ブログタイトル変えてみました!


ご訪問いただきありがとうございます。   

 

夫の不倫が原因で離婚しました。こちらのブログは、不倫発覚から離婚までの過去の経緯を書いたブログになります。

 

現在進行形の記事も時々投稿していますので、過去の出来事の記事を順々にお読みになる場合は、テーマごとに絞り込んでください。    

 

第1R「不倫発覚。」

第2R「妻、動く。」

第3R「真実を知るために。」

第4R「妻、悩む。」

第5R「妻、また動く。」

第6R「偽りの人。」

第7R「2人が行き着く先は。」

第8R「最善の道を探して。」

第9R「離婚の話し合い」←今ここです New!

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前回の記事はこちら




夫の出張中は、精力的に活動する私。



昨日は法律事務所での第1回打ち合わせがありました。



今日は、仕事はお昼で切り上げ、これから会社の近くで姉と待ち合わせ。



今日の用事は何かというと、



貸金庫契約



14時に銀行担当者とアポイントを取りました。



貸金庫を使う目的は、離婚協議を間近に控え、自宅にある私物を避難させるため。



まずは、独身時代からの複数の通帳と印鑑。



結婚前に築いた財産は、財産分与の対象外なので、本来隠す必要はないのですが、



協議がこじれた場合、これらの口座明細も開示しろと面倒なことを言われたらかないません。



最初から、夫の視界に入らない場所に移しておくに限ると判断したわけです。



あとは、夫の資産状況や入出金状況が把握できるもの。



例えば、ねんきん定期便、生命保険契約明細、クレジットカード請求書などです。年金も生命保険も財産分与対象です。



夫は郵送物はほとんど開封しません。自分用の郵送物トレーにガンガン積み上げて放置します。(この放置癖はまた別の記事で書きたいです)



なので、こっそり開封したら絶対バレます。



協議が始まったら夫はこれらのものを隠すかもしれない。



今のうちに情報を集めておかなければ。



考えあぐねた挙句、いくつかピックアップし、勝手に開封・・・。



開封したからには、隠すしかもう道はない。



よって、こちらも金庫に避難決定。

(後に、バレましたが、とことんしらばっくれました。)



他には、弁護士や探偵の名刺、不倫調査報告書、動画・音声データが保存されているUSBメモリなど、自宅に絶対保管できないもの。



最後は、私の家族や親戚からいただいた結婚祝いです。



同棲中から不倫をし、入籍後もすぐに不倫を繰り返すという、結婚を軽々しく考えているような人間には、絶対に渡したくありません。



しかも、夫には不審なお金の動きがあります。



夫がATMから10万円を自分の給与口座から月2、3回ペースでおろしていることは把握していました。



おろした翌日には財布から10万円が消えていることも何度かありました。この出金は離婚協議を間近に控えた今も続いています。



鞄に札束が入っているのを朝見つけたことも。夜帰宅したら鞄からもう消えていたと言うことも数回あり。



一体何に使っているのだろう。



これらのお金の不穏な動きについては、離婚協議で追及できればと考えていますが、現金化されてしまったものは、悔しいですが追跡はたぶん難しいでしょう。



この結婚祝いは、夫の使途不明金の追及を諦めることになった場合に備えての担保なのです。



幸い、夫は興味のあるものに関しては異常なほど記憶力が良いのですが、それ以外のものに関しては、普通の人以上に忘れていることが多い。



古いスマホの存在も夫の記憶からすでに消えているようですから、これも目につくところから避難させれば忘れてくれるかもしれない。



貸金庫は毎月使用料を払わなければいけません。でも背に腹は変えられません。離婚したらすぐに解約すればいい。



銀行は会社から徒歩5分のところ。平日お昼の休憩時間に利用できます。



え? なぜ姉と一緒に行くのかって?



はい、それは姉が契約するからです。



私は姉の代理人として申請したので、いつでも金庫にアクセスできるわけです。



持つべきものは姉。。。



かくして今日のランチは私の奢りとなりました。ま、当然ですね。。。それでも足りないくらい。



姉夫婦は共稼ぎで、子供がいます。当然ながら家族優先で休暇を取りたいでしょうに、私のために有休を使ってくれているのです。



私の健康状態を誰よりも心配してくれていて、不安定な私からのLINEや電話には辛抱強く付き合ってくれます。ほんと感謝ですね。



姉と別れて、自宅に戻る途中、さくら先生からメールが届いていることに気がつきました。




らぶか様


お世話になっております

昨日はお忙しいなか

時間を作って打合せにお越しくださいまして

誠にありがとうございました。 

資料もきれいにおまとめくださり

感謝しております


頂いた資料を拝見して

改めて相手方らの不誠実さは

底無しだと感じました


私でさえ

これほどの気持ちにさせられるなら

らぶか様は

どれほどおつらいことかと思います


ご主人宛の受任通知案を

作成いたしましたので添付いたします

内容に修正のご希望やご質問が

ありましたらご遠慮なくご連絡ください  




思いがけない言葉に、電車の中にもかかわらず、つい泣いてしまいました。



こういった寄り添いの言葉が弁護士からのメールにあるとは予期していなかったからです。



これが定型文のコピペでなく、彼女の心からの言葉だと思えるのは、



打ち合わせの時、私の話全てに丁寧に耳を傾けてくれたから。



辛いって思っていいんだ


そうだよね


やっぱりこれって辛いことなんだよね



弁護士なんて、山ほど似たような案件を扱ってきているだろうし、



さくら先生は、ひどいモラハラやDVの話も沢山扱ってきたわけで、私なんかの案件なんてごくごく普通のよくある話。



いちいちメソメソしていたら恥ずかしい、冷静に淡々と話さなきゃ、と気を張っていました。



さくら先生の言葉で



ふと力が抜けたよう気がして、



本当はまだまだ傷ついて、癒されていない自分を再認識しました。




そうだよね


やっぱりこれって辛いことなんだよね





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皆さま、いつもご訪問いただき

ありがとうございます


さくら先生はとても丁寧な文を書く方で

こういうところにもお人柄が

出ているなと感じます


この日の翌日も

「受任通知書」案のことで

電話でお話ししたのですが

その時もほろっとするような

言葉をかけられ

またまた泣いてしまいました


「受任通知」とは

弁護士が依頼者(私)の代理人に

就いたことを相手方(夫)に知らせ

以後の連絡は弁護士にしてほしい

ことなどを通知する文書のことです


私の場合

夫の不貞により離婚を決意したこと

第三者を介して冷静かつ客観的に

話し合いを進めることを希望してい

旨を盛り込みました


文体については

さくら先生と相談し

柔らかな表現で夫を刺激しないような

文にしていただきました

「受任通知書」も「ご連絡」としました


夫との同居に

心身ともに限界を感じていました

協議を短期間で終わらせるためには

夫を戦闘モードにさせないことが

必要でした


受任通知書が届く日の前夜には

離婚のための話し合いをしたい

と私から直接伝えました


これだけは私から告げた方がいいのだろう

と思ったからです


突然の内容証明で

攻撃・警戒モードにさせないためという

思わくもありましたが


夫と出会ってから12年

2人で1人、とも言えるような

近すぎるくらいの距離で過ごしてきました


その関係に終止符を打ちたい

と告げるのは

自分の口からすべきだろう

と思っていました


12年前 夫と出会ったときは

こんな結末になるなんて


いえ、わずか1年前まで

想像もしませんでした


虚しい

それ以外の言葉が見つかりません