概要

前回の記事では『幾何平均(M₁)』及び『幾何標準偏差(σ₁)』の求め方について解説しましたので、今回はその続き『1日測定とした場合の幾何平均(M)&幾何標準偏差(σ)を求める』→『第1評価値(EA₁)を求める』ところまで解説したいと思います。

1日測定とした場合の幾何平均(M)の求め方

①幾何平均(M)は1日測定の場合、幾何平均(M₁)の値をそのまま使えます。

(M₁)=(M)

1日測定とした場合の幾何標準偏差(σ)の求め方

幾何標準偏差(σ)は logσ=√(log²σ₁ + 0.084) で計算します。

 

②「√■」ボタンを押す。

\

 

③「( 」ボタンを押す。

 

④「log」ボタンを押し、σ₁のデータ『1.086』を入れて「 )」を押す。

 

⑤「X²」のボタンを押す。

 

⑥「+」のボタンを押す。

 

⑦『0.084』を入れて「 )」を押す。

 

⑧「=」を押します。

 

⑩関数電卓の最上段左の「SHIFT」を押し、「log」を押します。

 

⑪最下段の「Ans」を押します。

 

⑫「=」を押しましょう。これが『幾何標準偏差(σ)』の答えです。

 

第一評価値(EA₁)の求め方

第1評価値は log EA₁= logM + 1.645logσ で計算します。

 

⑬「log」ボタンを押し、幾何平均(M)のデータ『0.197』を入力する。

 

⑭「 )」ボタンを押す。

 

⑮「+」のボタンを押す。

 

⑯『1.645』を入力する。

 

⑰「log」ボタンを押し、幾何標準偏差(σ)のデータ『1.959』を入力する。

 

⑱「 )」を押す。

 

⑲「=」を押します。

 

⑳関数電卓の最上段左の「SHIFT」を押し、「log」を押します。

 

㉑最下段の「Ans」を押します。

 

㉒「=」を押しましょう。これが『第1評価値(EA₁)』の答えです。

 

第1評価値の求め方と管理区分を決定するに続く!