投資のお話(3) | rabbitの学習記録

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中学1年生の母です。小・中・高の私立一貫校に通っているため、小学生のころから、大学受験を見据えて家庭学習をしてきました。
いよいよ中学生。
本人の興味関心を一番大切に、学習のサポートができるよう情報収集をしていきます。

前回からの続きです。

 

≪過去記事≫ 投資のお話

≪過去記事≫ 投資のお話(2)

 

前回までで、今の投資スタイルにつながる「損をした経験」として、

①JALの倒産

②東日本大震災による東京電力の大暴落

についてご紹介しました。

 

最後は、

③アベノミクスの読み間違い

です。

 

  アベノミクスの読み間違い

 

「読み間違い」書きましたが、正確には「勉強不足」です。

 

というのも、、、

 

2009年にリーマンショックで、株価は大きく値を下げます。

 

2010年にJALが倒産、2011年に東京電力の大暴落、と色々ありました。ただ、リーマンショック後の最株安の時も、会社で学んだ「ドルコスト平均法」に従って、毎月淡々と投資をしていたことにより、第2次安倍内閣発足後には、為替の影響もあって、かなり利益が出ていたんですね。

 

で、「投資での利益なんて、このくらい出れば十分だろう」と思って、「利益確定」をしてしまいます笑い泣き

 

でも、その時はまだまだ「アベノミクス」の始まりの時で、日経平均も1万円台。為替だって、120円そこそこだったと思います。。。ほんと惜しいことをしました。

 

今考えると、この時の判断は、本当に「無知の賜物」チーン

 

「量的金融緩和」の意味と市場への影響を正しく理解していれば、「株」も「土地」も上がることの予想はたやすかったはず。相場は読めないものですが、知識人ならば、「緩和」が続く限り、理論的にはどんどん上がると予想できたでしょう。

 

利確した後も、それを元手に再投資をしていたわけですが、そのまま保有し続けるのが正確でした。。

 

 

  アベノミクスから得た教訓

 

チャートから判断して、こんなものだろう、と推測する。

今考えると愚かですよね・・・

 

というわけで、得た教訓。

 

〇チャートはただの過去。基本的には相場は読めない。

 

〇相場を予想するとしても、理論値を出す材料は「為替」や「金利」に影響を与える「金融政策」。自分なりの予測を立てたいなら、金融を勉強せよ。

 

 

  私の投資スタイル(2)

 

上記から、私の投資スタイルは「現金として必要になるまでは、利益確定しない」です。

 

投資を始めると、ついつい、「利確」が気になります。

特に、昔ながらの「株を売買してキャピタルゲインを得る」という意識だと「利確のタイミング」を気にするのは当然でしょう。

 

でも、正直、相場がどうなるかなんて誰にもわかりません。

また、むしろ、利確することで手数料や税金が発生する場合も。

結局のところ、投資の最大のメリットは「時間」による「複利効果」なんですよね。

 

なので、正解は「持ち続ける」こと。

 

もしポートフォリオを変えたいと思ったら、今までの商品はそのままに、次の購入から商品を変える、という方法を取ることにしています。