「蓮舫」のお里が知れました | 方丈随想録

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蓮舫という人物、参議院議員を長く勤め、都知事選にも立候補したのだが、本名は何なのか知らない人が多いのではないだろうか。蓮舫の姓は「蓮」で、名は「舫」だと思っている人もいる始末だ。Wiki で検索すると、何と「村田蓮舫」、「斎藤蓮舫」、「謝蓮舫」と三説出てくる。有権者が立候補者の正確な姓名を知らされないまま投票させられている、というのは何か可笑しいと思うのだが。そういえば、かつて大阪府知事に「横山ノック」という漫才師出身の男が就任していたが、「横山ノック」は芸名だろうに、それがそのまま選挙で使えるというのも可笑しな話だ。有権者を愚弄するところから日本の民主主義は始まっている、と言わんばかりだ。公職選挙法で、戸籍通りの姓名を用いて立候補する、というように改正すべきではなかろうか。今回の都知事選でもふざけた名前の立候補者がいたが、それも面白いと黙認してはいけない。

都知事選は終わっても、余震らしきゴタゴタは続いている。例えば、蓮舫派の運動員が「R」の一文字のステッカーをあちこちに貼って、街の美観を損ねている。そのことについて記者から質問を受けた蓮舫は、「何のことか分からない」というような趣旨の返答をしている。「S」の字が大きく胸に描かれたシャツを着ていれば、それは「スーパーマン」だが、「R」の字が大きく描かれたシャツを選挙運動期間に着ていたのは蓮舫しかいなかった。「R」は蓮舫のトレードマークだったことは事実だったのだから、ボケをかまして逃げるところではないだろう。

蓮舫支援の人たちが「R」を蓮舫のトレードマークとして貼ったり配ったりした理由はなんだったのだろうか。「R」は「Renho」の頭文字なのだが、同時に「revolution」(革命)の頭文字でもある。蓮舫が都知事になったら、立憲民主党、日本共産党、それに加えて朝鮮総連や中国共産党の工作員まで都庁の中枢に進出できるわけだ。一種の「社会主義革命」が達成できるわけだ。フランス革命の際に、パリ市民が「revolution」を盛んに口にして暴動に参加できたので、蓮舫当選によって俺たちの出番が来た、と早合点した証が「R」なのだ。勘ぐりすぎだろうと言われそうだが、そもそも「蓮舫」を中国語で発音したアルファベット表記は「Lian Fang」だから、頭文字は「R」ではなく「L」なのだ。だから「Lenho」でいいのだが「R」にこだわるのは立憲や共産党が「革命」の意図が底にあることを隠せなかったからだ。

蓮舫は他者を批判しても自分の思想や価値観を語らない。しかし、台湾出身であって北京大学に留学でき、北京大学で伴侶を見つけて結婚したという事実はある真理を語っている。というのは、北京大学に留学できたということ自体が蓮舫が共産主義に親和性を持っていたということ、そして、学生結婚ともなると同じような政治思想や信仰を持っていたということだから、蓮舫は明白な共産主義、その中でも特に過激な毛沢東主義の信奉者である、という可能性が浮かんでくる。したがって、蓮舫が都知事選に勝っておれば、都民は毛沢東主義の人物を知事に担いだということになる。立憲民主党の危険性は、所属議員が自己の政治信条を隠せて政治活動ができる党であることだ。その危険性をいささかでも明かしてくれたのが蓮舫の政治的業績と言えるでしょう。