●概要
前回の記事では『幾何平均(M₁)』及び『幾何標準偏差(σ₁)』の求め方について解説しましたので、今回はその続き『1日測定とした場合の幾何平均(M)&幾何標準偏差(σ)を求める』→『第1評価値(EA₁)を求める』ところまで解説したいと思います。
●1日測定とした場合の幾何平均(M)の求め方
①幾何平均(M)は1日測定の場合、幾何平均(M₁)の値をそのまま使えます。
(M₁)=(M)
●1日測定とした場合の幾何標準偏差(σ)の求め方
幾何標準偏差(σ)は logσ=√(log²σ₁ + 0.084) で計算します。
②「√■」ボタンを押す。
③「( 」ボタンを押す。
④「log」ボタンを押し、σ₁のデータ『1.086』を入れて「 )」を押す。
⑤「X²」のボタンを押す。
⑥「+」のボタンを押す。
⑦『0.084』を入れて「 )」を押す。
⑧「=」を押します。
⑩関数電卓の最上段左の「SHIFT」を押し、「log」を押します。
⑪最下段の「Ans」を押します。
⑫「=」を押しましょう。これが『幾何標準偏差(σ)』の答えです。
●第一評価値(EA₁)の求め方
第1評価値は log EA₁= logM + 1.645logσ で計算します。
⑬「log」ボタンを押し、幾何平均(M)のデータ『0.197』を入力する。
⑭「 )」ボタンを押す。
⑮「+」のボタンを押す。
⑯『1.645』を入力する。
⑰「log」ボタンを押し、幾何標準偏差(σ)のデータ『1.959』を入力する。
⑱「 )」を押す。
⑲「=」を押します。
⑳関数電卓の最上段左の「SHIFT」を押し、「log」を押します。
㉑最下段の「Ans」を押します。
㉒「=」を押しましょう。これが『第1評価値(EA₁)』の答えです。