アイアンクロー | エゴバー再生から ジン類補完計画へ

エゴバー再生から ジン類補完計画へ

目黒エゴバーは 新橋ジンアンドトニックに変身しました
月曜日から金曜日 PM 4:00〜 11:30
土曜日 PM 4:30〜11:30
定休日は日曜日 祝日は営業してる日もあるので要確認
新橋駅前 ニューしんばしビル 316
tel 03 3502 0575

昨日も渋谷へ 今回はTOHOシネマ

道玄坂を10センチ登ったところ

今作は昭和からプロレスを見てきた男には

さけては とおれない作品

偉大なるプロレスラー 鉄の爪

フリッツ フォン エリック


六人の男の子宝に恵まれたが

長男は幼い頃に事故死

1984年 三男 デビッドは日本に

来日中のホテルで

内臓疾患にて急死 享年25才

三年後に五男 マイクが精神安定剤の

過剰摂取により 服毒自殺 享年 23才

四年後 六男 クリスがピストル自殺 享年21才

二年後 四男 ケリーはコカイン等の違法薬物

使用起訴され 自宅にて拳銃自殺 享年33才

これが 1993年


数年後 父フリッツもガンで68才で永眠


残ったのは 次男のケビンのみという

嘘のようなホントの話


1984年の デビッドの死にはホントに驚いた

当時 高二 近所の品川プリンスで亡くなった

というのも衝撃だった


映画は唯一の生存者のケビンからの視点で

進んでいく

父親フリッツの私利私欲?だけとは

思わないが NWAチャンピオンを自分の息子

の中から出し 自分はプロモーターとしても

地位や名声を我が物にする!

世界一 偉大なファミリーは 

我が フリッツ フォン エリック一家だ!

といった描写が随所に描かれている


四男 ケリーが自宅にて自殺した後

ケビンが父フリッツを責めるシーンは胸が痛い


時系列が自分が生きてきた時間と同じだし

不幸が起きるってのも わかっているし

次は彼が…

とても 切ない 涙は落ちないが

涙らしきものは 出た こんな男にも….


唯一の救いは 次男ケビンは4人の子宝に恵まれ

13人の孫ができて幸せに暮らしてるという

(息子の2人はプロレスラーになっている)


追記 

当時の NWAチャンピオンの ハーリーレイス

とリックフレアーも役者さんが演じてくれてた

フレアーはイマイチだったけレイスは中々の

仕上がりでしたね


追記の追記

これも 配給はお馴染みの A24です はい