「暗記より思考力が大事」と言われて久しく、思考力を伸ばすことばかり?が注目されがちですが、学習に暗記(覚えること)は多かれ少なかれ、絶対に必要な分野です。
そして、暗記(覚えること)って、得意な人と苦手な人がいて、それは、持って生まれた能力の違いだと、私自身長らく思い込んでいました。
たしかに、1回読んだだけで覚えられる人と、10回繰り返さないと覚えられない人はいると思います。持って生まれた脳のスペックの違いはやっぱりあります。
でも、暗記にも、実は、ちゃんとした「コツ」があるんですね。
しかも、そのコツは、ちゃんと「根拠」があって、「(現段階では)科学的に正しい」こと。
10回繰り返さないと覚えられない人でも、この「コツ」を実践すれば、7回で済むようになるかもしれません。
そんな「脳科学的に正しい、効率のよい学習法」について書かれた本です。
中学受験専門塾の先生が書かれた本ですが、中学受験する小学生だけでなく、中学生や高校生にも参考になる内容です。
暗記が必要な資格試験の勉強をしている大人でも、参考になると思います。
ーーー 以下、Amazonの本書の紹介より抜粋 ---
・漢字の書き取りを10回も20回もする
・蛍光ペンで色を塗ったり、アンダーラインを引いたりしながらテキストを読む
・テストの直前1週間くらいで集中的に勉強する
・一夜漬けする
これらはすべて、科学的に「非効率」とわかっている勉強法です。
せっかく頑張っているのに、なかなか成績アップにつながりません!
その結果、お子さんは「自分はアタマが悪い」と誤解してしまいます。
「学習」は、
脳のしくみに基づいて行うかどうかで効率が大きく変わります。
お子さんを、ゴールまでの最短ルートに導いてあげてください。
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子どもの頑張りや努力も、その方向がそもそも間違っていたら、とても非効率です
子どもには、その頑張りが報われるよう、正しい努力をさせてあげたいですね