中国の本質を露呈した董光明の行為 | 方丈随想録

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最近、日本を訪れた中国人が靖国神社に行き、建造物に「Toilet」と落書きし、小便をかけたそうだ。その一部始終を仲間に録画させ、それを中国国内のSNSで流したそうである。

一般論として、墳墓あるいは陵墓というものには畏敬をもって接するのが常識だと思うのだが、どうやら中国ではそうではないらしい。靖国神社だからこそ、そうした行為は許されると中国人は思っているのだろうが、かつての交戦国の慰霊の施設に対しては無礼な行為をしてもいいと考えたのだろう。中国外務省の女性報道官はこの件について、「外国ではその国の法令に従わなければならない」と述べたそうだが、法令順守以前の道徳規範とか常識の問題だろう。中国政府は自国の国民が外国に旅行する際に、旅行先の国の法令を周知させているのだろうか。道徳とか常識にかなった行動をとっていれば、その行動は自ずと法令に遵守しているのだ。したがって、今回、この事件を起こした董光明という人物は道徳心や常識を欠いた人間であるか、あるいは悪意を持って日本の法令を破ろうとしたかである。その両方だろう。

太平洋戦争の敗戦によって、日本人に対してはどんな暴虐なことをしても許されるという妙な価値観が生まれたと思われる。「第三国人」と称された朝鮮人や台湾人が社会秩序が崩壊したことに好機として日本人に乱暴狼藉を加えたし、旧満州では在留邦人が中国人や朝鮮人の襲撃を受けておおきな犠牲を出した。北朝鮮が日本人を拉致したり、中国の艦艇が自衛艦に対して、あるいは韓国の駆逐艦が自衛隊の哨戒機にレーダー照射をしたのもそうした文脈で理解できる。日中韓の首脳会談をいくら開催しようと、対等な主権国家として相互に尊重し、誠意をもって対応し、普遍的価値としての人権を尊重するという姿勢がなければ会談や条約をいくら結ぼうとも意味はないのだ。日本政府は毅然とした態度で対処してもらいたいのだが、岸田ポンコツ政権では「こりゃだめだ」と諦めるしかない。

日本では政治家がポンコツ揃いだが、中国自体も実はポンコツなのだ。中国は漢字文明と儒教を生んだ礼節の国のように思っている人も多いだろうが、実は虚飾まみれの盗人根性国家なのだ。漢字は作ったが識字率は何時の時代も低かったし、儒教道徳を強調したのは何時の時代も強権政治が必要なほど道徳が乱れていた、というのが歴史的事実だ。乱れていたのは道徳だけではなくてトイレ事情もひどかった。中国は近年は巨大なビルを多数作ってトイレ事情は改善しているが、つい20~30年ばかり前は都市部の公衆トイレは大便器は数人が一度に用が足せるようにと溝が1本掘られていた程度だったし、小便器ともなると大きな桶が無造作に置かれていた程度だった。有名な観光施設であれば、近くに比較的きれいなトイレが準備されていたが、そこは有料トイレだった。というわけで、中国人は何時でも何処でも他人に見られてもお構いなしに脱糞放尿する文化を築いてきた。その他にも奇妙な文化を持っているから、「多文化共生」と呑気に構えていると皇居前広場で脱糞されたり、電車内で放尿されたりすることも想定しなくてはならない。

「改革・開放」によってやっと中国は「文明化」したのだが、その「文明化」は余りに最近のことで身についていない。中国人の心性は、基本的に「自然状態」のままなのだ。国際法を破るまくり、覚醒剤の政府主導の下で生産・輸出して「ドラッグ戦争」を始める始末だ。犯罪性向をもった野蛮人だと思って対応したいものです。