あと、一か月ちょっとで夏休みですね
娘の学校では、夏休み前に保護者面談があるのですが、その保護者面談で、進路(中学校へ内部進学するのかor外部受験するのか)についてのお話があります。
娘の学校は私立の小学校で、多くのお子さんが、内部進学で中学校に進学します。
でも、一部ではありますが、他の学校に進学される方もいらっしゃいます。
理由は、本当にご家庭によって様々。
「もっと英語力を伸ばしたいから」と、英語教育に力を入れている中学校に進まれる方
「医学部に絶対行きたい(行かせたい)から」と、より難しい進学校に挑戦される方
「習い事に力を入れたいから」と、お勉強のペースがもっとのんびりした学校に進まれる方
本当に様々です。
でも中には、ご両親も本人も内部進学を考えていたのに、成績が基準に達しないという理由で中学校に上がれない人も、残念ながらいらっしゃいます。
この場合、下位何人(何%)が落ちるという相対評価的なものではなく、娘の学校の場合は絶対評価的なものでの判断になります。
だから、全員が、きちんとやるべきことをやっていて基準に達していれば、希望した子は全員内部進学できます。
先生も、せっかく小学1年生から6年間育ててきているので、できれば希望者全員に内部進学してほしい、と思っておられます。
でも。。。
日頃の提出物(作文や教科の課題など)を出していない
日頃の小テストや単元ごとのテストで点数を全く取れていない
そのたびに、先生は、ご家庭や本人にご指導をされています。
それでも…
やるべきことをやっていない
お勉強する習慣が身についていない
そうなると、やっぱり、中学校への内部進学は厳しくなります。。。
中学校は、中学受験を経て入学してくる優秀なお子さんが多くいます。当然、その子たちと一緒に学習するわけですから、小学校側も、学習習慣すらないような子を無責任に推薦するわけにはいかないんですね・・・
というか、そこで進学してしまったら、小学校以上についていけなくなり、最後は、中高一貫校なのに、高校に上がれない、という事態になってしまいます。
今は共働きのご家庭も多いですし、お仕事が忙しいと、子供の勉強をつきっきりでサポートするのは無理だと思います。
それでも・・・
子供が今何を学習していて、ちゃんとついていけているのかを、テストの点数で確認する。
ついていけていないようなら、なんらかの対策(塾・家庭教師)を講じる。
それをせずに、成績や通知表には基本的に無関心。
小学校受験して附属校があるんだから、内部進学できるでしょ~、と甘くみている。
そして、いざ、内部進学が厳しいと知ってから、慌てる。
これ、すべて親の責任だと思います。。。
今、中学受験を回避して小学校受験をされる方が増えています。
特に、共働きのご家庭は、中学受験の大変さを見聞きして、小学校受験を検討される方、多いです。
でも、私立小学校で附属の中学校に内部進学できるからといって、お勉強をしなくていいわけではありません。
子どもは、まだまだ、小学生。
小学6年間を適切に見守り続けること、とても大事です。