おはようございます!

渡邉ひとしです。

 

中小企業も大企業も

日本の市場に於いては

 

同じ『外部環境』のもとで

懸命に営業活動をしています。

 

大企業の課題や

経営手法を観察することで

自社の経営に活かしてください。

 

今日の企業事例[第372話]は

『子会社の再編し事業を効率化する』

 

 

(*写真はイメージです。)

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M&Aで拡大してきました

 

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1982年6月に

横浜市で創業者である小川賢太郎氏が

<ゼンショー>を設立しました。

 

1982年11月に

牛丼店『すき家ビルイン1号店』として

生麦駅前店を開店しました。

 

2000年7月に

食品スーパー<カスミ>から

『ココスジャパン』の株式を譲受しました。

 

2002年5月に

<セゾングループ>からレストラン

『CASA』の一部店舗を譲受しました。

 

2005年2月に

<双日>が保有する<なか卯>の株式のうち

発行済み株式33%を取得しました。

 

2006年4月に

<サンビシ>からの営業譲渡により

全事業を承継しました。

 

2007年3月に

<カッパ・クリエイト>の第三者割当増資を

引き受け筆頭株主になりました。

 

2007年3月に

<あきんどスシロー>の発行済み株式を

取得して筆頭株主になりました。

 

2011年10月に

店舗運営事業を<ゼンショー分割準備会社>

に承継させ持株会社へ移行しました。

 

<ゼンショー>が

<ゼンショーホールディングス>に

 

<ゼンショー分割準備会社>が

<ゼンショー>に商号変更しました。

 

 

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< ゼンショーHD >のビジネスモデル

 

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2018年7月に

<すき家>は『アマゾンアレクサ』を使った

弁当予約サービスができるようにしました。

 

昨年11月からアレクサでのメニュー注文を

牛丼などメニュー限定で始めていましたが

全メニューを注文できるようにしました。

 

2018年7月に

外国人労働者の受け入れ制度の拡充について

小川賢太郎会長兼社長が表明しました。

 

消費者団体などで構成する

『国民生活産業・消費者団体連合会』の

会長でもある小川賢太郎氏は

 

労働力不足の解決に向け

外国人労働者の受け入れ制度の

さらなる拡充を求めて

 

「各国の経験を踏まえた

制度づくりが必要だ」と述べました。

 

日本人の従業員と同様に

店内の単純作業から始め

徐々に専門的な仕事を覚え

 

管理職としての仕事に就くなど

ステップアップできる制度が

必要だと考えています。

 

2018年7月に

西日本豪雨の被災地支援の一環として

避難所に食事を提供しました。

 

岡山県倉敷市内の避難所2カ所に

3日で100食ずつの計300食

すき家の牛丼並盛を届けました。

 

2019年8月に発表した

『2018年4~6月期』の連結決算は

純利益が前期比34%減でした。

 

主力の牛丼店『すき家』は

既存店の売上高が伸び

 

回転ずしの『はま寿司』や

パスタ店の『ジョリーパスタ』などの

新規出店が貢献しましたが

 

牛肉や米などの原材料価格と

人件費の上昇が収益を圧迫しました。

 

2018年9月に

北海道地震の被災地で3日間

『すき家』の牛丼を無料で提供しました。

 

避難所にキッチンカーを派遣して

みそ汁と一緒に3日間で

約1000食を提供しました。

 

2018年10月に

米国の持ち帰りすしチェーンを

買収すると発表しました。

 

買収するすしチェーンは

<アドバンスド•フレッシュ•コンセプツ>。

 

北米とオーストラリアで

フランチャイズチェーンを中心に

約4000店を展開しています。

 

2008年から牛丼店『すき家』を中心に

海外展開を進めてきましたが

米国では飲食店をだしていないため

 

現地チェーン店の販売や

調達網などを生かして

米国市場を開拓する狙いです。

 

2019年4月に

『Pontaポイント』など共通ポイント3種を

グループ全店で導入すると発表しました。

 

これまで自社ポイントを

運用してきましたが

 

 

『楽天スーパーポイント』や

『Pontaポイント』『dポイント』の

共通ポイント導入で利用者の幅を広げ

 

より精緻に来店客の動向を

分析できるようにする考えです。

 

2019年5月に

東証2部上場の<ジョリーパスタ>を

完全子会社化すると発表しました。 

 

1月にグループ内のレストラン事業を

統括する新会社を設立していて

 

傘下の<ココスジャパン>などと合わせて

グループ内の出店戦略や経営管理などを

効率化する狙いです。

 

2019年5月に発表した

『2019年3月期』の連結決算は

純利益が前期比24%増と過去最高でした。

 

買収した米国の持ち帰りすしチェーンや

外食事業の新規出店

既存店の売上高が伸びたことが寄与しました。

 

2019年6月に

マレーシアの飲食チェーンを展開する

現地企業を買収しました。

 

『ザ・チキン・ライス・ショップ』は

ショッピングセンター内を中心に

約100店の飲食店を展開していて

 

イスラム教の戒律に沿った商品

『ハラル認証』も取得しているため

 

イスラム教圏などの店舗展開にも

生かす考えのようです。

 

2019年11月に発表した

『2019年4~9月期』の連結営業利益は

前期比30%増になりました。

 

『4~9月期』としては

8年ぶりの最高益です。

 

『すき家』でトッピングを充実させた

『お好み牛玉丼キムチーズMix』が

人気を集め

 

『はま寿司』も期間限定メニューの

販売が好調でした。

 

2019年11月に

ジャスダック上場の<ココスジャパン>を

完全子会社化すると発表しました。

 

グループ内のレストラン業態を子会社の

<日本レストランHD>の傘下に再編して

事業を効率化する狙いです。

 

上場維持に必要なコストを圧縮して

出店や配送面などの相乗効果を

高めようと考えています。

 

 

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株式会社未来デザインカンパニー 代表取締役

未来志向型経営コンサルタント

愛知産業大学 非常勤講師

中部大学 非常勤講師

渡邉ひとし

 

E-mail:mirai-design@ogaki-tv.ne.jp

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