キッシー的、あまりにキッシー的 | 方丈随想録

方丈随想録

感じたこと、思いついたことを気ままに投稿します。

北朝鮮の元首は国民にプレゼントをするそうだ。「有難く思えよ」と感謝を強要するのだ。日常は食糧不足で飢餓で死ぬ国民も出ているのに。

日本国の岸田首相もこの6月に「定額減税」をして、わざわざ給料明細書に敢えて減税額を表示させるそうだ。「これだけ減税してやる。有難く思えよ。」というわけだ。北朝鮮の金何とかという独裁者よりもさもしいではないか。一方はプレゼント、こちらは「減税」なのだ。わずかの「減税」の一方で「ステルス増税」のオンパレードが展開中ということを国民が知らないと思っているのだろう。国民をバカだと思っているのだろう。

岸田文雄という人物には愛想が尽きているので、今更書きたくもないが、失政を重ねているので書いておこう。

駐日中国大使の呉江浩が「日本の民衆が火の中に連れ込まれる」という脅迫めいた発言をしたが、岸田首相率いる日本政府は何ら抗議をしていない。これは「無差別攻撃をするぞ」という脅しであり、容易に「核兵器を日本に打ち込むぞ」という脅迫のようにも受け取れる。核問題にこだわる岸田首相であれば座視できない発言だと思うのだが。結局、岸田首相はスルーした。そのことは、鳩山由紀夫や福島瑞穂がこの発言を容認したのとは重みが違うだろう。中国が核ミサイルを日本に打ち込むとすれば、岸田の地盤の広島1区に打ち込んでもらいたい。広島1区以外は「ノーモア広島、ノーモア長崎」なのだから。

対中国については後2点記しておこう。

一つは、中国人による靖国神社施設への落書きと放尿である。こうした不届きな行為は中国政府による反日教育に由来している。首脳会談ではそのことを指摘すべきだったし、指摘はせずに「人的交流」の促進を謳っただけだ。ポイントを外していることが分からないのだろうか。そういえば、首脳会談で日中韓でFTAを作る交渉を加速しようと合意したが、夏が来ようというのに冬着の支度をしましょうというようなもので常軌を逸しているとしか思えない。

あと1点は、中国が日本の排他的経済水域に設置したブイである。どう対応するか検討している、という回答を国会で外相がしていたが、結局何もしないということらしい。

こんな様子を韓国が横目で見ていて、悪だくみを考えるのだ。

日本海上空で自衛隊機が韓国の駆逐艦から射撃用管制レーダーの照射を受けた事件が落着したという。韓国は謝罪もせず、事実の認定すらしていないのにである。しかも、事件の起こった際の韓国海軍の行動は怪しいものだ。情報を総合すると、北朝鮮から漁船で脱出を図った人を韓国が北朝鮮当局の依頼で拘束し、最終的に北朝鮮に送り返したというものだ。韓国海軍と海洋警察が北朝鮮の意のままに動いていたという事実があるわけだ。そんなヤバい状況を自衛隊が把握し、しかもその現場の上空に確認に来ていたから韓国としては追い払いたかった、というわけだ。したがって、韓国海軍は北朝鮮の別動隊なのだ。竹島を韓国が占領し、韓国海軍は自衛隊の奪還作戦を想定して毎年竹島付近で演習を行っている。そんな韓国海軍と提携することはできないだろう。朝鮮戦争時に日本の機雷掃海隊が駆り出されて隊員が死亡した事故があったが、それは犬死というものだ。韓国のために日本人の命を捨てる必要はないのだが、岸田首相は自衛隊員の犬死を求めているようだ。

レーダー照射の件が落着したので、韓国が早速したことと言えば竹島南方の日本の排他的経済水域での海洋調査である。

岸田首相のおかげで、日本の主権と名誉と国益がどんどん損なわれているようです。

「ノーモア、ヒロシマ、ノーモア、キシダ」