Reason
誰かが
私に手を差しのべた
誰かが
語りかけた
誰かが
涙をぬぐってくれた
誰かが
頬を叩いてくれた
誰かが
一緒に笑ってくれた
誰かが
背中を押してくれた
誰かが
気づかせてくれた
誰かが
夢を届けてくれた
誰かが
前に進む勇気をくれた
私が
誰かに何かをされる…
私には
される理由がある
誰かが
私に何かをする…
誰かにも
する理由がある
人と人は交じりあう
理由と理由が絡み合い
渦を巻き
世界を創る
あなたが
生きている
理由もある
誰かに
生かされている
理由もある
“なぜ”
ではなく
“だから”
だから
あなたは生きている
自問自答の
“なぜ…”
は何も生まない
“だから…”
は何かを生む
理由であり
意思であり
自分であり
Reason…
それは自分の中にある
元役者志望の小言
役の気持になるのと
役の気持を理解するのと
役の気持を表現する事は
別の事
人は他者になれない
他人の気持にはなりきれない
しかし
気持は理解出来る
理解できても
態度に出すか…
言葉に出すか…
歌うか…
はたまた舞うか…
客に伝えるための
表現をしないと
わからない
なりきりに走ると
客は置き去り
理解に走ると
説明芝居
表現に走ると
くさくて大げさ
役の何がストーリーを運ぶのか
役のどこを掴めるのか
役の何を見せたいのか
その辺がポイントだ
他者になれないと
わかっていながら
なりきる役者達…
好きだから出来る事だと思う