方が気に入らないように見受けられたので、今回は別の先生にした。←実際は若い星鮫弁護士には夫を扱えないと判断しただけですが、夫に配慮したと言っておきました・・・

2.離婚請求の理由の2.と同様、心身の健康のため、第三者にお願いするに至った。



夫のコメント

1.話を聞いて、正直今でも気持ちが定まっていないところがある。

2.離婚を迷っている自分を見て、らぶかが決断をしたのだと思った。

3.どうやって2人で今後やっていけるのか、と思っていた。らぶかの言う通りで、目指している方向が違う。

4.この1年、らぶかから体調を崩したと言われて、色々してあげないとと考えてきたつもりだが、以降(自分の)前向きな気持ちは(らぶかには)感じられなかったということか?

5.らぶかの心の問題を、頭で理解はしていたつもりだったが、実感としてなかなか感じられなかった。気遣いが足りなかった。今更言っても仕方がないが、どうしてあげたらいいのかわからなかった。

6.らぶかの心の平安に繋がることであれば、弁護士をつけたことに対してとやかく言うつもりはない。弁護士選定に関しては気を遣わせてしまって申し訳ない。←良くも悪くも人の言葉を信じる夫です


以上です。


30分ほどで終わりました。


少し動揺していたようで手が震えており、終始か細い声で目が赤かったように感じました。


夫の非を訴えることは一切せず、淡々とゆっくり丁寧に話すよう心がけました。


夫は攻撃的になることもありませんでしたので、上手く話せたのではと思っています。


離婚意思に関しては夫から明確な発言はなかったものの、同意しているものと感じております。


不倫継続が私にバレていないと信じきっているとはいえ、夫のコメントの3.4.は、逆にこちらが動揺しました。嘘をついている感覚さえないように見えました。


改めて早く離れた方がいいと思った次第です。


不倫相手と会う頻度が少なくなったせいなのかは分かりませんが、私に対する態度は先月あたりから変化が出始めておりました。


この夜以降は、私への横柄な態度がさらに収まり、気遣いを見せるようになりました。


このまま「表向き」妻を気遣うモードにさせたまま協議を進めることができればと思います。


協議では、こちらの希望通り全て事が進むわけでもありませんし、円滑に進めるためには、こちらもある程度折り合いをつけていく必要もあるだろうと思っております。


◯◯所長とさくら先生の強力なサポートをいただきたく何卒よろしくお願い申し上げます。


長文失礼いたしました。


らぶか 

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みなさま
いつもありがとうございます

さくら先生は相手をよく観察し
適切な対応を見極めて対処される
方のように感じたので
夫の言動はできるだけ
伝えるようにしました

離婚請求に至る法的な離婚事由は
当然ながら夫の不貞行為です

が、夫と話したこの日は敢えて
そのことには触れませんでした

夫の反論口撃・被害者的発言を回避する、
代理人を立てたことに警戒感を抱かせない、
という思惑があったからでもありましたが

結局は互いが持っていた
パートナーシップ像
あまりにも違いすぎたことに尽きる

不貞は枝葉の問題できっかけに過ぎない
思ったからです

時にはぶつかったりして
紆余曲折ありながらも
少しずつ絆を深めていきたい
と思っていた私の価値観とは相反し

夫が求めていたのは
たぶんもっと刹那的で
今この瞬間を享楽的に生きるための
パートナー

長い付き合いのなかで
薄々分かっていたはずなのに
何とかなるだろうと
つい打ち消してしまいました

その大きな手を微かに震わせ
目を赤くしていた夫

その後、録画したドラマを一緒に観るころには
ガハガハ笑っていました

そう、1年前もそうでした

別れたいと夫から突如言われた日
翌日のテレビを見ながらの昼食
食事が完全に受け付けられなくなっている
顔面蒼白の私の隣でガツガツ食べながら
ガハガハ笑っていました

ジャイ子氏宅に内容証明を送った日
既婚者とバレて彼女に絞られ帰宅した夫
動揺し意気消沈していました

なのにその後は
大好きな名探偵ポアロのDVDを見て
やはりガハガハ笑っていました

ゾワッとするこの違和感は
なんなのでしょうか

いまだにわかりません