昨日も渋谷へ 今回はTOHOシネマ
道玄坂を10センチ登ったところ
今作は昭和からプロレスを見てきた男には
さけては とおれない作品
偉大なるプロレスラー 鉄の爪
フリッツ フォン エリック
六人の男の子宝に恵まれたが
長男は幼い頃に事故死
1984年 三男 デビッドは日本に
来日中のホテルで
内臓疾患にて急死 享年25才
三年後に五男 マイクが精神安定剤の
過剰摂取により 服毒自殺 享年 23才
四年後 六男 クリスがピストル自殺 享年21才
二年後 四男 ケリーはコカイン等の違法薬物
使用起訴され 自宅にて拳銃自殺 享年33才
これが 1993年
数年後 父フリッツもガンで68才で永眠
残ったのは 次男のケビンのみという
嘘のようなホントの話
1984年の デビッドの死にはホントに驚いた
当時 高二 近所の品川プリンスで亡くなった
というのも衝撃だった
映画は唯一の生存者のケビンからの視点で
進んでいく
父親フリッツの私利私欲?だけとは
思わないが NWAチャンピオンを自分の息子
の中から出し 自分はプロモーターとしても
地位や名声を我が物にする!
世界一 偉大なファミリーは
我が フリッツ フォン エリック一家だ!
といった描写が随所に描かれている
四男 ケリーが自宅にて自殺した後
ケビンが父フリッツを責めるシーンは胸が痛い
時系列が自分が生きてきた時間と同じだし
不幸が起きるってのも わかっているし
次は彼が…
とても 切ない 涙は落ちないが
涙らしきものは 出た こんな男にも….
唯一の救いは 次男ケビンは4人の子宝に恵まれ
13人の孫ができて幸せに暮らしてるという
(息子の2人はプロレスラーになっている)
追記
当時の NWAチャンピオンの ハーリーレイス
とリックフレアーも役者さんが演じてくれてた
フレアーはイマイチだったけレイスは中々の
仕上がりでしたね
追記の追記
これも 配給はお馴染みの A24です はい