娘は中高一貫校なので、中学・高校の垣根はありません。
先生方も、中学高校両方の授業を持つのは当たり前だし、部活動も中学生高校生が一緒に活動。
なので、まだ中1ですが、大学受験や進路選択の話は、普通の中学生に比べたら、かなり身近な話題のようです。
(○○先輩は、文系らしい、とか、進路は○○を考えている、とか)
その影響もあってか、最近娘も読んでいるようです。
学歴の話って、子どもに伝えづらいですよね。
学歴がすべてではないし、ましてや、学歴で人を判断するような子にはなってほしくない。
なので、我が家は、「偏差値」とか「大学の序列」っぽいことについては、親としては、一切封印して子育てをしてきました。
でも、今の世の中、まだまだ「学歴」がかなり大事だったりするのも事実です。
一番学歴が関係してくるのが、就職活動でしょうか。
私が院生で就職活動をしていた時に、それはそれは見事な「学歴フィルター」を体験しました。
某シンクタンクの大学院生向けの説明会?だったのですが、そこにいたのは、東大・京大・一橋・東工大・早稲田・慶應のみ。
採用側の効率を考えたら、採用人数も少ないのだからそうなるよね、とは思うのですが、「学歴」がないと説明会にすら参加できないんだ、スタートラインにすら立てないんだ、と、当時、かなり衝撃的だったことを今でも覚えています。
20年前の話なので、今はもう違うかもしれないけれど、でも、まだまだ根強く残っている気もします。。。
たかが「学歴」。されど「学歴」。
個人的には、パスポートのようなものだと思っています。
絶対必要なものではないけれど、持っていると、可能性が広がるもの。
パスポート、持っていると、何かと便利だよ。
子どもには、そんな風に伝えていければ、と思っています。
